「何なの?この部屋は?ひどくない?」
リビングのテレビの前にお布団がしいてある。
長野の星空ツアーから帰宅したとき、一人お留守番をしていた長男は
PS4でゲームに没頭の真っ最中。
息子もびっくり。
「ちょっと、帰ってくるの、早くない?」
「中央高速がすいてて、すいすい帰ってこれちゃったのよ。
それよりなんなの?このグータラ生活そのままは?
どーせ一晩中ゲーム三昧だったんでしょう?
ちょっと、ママたちがいなかった時は、掃除くらいしてよ!」
「なんで帰ってくるなり、怒るんだよ!
なんなんだよ!
掃除ならしたよ!なんでやっていないって決めつけるんだよ!(怒!」
ふだんからだらしないからでしょう?
どーせ鬼のいぬ間になんとやら・・だったんじゃないの?
あ、ごみ箱にカップ焼きそばの入れ物が捨ててある。
どんだけだらしない生活してんのよ!
旅行疲れもあって、責める感情がどんどんわいてきて、
イライラがマックスに。
その日の朝市で買ってきた「朝取れ野菜」を冷蔵庫にしまっていた時。
今朝買ってきた桃をみて、思いました。
桃は長男の大好物。
私は「あ、長男が喜ぶかな」という思いで、買ってきたことを思い出しました。
「ねぇねぇ、この桃買ってきたんだ。
あなたが喜ぶかな~って思って。
ごめん、ママ、いきなり怒って嫌な奴だったね。
ごめんね」
長男の部屋に行って、伝えてみました。
「ほんとに悪いって自覚ある?
帰ってきてすぐに怒鳴るって何なんだよ。
嫌な気持ちになるでしょう?」
「だよね、ごめん、ママ、イラッとしちゃったよ。
そりゃーそうだ。
どやどや帰ってきて、いきなり怒られたら「はぁ?」って思うわな。
桃、あとで食べよう」
「OK~。ありがとね、ママ。」
と、和解。
このようなやり取り、子供にはもちろんですが、
パートナーにもしてしまいがちなんじゃないかな、と感じました。
長男は
「親がいない時くらい、好きなように過ごしたい。
リビングでだらだらDVDみて、ゲームして、時間を気にしない生活を楽しみたい!
誰にも迷惑も掛かっていないし、いいじゃないか!」
という気持ちで、
私は
「親がいなくてもしっかり生活してほしい。
夕ご飯も栄養を考えて欲しいし、
家は汚さないでほしい。
帰宅したときにストレスになるから」
という気持ちで、
どちらの言い分も自分が正しいと思い込んでいるのですね。
人って自分の目線で物事見るもんだなぁ~。
息子はどう思っている?
と、ほんのちょっとだけ
気持ちを俯瞰する癖がついていると、イライラもちょっとクールダウン出来て、
バトルの時間も終わらせることができるように思います。
パートナーシップはどれだけ相手の立場にたてるか?
という成熟さがカギですよね。
ただでさえ暑くて、イライラしちゃいますもの。
猛暑ですが、皆様お身体大事にしてくださいね。
長野県阿智村の夜空の写真、高感度カメラでとりました。
満天の星空でしたよー。
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