妻「『今日はご飯いらない』と連絡してよ!」~人は愛したい生き物なのですね~

※今回も沼田家のブラックミエポンが登場するお話です~!

あ~、仕事で帰宅が遅くなっちゃった。
急いで夕飯の買い物しなくっちゃ!

もう20時近いし、今から作る時間はないからお刺身盛り合わせを買っていこう。
お刺身がメインになるからちょっと多めに買っていく。

お野菜ゆでて、とりあえず白和えを作る。
後はお味噌汁。お漬物にお刺身。
よし、これで何とか形になった!

しかし待てど暮らせど連絡なし。
次男と2人で先に夕飯をすます。

するとかなり遅くに夫と長男がばらばらに帰宅する。
「ごめーん、ご飯外で済ませてきちゃった」という2人。

「なんでもっと早く言えない?お刺身は鮮度が大事なのに!
もっと早くいってくれたら、2人前のお刺身で済んだのに!4人分買っちゃったよ!もうっ!」

とこんなやり取りがあったのが先々週。

そしてこの前の週末。

土曜日の仕事を終えて急いで帰宅。
またしても夕飯を速攻で作らねばならない時間。

よし、今日はハンバーグとパエリアだ!週末だし、ワインに合う料理にしよう。

っと張り切って作ったけれど、ゴルフから一向に帰宅しない夫と、
バイトなのか、どこに行っているのかわからない長男。

またしても次男と2人で夕飯を食べていると、なんだか涙が出てきてしまいました。

次男「ママ!?どうしたの?」
私 「なんかさ、みんなママが嫌いなのかな?」
次男「なんでそうなるの?皆それだけ外で友達がいたり、活躍してるってことじゃん。」
私 「時間がない中一生懸命作ったのに、誰もママのお料理食べてくれない、、」

その日は一人でグイグイワインを飲み、早くにふて寝、、。

ベッドで横になった直後、夫が帰宅。
「ごめん、遅くなった。ゴルフの後皆で食べて帰ろうということに、、。
あれ?ママは?」と次男にきいているのが聞こえてくる。

もう知らんわ、、。と私はそのまま寝てしまいました。

翌日日曜も朝早くから仕事だったので、早朝から洗濯物を干していると次男が起きてきました。
「ママ、手伝うよ」というありがたい申し出。

きっと私が昨夜ふて寝をしたのを気にしてくれているのでしょう。
(子供って親をよく見ていますねぇ、、)

急いで洗濯物干して家を出ました。電車内で携帯を見ると、
長男からは昨夜23時半ごろに「友達の家に泊まるから」とラインが入っていました。
「連絡遅いし(怒!)」と思いながら「ちっ!夕飯の前に送って欲しいのに!」とこころの中で小さく舌打ち。(笑)

お昼には、「ハンバーグ完食!」とラインが。
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きっと次男が昨夜私が泣いてふて寝をしたことを、夫と長男に伝えたのでしょう。
「ママのご飯、食べてあげなよ!」っと。

こんなやり取りで、「あ~、ご飯という私の『愛』を受け取ってもらえないことに私悲しいんだなぁ~」と再実感しました。

そして夫は「愛を受け取ったよ!」と伝えたかったのでしょう。
私は「何をいまさら!遅いっ!」と怒りのラインを打ちそうになるのをこらえ、
イエーイ!!というスタンプをとりあえず押すのが精いっぱい。

その日は日付が変わる頃に私は仕事から帰ったのですが、皆がまだ起きていて、「ママ、お帰り~!」
とリビングでお出迎えしてくれました。

きっと私を気にかけてくれていたのでしょう。
「今日のお昼に食べたハンバーグとパエリア、あっという間に完食だったよ!本当にみえぽんの料理はおいしいよ!」とわざわざ伝えてくれました。

よっぽど次男が「ママが落ち込んでいた!」と長男と夫に声を大にして伝えてくれたみたいです。

本当はここで「そういってくれると、嬉しいわ~!(≧▽≦)」と言えたら完璧なのでしょうが、
あぁ~、私はカウンセラーである前に、器の小さい女性になっちゃっていたのか、

「あ、そっ!もう私、今後はご飯作らないし!」とツンツンして言放ってしまいました(◎_◎;)
(きゃー、言ってもうた、、と心の声)
ブラックミエポン、登場です。

そうは言っても、昨日の月曜も今朝の火曜もちゃんとご飯を作りましたけれどねぇ、、(笑)
(昨夜は長男も夫もめちゃめちゃ帰宅が早かったです。男性は罪悪感を感じやすいと言いますが、
ほんとですね。)

私たちは「愛されない事よりも、愛を受け取ってもらえない事」に悲しみを感じやすいと言われています。

それほど愛したいのが人間なのでしょうね。
あなたが愛したい人は誰でしょうか?
その人を、どう愛してあげたいでしょうか?

どうすればあなたの愛はうまく伝わるのか、(ノウハウ)
それを素直に表現する心をどう作るか、(自己肯定感を育てる)
そして何よりもそのあなたの愛に、自分がどう繋がるか、、。(心の在り方)

カウンセリングで扱うのはそこなのですよ。

いずれにしてもあなたの中には、与えたいほど『愛』をいっぱい持っている、という事実があるということですね。

===
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2018-03-05_164503

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会場:機械工具会館4F第4会議室
交通:JR田町駅徒歩7分、都営三田線三田駅徒歩7分、都営浅草線三田駅徒歩5分
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講師:沼田みえ子&森川陽介

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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