自己価値を受け取ることがなぜ大切なの?【アメブロ「大人の恋愛術」より】

パートナーに対して
「言わなくても察しってくれるだろう」
「わざわざ言うほどのことでもない」

そんな気持ちからパートナーに感謝の言葉を
伝えていなかったり。

反対にパートナーの行動にいちいちイラッと来てしまい、
責め立ててしまう。

どちらも共通するあるキーワードとは?

隔週金曜にアメブロに掲載しています「大人の恋愛術」。
本日アップの記事はこちらです。
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ある男性のお話し。
「妻に感謝の気持ちは持っている。
家のこともよくやってくれているし。
ご飯もおいしいし。
でも今まで結婚20年になるけれど
感謝の言葉は伝えたことがありません。
妻に対して、好きだ、とか、愛してる、
なんて口が裂けても言えない。
なんだか恥ずかしくって。
そんなこと言ったら、
『はあ?なんかあった?』
『どうかしちゃったの?』
なんていわれちゃいそうで。」

私は、

「ちゃんと言わないと、きっと奥様あなたが
感謝してることも、
好きだっていう気持ちがあることも、
わかっていませんよ。
むしろ、
「うちの夫は感謝もしてくれない。
私のことどうとも想ってくれてもいない。」
って心を閉ざしちゃうんじゃないかしら。」
とお伝えしました。 
  
またはこんな話。
結婚生活が長くなって来たり、
お付き合いが長くなってくると、
無意識に相手を攻撃している。
パソコン好きの相方が、また家電量販店で何かパソコンの
アクセサリーを買ってきたりすると、
「またそんなもんばっか買ってきたの?
家が狭いんだから、もう邪魔になるだけなのよ!」
と速攻ダメ出ししちゃったり。
ちょうど夜の連ドラが始まる時間に夫が帰ってくると、
「もう、なんでいっつもこのタイミングなのよ~!
ドラマ見たいんだから、もう、終わった時間に帰ってきてよ!」
と言っちゃったり。
彼が遅い夕飯食べている時にお茶碗が、
「カチン!」
なんて音を立てようものなら、
「ちょっと!今いいところなんだから!
聞こえないじゃない!」ヽ(#`Д´)ノ
とキツク言っちゃったり。
でも実は言ってる本人は
「間違ったこと言っていないし」
と思っているから、相手がどんな気持ちになっているか、
知ろうとも思わないし、
どこの家庭でもこんな会話普通だと思っている。
だから将来、こんなやり取りが離婚問題に発展するなんて、
これっぽっちも思ってなんかいない。
   
どちらの例にも「自己価値」がキーワードになっています。
自分がパートナーに感謝を伝える。
自分の愛情を差し出す。
もしも自分自身のことをちっぽけに扱ってしまっていると、
「私が伝えても、意味がないんじゃないか。」
「私の愛情なんて受け取ってもらえないんじゃないか。」
と思って、伝えたほうがいい言葉も
飲み込んでしまう。

 

私たちが伝える言葉には、とても影響力があるのに、
「自分なんか・・・」
と、ちっぽけに自分を扱っていると、
相手を喜ばせることや
相手を幸せな気持ちにしてあげる、
そんな素晴らし力を使わないままでいてしまう。
本当にもったいない。
誰か周りの人を攻撃してしまう時。
周りの嫌なところ、欠点ばかりが目に付くとき、
自分自身の嫌なところ、
自分自身の欠点がやっぱり目につきやすく、
自分なんか全然ダメダメだぁ~っと心の底で
思ってしまっていることが多いです。

 

自己価値を受け取っていない方ほど
「上から目線」になってしまったり、
「優越感」を求めるようになります。
ダメな自分(と勘違いしている感情)を少しでも
感じたくないものですから。

 

(自己価値を受けとている人ほど、
謙虚に物事受け取りやすく、
常に感謝の気持ちを持っていることが多いんです)
これらのことからも
「自己価値を受け取る」ことは
うまくいくパートナーシップには本当に大切なことと言えます。
   
自己価値を受け取る方法はいくつかありますが、
その中の一つをご紹介しますね。
あなたのパートナー、
あなたの職場の方、
あなたの家族、
あなたの友達、
3人ほど選んでください。
そして、その3人の「ここはすてきだなぁ」
と思うところ、書き出してくださいね。
1人10個書き出せますか?
優しい、
言葉使いが丁寧
親身になってくれる、、
などなど、、。

 

その「素敵だな」と感じた部分は、
あなたの中にすでにある「素敵さ」ですよ。
え~~、ないない!と思われた方!
その素敵さがあなたの中にあるから、その素敵さに
気が付けるんです。
あ~、そうかぁ、私にはこんな素敵さがあるんだなぁ。
そうやって一つ一つ「認める」という作業を
していってみてくださいね。

 

そうやってあなたの心の中に「器」を作っていってほしいのです。
私はこんなに素晴らしいんだ。
私はこんなに素敵なんだ。

 

そう思える力は、この心の器の大きさに比例します。
自己価値を受け取った分だけ、この器は大きくなります。
今までの心の癖で
「そんな素敵さ、私にはあるはずがない。」
と思てしまったら。
ブログで沼田が言っていたから、
とりあえずやってみようかな、
で最初はいいです(笑)
ひとつづつでもいいんです。
少しづつでもいいんです。
そのうちに心の在り方が変わってきます。
「ひょっとして、私、そんな素敵さあるのかな?」
と、疑う気持ちがありながらも思いはじめたらしめたもの!
自己価値をどんどん受け取っていきましょう!
それが近い将来、あなたと大切なパートナーのために
なることですから。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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