イライラから解放されたい!

夫や妻にイライラする。
彼や彼女にイライラする。

イライラする気持ちは、本当にエネルギー消耗します。
ようは疲れる。

出来たらイライラはなるべく感じないに越したことはないと
私は思うのです。

隔週金曜日のアメブロ「大人の恋愛術」
こちらでもご紹介させてください。
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momi2*  momi2*

今度の週末のデート、突然のキャンセル。

なんで?
私のこと、一番最優先じゃないってこと?

大切にされていない気がして、本当にイラつく。

XXX

私は専業主婦。
育児に追われる毎日。

でも夫はしょっちゅう会社の帰りに同僚と飲んで帰る。
それに、週末も趣味の釣りに出かけたり、
たまに会社のゴルフコンペにも参加している。

なんだかずるいなぁって思う。
でも、私、養ってもらっている立場上、
強く言えない部分もあって、ついつい何も言えない。

でも、イライラしてしまって今度は子供にぶつけてしまうことも
1度や2度じゃなかった。

こんな自分にもイライラする。

momi2*  momi2*

相手の反応についイラッとしてしまう。
怒りが爆発して、怒鳴り散らしてしまう。

パートナーシップ間に限らず、色々な場面で
「イライラ」「怒り」は感じてしまう感情ですよね。

この感情は
「我慢」と「期待」という感情と密接に連動していて、
依存的な立場にいると、強烈に感じる感情です。

特に依存的な立場は、自分が無力で何もできず、
「無価値感」を感じやすいのも特徴。

自分は大切にされないくらい、価値がない。
自分はちっぽけに扱われちゃう、価値のない存在なんだ!

という感情を刺激されちゃうのですね。

私は彼女だから最優先で時間を作るはず(期待)
       ↓
彼は週末デートを何かしらの理由でキャンセル
       ↓
私は軽く扱われた! (と解釈)
       ↓
私の価値ってその程度なんだ (と解釈)
       ↓
    悲しみを感じる (辛い!)
       ↓
   悲しみを感じたくないから、その上から怒りをかぶせる。

私は専業主婦で、稼いでないから何も言っちゃいけない。(我慢)
       ↓
夫はゴルフやら飲み会やらに出席
       ↓
なんで同じ親なのに、私は我慢しなきゃいけない?  (我慢)
       ↓
  私、なんだかすごくかわいそうでみじめ。 (と解釈)
       ↓
    悲しみを感じる  (辛い!)
       ↓
このみじめな気持ちを感じたくないから、その上から怒りをかぶせる。

momi2*  momi2*

よく面談ルームでカウンセリング中、私がやる仕草の一つに
「偉そういい女バージョン」というものがあります。(勝手に命名)

「こんないい女とのデートをキャンセルするなんて、
あの男も残念なオトコよのぉ~。

ま、それか、こんな素敵な私よりも優先するとは
緊急事態だったのかもねぇ~」

右斜め45度を見上げ、すこーし遠い目をして、
カウンセリングルームのソファーに深く腰掛け、
足を組んで、「プファ~」となぜかタバコをふかしている仕草・・・

(様子が伝わります??)

「こんな風に思えたら、デートキャンセル男にも
イラつかないと思いませんか?」

と私が言うと、

「絶対思えませんよ~」

とクライアント様はおっしゃいます。(笑)

でもね、カウンセリングで最終的にはこんな感じに思える
「いい女」を目指しましょうよ!
と、目標設定すること、結構多いのですよ。

自己価値を受け取っていくと、
「愛される現実」を選んでいけるようになっていきます。

デートキャンセル男のことは、
「こんな素敵な私を差し置いて、他の予定を優先とは許せん!」

とばっさり切り捨てる選択もできるでしょうし、

「まぁ、こんな私とのデートの予定をキャンセルするなんて、
よっぽどの非常事態なのね」

と彼に理解を示すことができ、恨めしや~のまなざしではなく、
温かい目で彼を見守ることができ、

そんな器の大きな女性に、さらに相手は惚れ直すかもしれません。

専業主婦でも

「私が頑張っているんだから、子供もすくすく成長しているし、
おいしいご飯にありつけるのよ!」

と自分の価値を受け取れたら、

「だから私も楽しめること、やりたいこと、
今できることをやっていこう~っと」

と選択ができます。

本当に多くの方に「我慢ぐせ」の傾向があり、
大抵、子供時代に身に着けた長年の習慣であることが多いです。

 

「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
「我慢こそ美徳」
「我慢出来てえらいねぇ」

など、お母さんに言われて、その考え方が根強く心の中に
オートマチックにインプットされて、その思考パターンが
常に作動する。

子供の頃はその考え方が褒められることにつながっていたけれど、
パートナーシップにおいては、

ほとんどが怒り爆発につながります。

momi2*  momi2*

自己価値はどうやって身につければいいの?

という質問が次に続きますよね。

これはいつもブログに書いていますが、価値のない人は一人もいないのですよ。

 

あなたの存在で笑顔になっている人は誰ですか?
あなたが誰かを喜ばせてあげられるとしたら、何ができる?
あなたが頑張ってきたことは何?

というような質問を投げかけていきます。

人は今日まで生きてきた中で、
誰かと必ず関わりがあったでしょうし、
誰かに少なからず影響を与えてきたでしょうし、
なにがしか、頑張てきたはず。

自分なんかに価値はないと思ってるのが、
ほかならぬ自分自身だったとしたら、

周りの人もそう扱ってくる!と悲しい気持ちになり、
その気持ちを感じなくする為に、怒りを使ってしまう。

カウンセリングでは辛抱強く、
「自己価値」を受け取っていくことをしていきます。

もうしつこくカウンセラーが

「大絶賛!」をし、
「魅力」を伝え、
「ここがすごい!あそこがすごい!」
と話の中からひょいひょいと、称賛する出来事、
考え方を拾い上げていきます。

もうマグロの一本釣りのごとく。(笑)

すると「もしかして、私ってすごい??」
と、疑りはじめ、
やがて確信に変わり、
本当に怒りを感じることがグッと減っていくんですよ。

我慢と期待と無価値感。
手放していきたいですね。

自分と大切な人のために。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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