大切な人を、本当に大切にしているだろうか

今日、次男の大切な友達の告別式でした。
同じ年のクラスメイト。

突然の訃報でした。

昨夜はお通夜、先ほど告別式でした。
お母様は、本当に消え入りそうなほど、
憔悴されていました。

私もお気持ちが痛いほど伝わってきて。
本当に胸がつぶれる思いでした。
大好きな息子が突然いなくなる。
出かけるときに「行ってきます」といって、
それが最後の言葉だなんて、いったい誰が想像つくでしょうか。

当たり前のように夕飯時に帰宅して、

「明日からの学年末試験は大丈夫?」
「部屋片付けなさいよ!」
「もう、なんでお風呂早く入らないの?」

そんな日常が、なんと尊いものなのか。2017-03-08_184551

リビングに丸まった脱ぎちらかった靴下
ベッドで隠れて食べたであろう、お菓子の空き袋
昨日出し忘れたお弁当箱

普段なら怒りそうなことが、
なんとありがたい現実。

子供たちが生きているから、
起こる現実。

それを思い知って、散らかった息子の部屋を
ありがたい気持ちで片づけました。

今朝行ってきますと出て行った大切な人が、
夕方ただいまと帰宅する保証は、どこにもありません。

間もなく3.11ですが、
あの時も感じました。

大切な人が、ずっと大切な人として存在する保証なんて
何処にもないんです。

息子が昨日言っていました。

一緒に大好物を食べることも
来週遊ぶことも、
今度お花見することも
夏休み旅行することも

もう、実現できない。
実現できることは、当たり前じゃないんだ。
ありがたいことなんだ。
確定じゃないんだ。
そうなんだよ、決まってはいなんだ。

そういって、息子は泣いていました。

その現実は、日常なかなか実感できませんよね。

アメリカ同時多発テロ。
この泣きじゃくった次男がおなかにいたときに、起こったテロでした。
当時はドイツにいた。
あの時にみたCNN。
今でも絶対に忘れません。

突然ビルに突っ込む飛行機。
崩れ去るビル。
混乱する中継。

あの同時多発テロの時、
ネットで拡散されたある詩。

息子を亡くしたお母さんの詩です。

「最後だとわかっていたなら」
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦 

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう 

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう 

あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう 

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい 

そして わたしたちは 忘れないようにしたい 

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを 

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから 

微笑みや 抱擁や キスをするための 
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと 

だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも
いつまでも 大切な存在だということを
そっと伝えよう 

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう そうすれば
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

~~~

どうかどうか、皆さまも大切な人を今こそ大切に。
次男のお友達のご冥福を本当に本当に、心よりお祈り申し上げます。

 ===

カウンセリングは、予約センターにてご予約を入れてご利用くださいませ。

電話番号:06-6190-5131 

営業時間:12:00~20:30

定休日:月曜日。ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜日。

皆さまからのご予約、お待ちしております。

 

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

目次
閉じる