さて先日「セックスのお話」というタイトルで恋愛心理学講座をさせて頂きました。本当に多くの方に申し込みをして頂き、そのうちの4割程の方達がライブでご参加くださいました。本当に勇気を持ってのご参加に大感謝です。
そこでご質問を募集したところ、講座内でお答えした分も含めて、なんと26件のご相談を頂きました!!
今回はあまりに多かったので、講座内でお答えできなかった分を随時ブログ記事でお答えしていきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
彼は前戯をほとんどせず、さっさと挿入してしまうことがよくあります。そうすると、果てた後は必ず寝てしまうので、こちらは欲求不満になります。なかなかこうして欲しいというタイミングを見つけられず、「文句を言う」「ケチをつけ」て傷つけるのが怖いのもあり、不満がたまります。
どのようにコミュニケーションをとっていけば良いのでしょうか。
今日はおやつにワッフルを食べたので、今日の相談者さんはワッフルさんに決定!
ワッフルさん、ご相談をどうもありがとうございます。
さてさて。
なんだか拝読させて頂いて、とても切なくなり、また同時に彼氏さんに対して、ちょっと怒りも感じちゃいました。
ワッフルさん、とってもお辛いですよね。お付き合い初期の頃から彼はこのような「自分本位なセックス」だったのでしょうか?
でもね、彼はワッフルさんが不満を感じていることに、もしかしたら気づいていないかもしれません。
セックスには、その人の生き方がそのまま現れます。
彼はセックス以外の場面でも、ワッフルさんの意見を聞かずに自分の意見を一方的に押し付けたり、我を通すことはありませんか?
そしてワッフルさんは、自分の気持ちを飲み込んでしまって、彼の顔色を伺うことはありませんか?
私さえ我慢すれば、、と言う我慢癖が板についていたりしません?
もっともっとワッフルさん自身を大切にしてほしいな。
ケチ、ではなくお願い
なかなかこうして欲しいというタイミングを見つけられず、「文句を言う」「ケチをつけ」て傷つけるのが怖いのもあり、
まずタイミングですが、セックスの話はセックスの時にはしないでください。ムードやその時の感情に流されやすく、冷静に要望を伝えられないことが多いですからね。
ご飯の後のくつろいでいる時間や、コーヒータイムなどがお勧めです。
相手を否定すると、それだけで拒絶反応からワッフルさんの話に耳を傾けなくなってしまうので、「文句」や「ケチ」ではなく、お願いをしてみましょう。
「◯◯をこんな感じで触れてくれると、女の人は気持ちいいんだよ。だからそうしてくれる?お願い♡」
「Hの前に優しく抱きしめてくれるだけで、とっても女の人は安心できるの。今度Hの前にそうしてくれる?お願い♡」
こんな感じに、最後に「お願い♡」をつけると多くの男性はやってくれますよ。でも、一度だけ言ったら「わかってもらえる」と思ったとしたら、それは違います。
同じことを違う言い方で、5回は言ってくださいね。社員数十人を抱えるある社長さんの言葉なのですが、「人に言ってわからせるには、同じことを繰り返し言うのではなく、同じことを言い方を変えて言い続けなきゃダメ。なぜなら彼らの中に元々ない価値観を植え付けようとしているんだから」と言うことです。
大変ですけれどね、、(汗)
自分を大切にしてますか?
もしカウンセリングだったら、私、ワッフルさんに伺いたいこと、沢山あります。
ワッフルさん、この彼とどれくらいお付き合いされているのでしょうか?
繰り返しになりますが、私、ワッフルさんのご質問を読んでいる時、本当に胸が痛みました。「どれだけ辛い気持ちを感じながらセックスしていたんだろう。」って。
ワッフルさん、このような扱いを受けて、「なぜこの私を大切にしない?」「もっともっと大切に扱ってよ!!」と怒りを感じませんか?
どこかで「こうされてもしょうがないや」と思ってはいませんか?
ワッフルさんはもっともっと大切にされて然るべき、とっても尊い存在なのですよ!そこをちゃんとわかって欲しいな。書いてくださったようなセックスは、ワッフルさんにはふさわしくありませんよ。
ワッフルさんにふさわしいセックスは、もっともっと優しいエネルギーのセックスだと私は思います。もっと労ってくれるような、愛を感じられるような、そんな優しい時間のはず。
このような彼がワッフルさんの目の前に現れたと言うことは、「もっともっと自分を大切にしなさいよ」と言う神様からのメッセージなのかもしれません。
もっとワッフルさん自身が、ワッフルさんを大切にしてあげてくださいね。
よろしくお願いいたします。
今回のご相談、本当にどうもありがとうございました。