「男は女の敵」「女は損!」と思っていませんか?【アメブロ「大人の恋愛術」より】

まさにタイトルそのまま。
このお気持ち、感じているとなかなかパートナシップは上手くいきません><

隔週金曜日に執筆しております、アメブロ「大人の恋愛術」。
本日UPされた記事です。

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結婚した後も私は仕事を続けていた。
共働きのほうが収入もいいし、
将来に向けて貯金もしないといけないから。
でも突然、夫に転勤の辞令がおりた。
夫は言う。
「ついてきて欲しいんだ」
仕事を続けたかったけれど、私は仕事をやめることにした。
でも、やめた後も何だか納得いかない。
私が転勤になったら、夫は会社を辞めて私についてくる?
なんで女性が男性に合わせなきゃいけないんだろう?
あぁ、男に生まれたかったよ~!
XXX
小さい子供の育児で、私はへとへと。
家でコーヒーすらゆっくり飲めない。
電話でママ友と話をすれば、
注意を惹きたいのか、子供がやたら話しかけてきて、電話すらゆっくり出来ない。
なのに、夫から「今日飲みに行くから、夕飯いらない」とラインがきた。
私はコーヒー1杯もゆっくり飲めないんだよ?
なのに夫は結婚前も結婚後も、子供が出来ても彼のペースは変わらない。
飲みにもいけるし、仕事もできるし、夜はゆっくり眠れるし!
女って本当に損!
   
色々な出来事から、
男は女性の敵。
浮気はするし、好き勝手やるし、本当にむかつく存在!
女で生まれた私は本当に損!
我慢するのはいつも女。
もう絶対来世は男に生まれたい!
こんなお気持ちになること、あるかもしれません。
こんな感情が心を支配している時、
パートナーシップが上手くいっていない事が多い気がします。
上手くいかないから、「男は女の敵!」「女は損!」と思うのか、
「男は女の敵!」「女は損!」と思うから、パートナーシップが上手くいかないのか、
卵が先か、ニワトリが先か?
のお話と同じで、堂々巡りになりそうですが、

 

「女である私は(かわいそうな)被害者」
「男であるアイツは(ひどい)加害者」
という気持ちが心の根っこにある限り、
私たち女性は「(かわいそうな)被害者」であり続けようとしますから、
幸せから遠ざかってしまいますよね。
あ~~、もったいない!!(’A`|||)
   
私も以前

 

「男は浮気するもの」
「女性は割にあわないことばかりだ」
「何で女性ばかり制限が多いの?」
と感じていました。
もう何十年も。
私の父は門限に非常に厳しい人でした。
社会人になっても23時は帰宅しなければならず、駅からバスに乗らなきゃいけない
我が家でしたので、(つまり駅から遠い)
私は毎度走って汗だくになって帰宅。
飲み会では2次会はいつも泣く泣くパスする日々。
なのに弟にはこの門限はなく、午前様でも怒られることはありませんでした。
なんで性別で区別するの!?
と、ずっと私は父に対して怒りを感じていました。
進学のことでも、弟と女性である私は差をつけられていました。
私の中で、「女性は損だ」という心が子供時代から形成されていたと、
後々心理学を学んで知りました。
結婚前に何人かの男性とお付き合いもしましたが、
いつも男性側に新たに好きな人が出来てしまい、
「ごめん、他に好きなコが出来た。別れてほしい」
と、ジ、エンドになる恋愛ばかり。
こうなると、「男の人は一人の女性を長く愛せない」
「男って絶対浮気する!」
そんな思い込みをドンドン固めていってしまっていたんですよね。
無意識にですけれど。
   
この思い込みを手放せると・・・。

 

「女性に生まれて、本当によかったぁ」
「女性である自分が大好き」
と思える出来事が起こります。
「そう思える出来事が目に入ってきやすくなる」と言った方が、
より感覚的に近いかな・・と思います。
そうは言っても、
「男は女性の敵」教や
「女は損!」教の信者になってしまうと、
なかなか、その思い込みを手放せませんよね。
信じ切っちゃっているから。
じゃあ、どうしたらいいのさ?っという話ですよね。
色々な方法がありますが、例として一つご紹介しますね。
この信者に私はなってる?
と自分自身にきいてみてください。
もしもYESだったら、なんでそう思う?いつから?って
自分の心の中を覗いてほしいのです。
そうして、女性で得だったこと、良かったこと、
を書き出していってください。
出来るだけたくさん。
そうすると、きっと「女って損!」という確信から
「もしかしたら、そうでもないかも?」
と違う目線が生まれてきます。
この「違う目線」を沢山持つことが、生きやすくする感覚を育てること
になります。
愛されやすい人間に変わっていくキッカケになりますよ。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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