「この人には私がいないとダメなの!」は、残念な女性への第一歩です

「私にだけあなたは弱いところを見せてくれるのね」
「彼は私がいないとダメなのよ」
「だから私が尽くしてあげなくちゃ」

母性本能を持っている女性なら、もちろん誰もが感じる可能性が高い
気持ちです。

彼が「実はお金の工面ができなくなった。
ちょっとかしてくれる?
ごめん、お前にしか頼めないんだよ。」

と、「お前にしか」といった特別感を醸し出すセリフに飛びつく。

私が彼を守ってあげなきゃ。

そんな気持ちになるのは、理解できます。
しかも、自分が好きになった男からそんな事言われたら、
そっこー、コンビニのATMに走りたくもなります。

2016-07-27_143006または・・・・

彼は部屋の掃除もなかなかできない。
私がいないと何もできないのよね。

っと張り切ってしまう。
尽くそうとしてしまう。

女子力の高い方なら、さっさと部屋をどんどんきれいにしていくことでしょう。

将来の嫁候補に考えてくれるかも☆
なんて下心もあるかもしれませんね。

でも、尽くして尽くして、そしてもしも彼が
「ごめん、好きな人ができたんだ」
なんていきなりの告白があったとき。

なんで?
あんなに尽くしてあげたのに?

なんでなのよ?
あんなに尽くしてきたのに?

なんで?こうなるの????

とショックを受けるだろうと思います。

でも、男性って尽くされて「感謝」は感じるけれど、
「愛」を感じるとは限りません、ザンネンながら・・。

「この人には私しかいない!」

という気持ちを女性が持っている時、
相手の男性をダメ男君に仕立て上げています。

私がいないと、この人はなーーーーんにもできない!って。

こんな時、女性自身も思っています。

やっとダメダメな私が役に立てる場所ができたっ!
だから、彼にはずっとダメダメでいてもらわないと。
だってダメ男じゃなくなったら、私はいらない存在になっちゃうんだもん。

自分が無価値感の塊だと、やはり無価値感満載のパートナー
がやってきます。

本当に幸せに双方が感じるパートナーシップは、
お互いが高めあっていけるパートナーシップです。

掃除ができない彼には
「ほら、こうすると簡単にきれいになるんだよ。
一緒にやってみよう!」
と言えば、あなたも満足、彼はスキルが身につく。

お金はエネルギー。
エネルギーをパートナーから奪う、奪われる、
ということが起きるとき、パートナー関係は対等でなくなります。

誰かが犠牲になる、我慢する生き方では
なかなかしあわせ感は感じません。

双方がハッピーになるパートナーシップを一緒に考えていきませんか?

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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