嫌われないようにしなくちゃ。
怒らせないようにしなくちゃ。
振られないようにがんばらなくっちゃ。
こんな「怖れ」が行動の動機だと、どこかで疲れてきませんか?
「愛されてる!幸せ!」と実感ができますか?
隔週木曜に執筆中のアメーバーブログ「もっとラブラブに」。
本日UPしました記事をこちらでもご紹介いたします。

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皆さまに最初にお知らせです。
8月20日まで南米に旅に出ております。
ネット環境がない場所に滞在予定のため、ブログをチェックすることが出来ません。
コメントなどへのお返事は20日以降に書かせていただきますね。
どうぞよろしくお願いいたします。
パートナーへのこんな想い。
「夫が帰ってきたくない家にしちゃうと、また浮気相手のところに行っちゃう![]()
そうならないように、部屋をきれいにしておかなきゃ
」
「彼が太っている子は嫌だ!って言っていたからダイエットしなくちゃ。![]()
彼に振られないようにがんばらなくっちゃ。」
「彼女はレストランの選択を誤ると、とたんに不機嫌になる。![]()
どんなにこちらが謝っても、機嫌がなかなかなおらない。
そうなるとメールしても返事来ないし、電話にも出てくれなくなる。
結構毎回、顔色うかがって疲れちゃうよ。」
嫌われないように、怒らせないように・・・。
そんな動機で一生懸命パートナーのためにがんばる時。
「あ~、愛されているなぁ、幸せだ~・・ふふっ!
」
と思うことってあるのでしょうか?
とりあえずがんばって夫が部屋の汚れに気がつかないよう、
取り繕った。
夫が帰宅。
あ~、よかった。
今日は浮気相手の所に行かずにこっちに帰ってきてくれたんだ。
何とか今日はセーフ。やれやれ・・。![]()
そんな感じに、
「とりあえず今は切り抜けた。
明日はどうだかわからないけれど、今日のところはOKかな。」
とは思えても、
「私ってとっても愛されてる!
私って幸せ~」
とは思えないのではないでしょうか?
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同じ行動でもこちらはどうでしょう![]()
夫は今日もお仕事がんばってきてくれた。
どうしたら夫は喜ぶだろう![]()
例えばリラックス効果の高い、ラベンダーの香りのキャンドルを焚いてみようかな。![]()
ビールはグラスもキンキンに冷やしておいた方がきっとおいしいよね。![]()
片付いてるお部屋は風水的にも良いらしいし、
この際いらないものも一気に処分しちゃおうかな。
夫が喜ぶかどうかの以前の段階で、すでにこの人は
「幸せ感、わくわく感」を感じているのではないでしょうか?
ですが、この結果にもしも
「へぇ、今日はなんか部屋の香りがなんだか良いね。
」
「わー、グラス冷やしてくれていたんだ。ありがとう。
」
なんて帰宅して夫が言おうものなら
「喜んでくれた、良かった
」
と嬉しくなる感情が湧きおこってくるかもしれませんし、
「君が奥さんで良かったよ。」
なんて言われた日には、
「愛されてる~!」
と実感できるのではないでしょうか?
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これは動機が
「愛」からなのか「怖れ」からなのか・・
の差があるからなのですが、
「怖れ」つまり
嫌われないように、怒らせないように・・・
と、悪い事態を回避するために行動を起こす場合、
悪い結果が起こらなくてよかった、つまり
「嫌われなくてよかった。
怒られなくてよかった。」
と思うことで気持ちが完結します。
つまり「愛されている、幸せである」
という感情にはなかなか繋がっていかないのではないでしょうか?
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人は過去に傷付いた経験がある場合、
自分を守るために、傷付いた経験を回避しようとします。
過去にパートナーに振られて、ひどく傷ついた経験をしている人は
もう二度と振られたたくない。
あんなみじめな気持ちはもう味わいたくない。
あんな寂しい気持ちはもう感じたくない。
と感じますので、
「振られないように」
と行動の動機を持ちやすくなります。
けれどもこの「怖れ」が動機だと、
「愛されている、幸せである」
の感情にはなかなか行きつかない。
ではどうしたらいいのでしょう![]()
パートナーをどうやって愛そうかな、喜ばそうかなと、
「愛」を動機に出来れば一番いいのですが、
それがなかなかできないかもしれないんですよね。
なぜ?
過去の傷が癒えていないから、なのです。
ですから「怖れ」が動機になってしまうのでしょうね。
「傷を癒す」ということに取り組むには、
自分の傷に向き合う必要が出てきます。
一人で取り組むのに抵抗を感じる時。
一人でどうしたらいいの?とわからない時。
もしもよかったらカウンセラーに尋ねてみてくださいね。
傷が癒えた分だけ、「怖れ」の動機も「愛」の動機に変えていくことが
できるでしょうから。
皆さまのパートナーシップの参考になりましたら嬉しいです。![]()
