【Q&A】理想の私と現実の私を比べて、自己否定してしまう

先日にお届けした心理学講座「自分らしく生きるということ」にご参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。

その講座内でご質問を大募集しましたので、順次ブログでお答えしていきますね。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

理想は目標!

自分の理想と現実を比べて、自己否定してしまいます。

でも、私が自分の理想だと思っているものは、私自身のものではなく、SNSや単なる憧れ(映画とか?)から構成されているような気もしています。(いい家、海外旅行、お金たくさん、とか)

なんとなくですが、「何者かにならないと」と常に焦っている感じで楽しくないです。なんだか、若者が抱く悩みのようで恥ずかしいですが、もし、”自分の本当の理想”でないものと、自分を比較して苦しんでいるのなら、なんて馬鹿らしいんだろうと思います。

これって私がまだまだ青臭いということでしょうか笑

今日のおやつはエッグタルト♡。香港駐在の時から大大好きでした。
なので今日のご質問者さんは、タルトさんに決定です!!

タルトさん、ご質問をどうもありがとうございます。

自分の理想と現実を比べて、自己否定してしまいます。

うんうん、自己否定、ついついしてしまうこと、ありますよね、、。
私の理想としている人は、松田聖子さんなのですが、

彼女は才能もあって、今年60歳になってもとっても綺麗ですし、お金も相当稼いでいらっしゃいます。

それに引き換え、私は、、、って、なりますよー、やっぱり。

がっくし、、、

でも、理想って、今の自分よりも上のステージにいる人を思い描きませんか?
今の自分には無い、と思っているものを持っている人を、自分の理想像にすることが多いと思うのです。

だから、「目標」と捉えるといいのではないかなぁ、、と思うわけですよ、私は。
そうは言っても、私も落ち込んでいる時はついつい自己否定に入りそうになりますけれどね。

あなたに理想のパーツを入れるつもりで

「何者かにならないと」と常に焦っている感じで楽しくないです。

「私じゃない、他の誰かになる」は確かに自分の人生を歩いている気がしないので、私も楽しくないですね。

私は聖子ちゃん(ちゃんと言っても、もう還暦ですけれどね、いやいや年齢なんか関係ない!)が素敵だなぁ、、と思っていますが、聖子ちゃんになろうとは思っていないのです。(なれないし!!)

でも、

60歳に見えない外見
幾つであっても挑戦を忘れない生き方
自分のやりたいことをやり通す力

に私は「すごーい!!」と感じているので、この3点を自分自身の生き方に取り入れていきたいな〜、と思っています。

50歳の時にジャズ界のスーパーグループ「Fourplay」のアルバムにゲストボーカルとして参加し、55歳の時にリリースした彼女自身のアルバムは、彼女のJAZZという分野への本格参入なんじゃないかな、と思うのです。

50になっても新しいことにチャレンジするのって、本当にかっこいいなぁ、、と思うのですよー。
私も来月には54。まだまだ新しいことに挑戦する前向きさは持っていたいですね〜。

あなたは何を感じたい?

私が自分の理想だと思っているものは、私自身のものではなく、SNSや単なる憧れ(映画とか?)から構成されているような気もしています。(いい家、海外旅行、お金たくさん、とか)

大きな家に住む生活

海外旅行あっちこっち行ける生活

お金がたくさんある生活

これらを取っ掛かりにして、「自分の理想の人生とは?」を考えることは間違っていないと思いますよ。

例えば、「海外旅行あっちこっち行ける生活」だと、どんな感情を感じられるのでしょうか?

新しい体験ができてワクワク!!とか。
片言の現地語を話して、会話が通じた時の、「やったー!」という達成感、とか。

もう、サイコー!

テレビの中で見ていた、パリのエッフェル塔だったり、ハワイ、ワイキキビーチのダイヤモンドヘッドだったり、オーストラリアのエアーズロックだったりを見て、「うわー、実際にテレビで見るのとおんなじだー」と感激した気持ち、とか。

本場現地の料理を食べて、「めちゃうまー!」と感激した気持ち、とか。

こうやって感情からアプローチしていくと、タルトさんは「知的好奇心を持ち続けて、その好奇心を満たす自分が理想」なのかもしれませんし。

または、「いろいろな体験を通して、もっと自分を成長させる生き方ができる自分になるのが理想」なのかもしれません。

幸せは頭(思考)で感じるのではなく、ハート(感情)で感じるものです。
なので、感情にフォーカスして、「私はどんな感情を感じたいのか?」を探っていくと、理想の私像が見えてくるかもですね。

これって私がまだまだ青臭いということでしょうか笑

青臭くなんてないですよ!!
むしろ、「とっても誠実に生きている方だなぁ」と感じました。

タルトさん自身を、とっても内観されているから色々と悩まれたり、迷ったり、「私は青臭いのか?」と思っちゃうんじゃないかな、と思います。

最後に一つだけ。「自己否定」は私もついついやっちゃいますが、一緒に手放していきましょうね。

うっかりしちゃった時は、「あー、いかんいかん。自己否定はおしまい、おしまい!!もうやめよう!」と否定したら手放し、否定したらまた手放し、の連続です。

心の癖を直すには、もう修正を繰り返すしかありません。
私も頑張りまーす!

タルトさん、勇気を持ってご質問を書いていただき、ありがとうございました。
いつも本当にありがとうございます。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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