恋を失うことが怖いあなたへ【アメブロ「恋と仕事の心理学」より】

彼のいない世界なんて想像したくない。
もしも別れることになったら、自分が壊れちゃうかもしれない・・。

もしかしたら、もう彼の気持ちは離れてしまったのかも・・。

そんな状態、本当に苦しく、
そして何より、失う「怖さ」を感じますよね。

隔週木曜に執筆しております、アメーバーブログ、「もっとラブラブに」。
本日木曜日にUPされた記事です。

恋と仕事の心理学

   

お付き合いしている彼と、なんとなく上手くいっていない気がする。
次のデートの約束は
「また連絡するよ」
と言われて、連絡待っているけれど、その連絡が・・・ない。

これって終わりってこと?

「もう私たち、ダメなのかな」
ってメールしても返事ない。


どういうこと

もう私のこと、嫌いってこと
もう好きじゃなくなったってこと
他に好きな子が出来たってこと

そんなぁ・・。

彼がいなくなったら・・・どうしよう

彼のいない週末。
彼のいない世界。

そんな、私、耐えられないよ。
考えたくない。

   

とても苦しいですよね。

常に「ダメになったらどうしよう?」
の怖れの感情にずっとさらされているのですから。

彼を失うのが怖くて怖くて仕方ない。

なぜ

自分の心の中の愛情が空っぽになってしまう感覚があるから。
彼から愛情をもらわないと、心が愛で満たされない。

だからいなくならないで。
私にずっと愛を注ぎ続けて。

そんな「お願い」をしたい気持ち。

本当に絶望的な気持ちになりますよね。

もしかしたらこのような、

だからいなくならないで。
私にずっと愛を注ぎ続けて。

という気持ちは、今お付き合いしている彼だけではなく、
もしかしたら、「昔の彼と付き合っている時」も感じてはいませんでしたか

そう、この恋愛パターンを持っている方は、

「相手から心を愛情で埋めてもらわないと、不安で不安で仕方なくなる」

という傾向があります。

ですので、

「もっと愛情をもっと愛情を
「くれくれ、愛情 くれくれ、愛情

と相手に迫りますので、恋愛が上手くいかないことが多くなってしまいます。

一生懸命与えても、与えても
「もっともっと!」
「くれくれ!」

ですから、相手は本当に疲れて疲弊してしまいますからね。

    

では、どうしたらいいのでしょう?

私の実例でお話を進めさせてくださいね。

私もこの
「相手から心を愛情で埋めてもらわないと、不安で不安で仕方なくなる」

というパターンを持っていて、

ラブラブ期を過ぎ、彼の電話の回数が減ってきたりするものなら
「私のこと、好き?」
と話すたびに確認したり、

別れ話が出れば
「悪いところは直すから。
お願い、だから言って。私のどこを直して欲しかったの?」
「もう一度だけチャンスをちょうだい!」

なんて彼にすがって、非常に今から思えば
「すっごーーい重たい女」
をやっていました。(大汗)

今だから言えますが、その彼の会社の外でフラフラしていて、
偶然会えないかな~、なんて危ない女をしていました。(笑)

彼のいない世界なんて、考えられない。
もう自分が寂しすぎて、ダメになってしまうかも。

そんな気持ちを常に持っていました。

そんな私はやっぱり毎度毎度振られ、
そのたびに落ち込んで、一晩でウイスキー半分以上ストレートで開け、
泣きながら友達に電話する。

そんなことを連続5回も繰り返しておりました。
(そう、5人に連続で振られまくっていたんです(汗))

そしてやってたこと、あと2つ。

1つ目は
「よくやっていたよ、ミエコ。
今回の恋愛もお疲れ~」
とちょっと高めの化粧品を自分に買っていました。

大抵は美容液など、基礎化粧品が多かったのですが、
なんと言いますか、恋愛にがんばった自分へのねぎらい、
みたいな感じでした。

もうひとつは、当時飼っていたわんこを連れて、
半日、近くの川に散歩に行くこと。

そして、川のほとりに腰をおろして、
ぼーーっと流れる川をみつめて、終わった恋愛を考えていました。

「あの時、寂しいからすぐ会いにきて!」なんて無茶言っちゃったの、
やっぱりますかったのかなぁ。
でも、本当に会いに来て欲しかったんだよなぁ。

やっぱり男の人って無茶言うとダメなんだなぁ。

そんなことはないんですよ!言い方とタイミングが大切なんです。
当時の私は心理学なんてこれっぽっちも学んでいませんでしたから、
勝手な自己流の反省の思いでした(恥))

こんな感じで、一人反省会をやって、そして最後は

でもさ、あの時は私、一生懸命だったんだよね。
いやはや、よくがんばった!

とねぎらいの言葉を自分にかけていました。

そして河原から空を見上げて
「私が出会うべき彼は、いったいどこにいるんだよ~~!」
と心の中で叫んでいました。

   

これらの行動、今心理学を学んでからは、理にかなった行動だったな・・
と思えるんです。

結局5人連続で振られ、6番目に付き合った彼と結婚することになるのですが、
この時にはもう、

「もっともっと!」
「くれくれ!」

の私ではなくなっていました。

それは、

自分の事を自分で労われる自分になっていたから。

つまり、心の愛情は彼からもらえたらもっと嬉しいけれど、
自分でもちょっとは愛情を心に注ぐことが出来るようになっていたからです。

そしてね、
5人連続に振られると、
さすがに3人目にふられたあたりから気がつくんです。

彼がいなくなっても、同じように朝はやってくるし、
世界はまわってる。

そうして食欲は一時期は無くなるけれど、
ちゃんと自分は生きられるって。

5人の男性達に振られたおかげで、
ちょっとづつ自分をいたわるコツもつかめ、
自分の足で立てるようになったので、
結婚する今の夫を神様は差し出してくれたのかなぁ・・と思います。

失恋はつらい経験でしたが、今の自分の器を作るには、
きっと必要な経験だった気がします。

あなたにもきっと出来ます。

自分の心に愛情を注いで入れてあげること。
相手からだけではなく、
あなた自身からもあなたの心に愛情は入れてあげること、
出来るんですよ。

だってあなたはこんなに今日もがんばっている!
そのことを一番知っているのは、あなたですから。

でもね、本当に失恋って苦しいですよね。
だから応援したい。
あなたに大丈夫だよって伝えたい。

その昔、元彼の会社の前でふらついていた私でしたので・・・。(爆)
そんな私も、今はちゃんと幸せに家族作っています。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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