私が送ったライン、「既読」になっているのに、返事が来ない。
「もしかして、私、嫌われてる?」
「他に好きな人が出来て、そっちが大切になった??」
と不安感に襲われたり。
私ばかりが負担を強いられているようで、夫は好き勝手やっている
ように感じて、無性に腹が立つ!
なぜこんなに相手の行動で、私たちの心はかき乱されるのでしょうか?
隔週金曜にアメブロで執筆を、今日から始めました。
本日アップした記事はこちらです。
あなたはお相手の、どのような部分にイライラしますか?
「こっちからばっかりメールしているじゃない!
なんで彼からメールくれないのよ!
もっとメールくれる彼に変わってよ!」
「友達とは出掛けるくせに、私とはデートはしてくれないの?
もっと私を大切にしてくれる彼に変わってよ!」
「夫はいつも平日は帰宅が遅い。
いつもいつも午前様。
週末は疲れて一日中家でゴロゴロ。
これじゃあ、平日も休日も私ばっかりが育児じゃない!?
もうちょっと協力的に何でなれないの?」
「共働きなのに、私ばかりに家の事を押し付けられるのが不満。
私だって働いているの。
なんで平等にできないの?
もっと家事も育児もやってよ!」
本当にイライラしちゃますよね。
もっと優しい彼になってよ!
もっと私を最優先する彼になってよ!
もっと私の気持ちを理解する夫になってよ!
もっと私の事を尊重する夫になってよ!
もっとこんな彼に変わってくれたらいいのに。
もっとこんな夫に変わってくれたらいいのに。
そんなお気持ちを感じるかもしれませんね。
実は心の中をひも解くと、
彼(夫)のせいで、あなたがイライラなど嫌~な気持ちを感じるのではなく、
実はあなたの心の傷が、嫌~な気持ちを感じさせているということ、
なのです。
例えば友達とは出掛けるのに、私とのデートに時間を作ってくれない彼。
この時、あなたが感じる嫌な感情は、
「私より友達優先??」
「私のこと、もう嫌いになった??」
というものではありませんか?
この気持ちを掘り下げてみると、
「自分は大事にされない」
「自分は選んでもらえない」
「自分は一番に扱ってもらえない」
という気持ちが元になっているのではないでしょうか?
そして、この気持ち、
彼に出会う前から感じていた気持ちではありませんでしたか?
以前の彼とのお付き合いの時や、
友達との関係の中でも、
「私は一番には扱ってもらえない」
と悲しい気持ちになっていたのでは?
このような心の傷は、幼少期に作られることがとても多いものです。
もしかしたら、お母さんは妹ばかり「えこひいき」をしていたのかも。
もしかしたら、お母さんは子供の事より仕事優先だったのかも。
もしかしたら、パパママは離婚しちゃって、どちらかが家を出て行っちゃったのかも。
ママはパパ以外の人を好きになって、家をあけることが多かったのかも。
色々な要因で、私たちが子供の頃って
「私は一番に扱ってもらえない。」
と思いこんでしまうのですね。
そしてその思い込みを、ずーーーっと長い間、心に抱えて成長していきます。
大人になったあなたは、めでたく彼と付き合うことに。
最近忙しさを理由に、会ってくれない彼。
ところが偶然フェイスブックで、友達と飲み会を開いていることを知ってしまった
なんで
友達より、私は優先順位が下だってわけ
どういうつもり
と、「私は一番に扱ってもらえない」の傷が疼(うず)くんです。
友達多くて、彼って人望あついんだなぁ~。
すごく楽しそう☆ 私も飲み会、企画してみようかな。
このお店、なかなか雰囲気よさそう!彼にどこのお店かきいてみよう。
次こそは私とデート時間、作ってもらうわよ~!
同じフェイスブックの写真を見ても、上のような気持ちの選択肢もあります。
でも、「あー、どうせ私なんか大切じゃないのね・・」(-_-メ)
という気持ちを選択しているとしたら・・。
もうひとつの例。
育児をあまりしてくれない夫や、
共働きなのに、家事を平等にしてくれない夫に不満感を感じまくり、だとしたら。
ご自身が育ったおうちでは、お母さんばっかり一人苦労をしているように見えた。
お父さんは外で浮気をし、好き勝手。
お母さんはパートもこなし、育児をし、おまけにお姑さんにも気を遣い、、、。
女って割に合わないんだ。
女って苦労しなきゃいけないんだ。
幸せそうに見えないお母さんの姿に、ちょっと心を痛めた子供時代。
そんな心の傷が原因で、夫の
「まるで全てを女に押し付けてくるように見えてしまう行動」
に、
「女をないがしろにしている!」
「男っていつも好き勝手している」
「だから女はいつも損なのよ!」
という気持ちがムクムクと湧きあがって、つい夫と喧嘩になってしまっていたとしたら。
あなたの心に向き合う時かもしれませんよ。
彼の行動そのものではなく、あなたの心の傷に原因があるのかもしれないからです。
何が傷になっているのか、気がつくことが出来ると、
その傷を癒すことに取り組むことが出来、
結果、自分が感じる感情を自分で選択できるようになってきます。
すると、落ち込みやイライラが減る分、
ケンカなど衝突も減るので、
「幸せだなぁ~☆」と思えるパートナーシップを築けやすくなりますよ。
「大人の恋愛」を通して自分の心に気がつくということは、本当に奥が深く、
でも一生をかけて取り組む価値、とてもあるなぁと心を学ぶたびに実感!です。