「好き」という感情だけにあなたを任せてしまうと、パートナーシップは苦しくなるし、パートナーシップを健全に持続させることも難しくなるのですよ、残念ですが!!
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
好きとはなんぞや?
この人のこと、好きーっ!という気持ちは感情で、コントロールが効かないものです。
好きという感情は、自分でどんなに抑えても止めることはできないですし。逆にどんなに頑張っても、心が動かない人に対して「好きにならなきゃ、ならなきゃ!!」と頑張っても好きになれるものでもありません。
好きは情動なんですよね。
情動とは?と調べてみると
とあります。一時的とあるのは、「好き」という感情は永遠に続くものではないってことなんですよ。恋愛初期の頃のドキドキ感って段々と落ち着いてきません?
ゼロにはならないけれど、そういう変化があるってこと。
そして巷ではストーカーという人がいたりしますが、これも「好き」という感情で行動していますよね。
そしてこの「好き」を相手に押し付けて受け取って欲しい!という相手の状況を無視した暴走した結果が、ストーカー行為かな?と思います。
愛するとは
ストーカーは「好き」という感情は持っているでしょうけれど、「愛する」という要素はないのはわかりますよね?
「愛する」とは、相手の立場に立った、感情というよりはどちらかと言ったら「思考や意思」に近いんじゃないかと思います。
相手が何を望んでいるのか?
相手が喜んでくれるために、私に何ができるのか?
相手が心地良く過ごしてくれるために、私に何ができるのか?
をいの一番に考えて、相手のために行動するのが「愛する」ことなのですよね。
だから愛するってとても理性的ですし、一過性のものではないわけです。
長く安定的に続くパートナーシップには、この「愛する」行為がとても大切で、「好き」という感情だけでは長続きしないのですね。
「好き」だけでパートナーシップを作るとなぜいけない?
ここまでの解説でお気づきかもしれないけれど、「愛する」は相手の立場で考えることをしていますが、「好き」は相手の立場は関係ないわけです。自分が彼を好きか好きではないのか。相手の気持ちとは関係ない感情です。
だから「好き」だけでパートナーシップを作ろうとすると、相手の状況はあまり考えられないことも多々見受けられます。
私はあなたのこと好きなんだから、
あなたも好きでいてよ!
私を不安にさせないでよ!
私のこと大切にしてよ!
不満を受け止めてよ!
と、相手の事情はどうであれ、まずは私が、私が!!と「私」しか見れなくなっちゃうのですよ。
しかも感情はその時その時で変化しますから、「好き度合い」も当然変化します。
この「好き」という感情だけにこだわりすぎていると、彼が私のこと「好き度合い」が減ってきたんじゃないか?と関係性に信頼が置けなくなっちゃうのですね。
するとすぐに不安になったり、彼を疑ったりして
彼の束縛する
自分の機嫌が悪くなる
怒りを彼にぶつける
泣き喚く
という男性が最も嫌う行動に出やすくなる、いわゆる「やらかし(拗らせ)女子」に成長していくわけですねー。
彼がどうしたら喜んでくれるのか
彼は何を望んでいるのか?
どうすれば彼が幸せな気持ちになってくれるのか?
いつも私はそんな視点で、これからも夫と仲良く幸せな夫婦を続けていきたいと思っています。

パートナーシップは鏡だからなのか、夫もいつもこの視点で私に接してくれているのをとっても感じます。
誰かと恋に落ちる時には「好き」は起爆剤にはなるけれど、長く幸せなパートナーシップには断然
「愛する」
に意識を向けてくださいねー!
先ほど先日開催した「女の幸せぜーんぶ手に入れる!」のワークショップのアンケート結果が事務所より送られてきました。
アンケートにご協力して頂いた皆様、本当にありがとうございました!!
ご質問を書いてくださった方が数名いらっしゃったので、次回のブログでお答えさせて頂きますね。
🔽好きは感情ですから、すぐ冷めることもあるわけです。どうしたらいいのか?という視点のブログ。

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