よくカウンセリングでクライアント様に提案しているコミュニケーション法なのですが、
パートナーシップでも、
子育てでも、
ママ友との間でも、
どんなときにも使えます。
「ママ、もう今日の試験で疲れちゃったよ!」
「試験で疲れちゃったのねぇ」
「今日、雪でなかなか電車が出なくて、本当にイライラしたよ!」
「あー、電車が出なくてイライラしたんだ~」
「今日クレームの電話で、本当に落ち込んだ!」
「本当に落ち込んだのねぇ」
人はただ自分の発した言葉を繰り返してもらうだけで、
まるで自分の気持ちを汲んでくれたかのように感じます。
カウンセリングでは、この手の話は
「離婚を言い渡された」
という場面でも使うことが多いです。
当然、離婚だ!と言われたら、拒絶反応しちゃいますよね!
「いやよ、絶対私は離婚なんかしないんだから!」
と言い返しちゃう。
それはごもっとも、ですよね。
言い返しちゃいますよね。
でもこれで、ずっと泥沼の様にする、しないで膠着状態になってしまったら。
「俺は離婚したいんだ!」
と言われたら、
「そうなんだ、離婚したいんだね。」
といったん、オウム返しをし、
「でも、私はまだ気持ちの整理が付けられないの」
と続けた方が、相手の受ける印象がちょっと変わってくるかもしれません。
人は、自分の気持ちを汲んでくれた人の声に耳を傾けようと
することがあります。
最初から拒否される人の声は、まずまず絶対聞こうなんて思いませんから。
なので、学校に行きたくない!という我が子を
「何言っちゃってるの?だめ!行きなさい!」
ではなく、
「そっかぁ、学校に行きたくないんだね」
とオウム返しをしてから、
「でもどうして行きたくないの?
ママは行った方が良いと思うんだけれどな。」
と続けた方が、きっと子供も心を開いてくれるのではないかなと
思うのです。
オウム返し会話。
この人、わかってくれるんだ~と思わせる技です。
簡単ですから是非試してみてはいかがでしょうか。
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