ちょうど6年前の4月の記事を読み返していたら、「褒められると、こんなに前向きに生きようとできるんだなぁ」と思う記事を見つけたので、再投稿しますね。
この記事を今日上げようと思ったきっかけは、カウンセリングで褒め続けてきたクライアントさんが、本当にご自身が生きたいように生きられるようになったなぁ、、と実感することが今年に入ってから増えたからです。
改めて感じるのは、やっぱり「誰かに褒められる」って大事なんですよね。自分が生きたいように生きられるようになた理由は、自分で自分を認める気持ちが生まれると、本当にその人が持っている力が存分に発揮されるからじゃないかと思います。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
ここから過去記事となります。
辛かった中学3年の生活
先日、次男坊の高校入学式に行ってきました。
中高一貫校なのですが、高校から入学する生徒もいる関係上、中学卒業式はなかったのですが、高校入学式はするのですね~。
しかも一貫校だけれど、しっかり高校入学金はとられちゃうし(笑)
(中学入学の時に払った入学金は一貫していないってことか、、( ゚Д゚))
次男坊は去年生徒会長に立候補し、多忙な毎日を送っていました。
会長職なんて、中間管理職のパパよりも出世しているじゃない!?なんて冗談も言い合ったときもありましたが、
リーダーシップをとる立場というのは、時に嫉妬の対象になったり陰口をたたかれたり、心無い言葉を投げかけられることもありますよね。
まぁ目立つ立場というのは、どの世界でもヤイヤイ言われる時は言われる、、。
仕方ないことではありますが、やはり「陰口」が耳に入ると、落ち込みます。(T_T)
次男のことを悪く言う声が、生徒会をしていた中学3年生の時、多くはありませんでしたがあったようです。
特に10月の文化祭の前には、何度か運営についての注意事項など朝の始業前や、お昼時など教室を回って説明に行っていたそうですが、
「いちいち細かすぎる!」
「偉そうにしてるんじゃない!」
「また来たのかよっ!」
などなど、まぁ色々とヤジが飛んだこともあったそうです。次男の性格上、上から目線で物事を伝える方ではないのですが、普通に「お願いレベル」で話しても、偉そう、と感じる人は多くはありませんでしたが、いたそうです。
まぁ、中3ともなると反抗心も強くなってくる時期ですしね。
なので、次男はもう今後一切、生徒会にはかかわらない、、とまで言っていました。
まぁ、人一倍裏方の雑務が多いのに、色々と言われる立場でもありましたから。やはり悪く言われるのは、傷つきますしね。
心がぺちゃんこになって、部屋で一人泣いている姿も何度か見た事もありました。
そんな次男をずっと見てきたので、最後のお務めである「入学式での答辞」を見届けるために入学式に出席したようなものでした。
やっと辛い立場から次男が卒業できることを、親としてもほっと胸を撫で下ろすような気持ちで次男の答辞を聞いていました。
式が終わると、
「沼田君のスピーチ、素晴らしかったね~」
「息子さん、本当に立派だったわね~」とありがたくも多くの父兄の方に言っていただきました。
私や夫の近くにいた次男は何度もそのお褒めの言葉を耳にしました。色々な先生からも「沼田君、本当に良かったよ!」と握手を求められ、やっと1年辛いながらも頑張った自分自身に達成感を感じていたようでした。
3学期の途中まで、ずっと「僕はもうだめだ」と自虐的なセリフを連発し、見ているこっちまで気分が落ち込んだこともあります。
「あなたは本当に頑張っているよ!」と何度励ましたことかっ!
なんとか褒めてなだめてここまでやっとこさたどり着いた感じ、、。
帰りに「もうこんなに大変な生徒会、高校ではやらない!って言っていたけれど、皆に『よかったよ~』と言われて、もしかして気が変わったんじゃない?」と次男に言うと、
「やっぱり高校でも役員、立候補してみようかなと思う」とのたまう次男。
\(◎o◎)/!(←私の反応)マジかっ!!!
あんなにつらいって言っていたのに。
生徒からのダメ出しの声を聞いて、めちゃ落ち込んでいたのに、、。
今日の多くの保護者や先生方の『沼田君、良かったよ!素晴らしかったよ!』の声で、心ってこんなにひっくり返るんだ~!?と驚きました。
後日談ですが、次男は結局高1で生徒会書記に立候補し、当選しました。それがきっかけで自信を取り戻し、シンガポールの大学では現在投資部の部長をしています。リーダーシップを取る時の嫉妬ややっかみを克服できたようです。本当にあの時の保護者の方や先生方に大感謝です。
褒める力は、過去の辛い体験をも上書きできる
昨今、自己肯定感というワードが流行っているということは、それだけ「自信をもちたい!」「人生迷いなくどんどん前に進みたい!」と思っている方が多い表れだと思うのです。
『あなたは本当に素晴らしい』
『あなたはすごい!』
という褒める力には、過去の辛い経験、記憶も上書きしてくれるくらいの力があるのだな~と、日々のカウンセリングでも感じますし、先日の次男を見ていても感じます。
この「褒める力」を周りの人に使うことができれば、本当に多くの方の生き方をあなたが左右するくらいの影響力はあるでしょうし。
自分自身にも言ってあげられたら、これまたあなたが前に進む力になりうると思うのです。
私はカウンセリングで毎日、この「ホメ言葉」を発しています。
だから、私の耳には沢山の「ホメ言葉」が入ってくるわけなのです。
「すごいですね~」
「さすがですね~」
「いや~、普通の方にはなかなかできない事ですよ~。それができちゃうなんて、素晴らしすぎますよ!」
と、自分が口にしている言葉が私の耳に入ってくる。
そうすると、本当に悲観的な自分ではなくなってくるのですよ。
元気な自分でいる時間も多くなるから、人生が上手くいくことが増えてくる。
欲しいものはまず与える。
心理学の原則です。
褒めて欲しいならば、まず周りの人を褒めてみてはいかがでしょう?
「誰かを褒める前に、まずは自分が褒めてもらって私も自分の人生、自分らしく生きたい!」と思っていらっしゃる方、是非カウンセリングを試してみてくださいね!
私がじゃんじゃん、あなたの良いところを見つけては褒め、見つけては褒め、を繰り返していきますよ〜!
そうしてあなたの持っている力を、引き出していきましょう!
沢山のクライアント様が、今を「自分の思う通りに」生きていますよ!
次はあなたの番!
自分を褒める、に似た分野の講座を開催します!テーマは自分を愛する力、「自愛」です!