嫉妬という感情

「嫉妬」という言葉をきいて、どちらの様子をお考えになるでしょうか

「嫉妬されないように、なるべく目立たないようにしよう。」
「あの人は良いよなぁ。いつも人生上手くいってそうで。ちょっと腹立たしい。

前者は嫉妬をされる側、後者は嫉妬する側。
どちらも共通しているのは「良い気持ちは感じない」ということ。

嫉妬をされる側は
攻撃されるのではないか
このことが妬まれて、仲間外れになるのではないか
と言う怖れに繋がり

嫉妬する側は
自分は上手くいっていないのに、あの人は上手くいっている。自分がみじめ。
いいよなぁ、きれいでモテテ。それだけで人生絶対得してる
苦労知らずで良いわよね~。
そんな”自分はダメダメ感”を感じてしまいがち。

非常に厄介な感情ですが、とても大切にすべき感情のように思います。
それは時に「あなたの魅力の証明」であり、時にあなたの「ビジョンの提示」になるからです。

嫉妬される側は実に怖いものです。そして悲しい気持ちにもなります。
一生懸命頑張って手に入れた「成功」なのに、頑張りは誰も認めてくれず、あたかも楽して手に入れた
ように思われてしまう。
本当は人より何倍も努力しているのに。
でも目立ってしまって、皆からいじめられたらどうしよう?
やっぱり目立たないように、全然自分なんかダメだって言ってまわったほうが良いかな。

嫉妬される側の人は、皆から「羨望の目」が実は向けられていると言えます。
あなたはキラ星、皆の「こうなれたら良いな。」の目標であることが多いもの。
しかしながら「自分には無理。諦めた。」と思って自分自身を納得させたつもりなのに、
あの人はもっている・・・・私も欲しいのに・・・。
そんな「魅力的な存在」なのです。
攻撃対象でありながら、目標であったりするのです。

嫉妬する側に立った時、
「悔しい気持ち、妬ましい気持ち、そして自分が惨めな気持ち」
を感じてしまうかもしれません。
この感情は本当に嫌なもの。
自分で「上手くいってないなぁ・・」と実感する瞬間であったりするからです。

でも、ふと思って欲しのです。
「私はあんな風になりたいって思っているのかも。」
「彼(女)は私の目標にしたい人なのかも。」
「どうしたらあの人のようになれるんだろう
どうしたらちょっとでも近づけるのだろう

もしかしたら、嫉妬は人を成長させてくれる起爆剤になるかもしれない感情ととらえられたら、
ちょっと注目してみてはどうでしょうか?

私は「自分にないもの」に注目しがちで、どうしても
「私にできないのに、あの人には出来る。いいよなぁ、出来て。
と思いがちでした、いや今でもこの癖はなかなか抜けなかったりします。

子供の頃、私は目立たない子供でした。
委員会など引き受けたこともないし、とりあえずグループにあぶれないように必死で合わせているような子供
でした。
だから、目立つ子が羨ましく、
「良いよなぁ、あーなれたら・・
と思っていました。
いつも通信簿には「静かに全体を見ているような子です。」
「もう少し積極性があれば良いですね」
と書かれていました。

今から思い返すと、
「あんな子たちになれたらいいよなぁ
と目標だったのだな・・・とわかります。
努力してもなかなかそうはなれなかったかもしれませんが・・・。
でも、心理学を学んで「自分のなりたい姿」だったとしたら、それに近づこう
したらもう少し生きることが「理想的になるかな?」と感じました。

そんな「こうなれたら良いよな」と思う人が、
見渡してみるとかなり沢山います。
「自分はあの人よりも出来てない、みじめ」
と思いそうになるのを、
「そんな風にちょっとでも近づけたら、良いのかな?どうしたらいいのか、訊いてみたい
と思えたら、ちょっと幸せ感が増すかな・・・と思ったります。
気持ちが下がると、なかなか前向きに思えなかったりするのが現状ですが・・。
でも、一度しかない人生。頑張ってみます。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
良い一日になりますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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