「しんどい」気持ちを押し殺して今日も頑張る大切なあなたへ

営業で働くあなたは、仕事にいつもいつも追われている。

明日までにプレゼン資料を作らなきゃならないし。
でも、今日の午後は取引先の人と打ち合わせが入っている。
夕方には会議。

帰宅はいつも終電近くなる。

でも、生きるためには動き続けなきゃならない。

頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ。

一人孤独に戦っている気分。

この「孤独感」が何より辛くはありませんか?
いやいや、私はこの孤独感が本当に辛かったなぁ〜!

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

「しんどい」という感情を押し殺してしまうのはなぜでしょう?

例えば子育てをしているあなた。

子供が小さい時は、本当にコーヒー一杯も最後まで飲めない状態ってよくありませんか?私はそんな状態が2年以上ありましたねぇ、、。

でも、育児を放棄するわけにはいかず、夫にそれとなく「ちょっと大変でしんどいよ」と伝えると、
「こっちだって仕事で大変なんだよ!育児は母親の仕事でしょ?」
とズバ斬りされ、それ以上何も言えなくなった、なんて経験は私にはあります。

そうか、私が頑張ればいいんだ。
出来なきゃいけない。
私がやるしかない。

そうやって、「しんどい」気持ちは押し殺していく。

「しんどさ」を感じてしまうと、きっと私は頑張れなくなってしまうから。

心を「無」にして、何も感じないようにしてただ、毎日の業務をこなしていく。

ただひたすらに。

XXX

育児に限らず仕事であったり、はたまた人間関係であったり、兎にも角にも誰にも頼らず問題を全部一人で抱え込んでしまうことって、今まで生きてきた中でありませんでしたか?

これね、本当に本当に辛い気持ちを感じるのですよ。
しんどいよね、辛いよね、ほんと。

実はこの行動の原点は子供時代にあるのですね。

お母さんから「自分でやりなさい」と言われたり、

何か質問しようものなら「そんなこと、自分で考えなさい!」と言われた経験はありませんかね?(私はありますね〜)

子供時代は依存の時代。

なんでもお母さんにやってもらう時代でした。

おむつ換えもミルクを飲ませてもらうことも、全部お母さんがやってくれていました。

でも、多くの親は思います。

子供より先に、私たち親はこの世を去ることになる。

だからなんでも一人でできるようになってもらわねば、、。

でも、ここに誤解があるのです!!

子供時代の私たちの世界は、せいぜい学校と家の世界。

やることといえば、身支度、宿題、家のお手伝い。

もうちょっと厳しいお家だと、お弁当を自分で作る、帰宅したら夕飯も準備する、という結構ハードルの高いケースもたまにあります。

親はこの段階までで、この「自分でできるようになりなさい」の意見を押し付けてきている場合がほとんど。
子供時代の話なのです!!

でも大人になった今の世界は、より内容は専門的で高度になり、やらねばならないことも格段に増え、責任は重くなっていきます。

一人でさばいていくことに、どうしたって限界がやってきます。

できない=無能、故に隠す、というスパイラル

できないことがあると親に叱られ、わからないことがあって質問すると「自分で考えろ!」と言われた経験があると、どうしても

できない自分 = 恥ずかしい自分

と捉えてしまい、できない自分を隠そうとします

だからしんどい時でも「しんどいです」とは言えず、「助けてくれませんか?」ということも恥ずかしくて、また迷惑をかけるようで言えなくなってしまうのですね。

この「できない自分を隠す」という行為は、実は自ら隠れようとする行為なので、孤独感を感じやすく、自分一人で問題を抱えてしまいがち。

辛いよね、こういうの。

私がその昔、海外駐在の時がまさにそうでした。

長男が1歳の時に香港からドイツに渡り、長男が8歳次男が3歳の時にドイツからロシアに引越ししました。

ドイツ語ができない状態でドイツでの育児がスタートしたのですが、友達が最初からいるはずもなく、かといって数人いた日本人駐在員の方に、小児科の予約やら幼稚園の手配など頼むことができなくて、一人で辞書片手に奮闘し、半分「ウツじゃないか?」と思うような状況にまで追い込まれる日々を過ごしたことがあります。

頼ることは、迷惑をかけること。

そんな気持ち満載だったのですね。

誰かに頼るときに大事なこととは?

人は潜在的に「誰かの役に立ちたい」と思っています。

役に立って「あなたのおかげで助かりました。どうもありがとう」と言われたい気持ちを持っています。

でもここで注意しないといけないことは、「頼る相手をあなたのお母さん代わり」にしないこと。

なんでもかんでも頼りっぱなしだと、相手は不満を感じ始めます。
ずーーっとあなたが「依存の位置」だと、人間関係はうまくいきません。
親子関係だけかな、これが成立するのは。

人の関係性で一番ベストなのは「相互依存」の関係性。

お互いがお互いを助け合う、という関係性です。

お友達があなたを助けてくれたら、今度はお友達が助けを欲しているときに助けてあげる。
仕事を抱えて大変そうな同僚がいたら、仕事を手伝う、などがこのパターンですよね。

あなたが何か離婚問題でしんどさを感じたり、物事を解決に向かわせる時も、自分一人で抱えるとなかなかうまく進みませんよね?

こんな時は弁護士さんに頼り、その代わりに「対価」を払うことで、「相互依存の関係」が成立します。

全てはあなたの感情次第

実は私たちの行動は、思考ではなく感情がベースになっていることがとても多いのです。

例えば「不倫はいけないこと」と思考ではわかっていても、「好き、会いたい」という感情があると、どうしても感情がまさって不倫相手と会ってしまう、という行動に繋がっていきます。

私の知り合いで、365日休みなく仕事に没頭している人がいます。

趣味も全て仕事関係のこと。旅行などには一切行かず、パートナーもいません。(この方は男性です)

一時は仕事に没頭しすぎて、家に変えると服をきたまま、椅子に座って寝落ちしていたこともあったそうです。

でも、全くしんどさを感じることはなく、とにかく仕事ができることが喜びで仕方がなかったそう。

これがやりたくない仕事で、365日休みなし、帰宅したら疲れ果てて椅子で寝落ちする毎日、、。

なんて聞いたら、しんどそうな状況ですが(っというかめっちゃブラック!)、「楽しい」という感情が感じられると「しんどさ」はさほど(この人の場合は全く)感じずに済むのです。

感情はだからこそ、生きる指針、かなめになるのですよ!!

なのでカウンセリングでは、「どんな感情を心の中に占めてもらうかとても大切にしていきます。

「しんどさ」を感じる大きな原因は「我慢」です。

「我慢」には必ず「怒り」がセットになっていることが多いものです。

そして「怒り」の下には、ほとんどの場合「悲しみ」「寂しさ」が存在しています。

この「悲しみ」「寂しさ」を心から解放していくことで「快」に感じられる感情を心に増やしていくと、もっと楽に生きられる行動につなげていけますよ。

その行動の一つが「頼ること」「助けを求めること」です。

お友達、先輩、お母さん。
誰か助けを求められる人に頼ってみてください。

誰もいなかったとしたら、是非私たちカウンセラーに頼って欲しいです。
必ずや力になりますから。

しかしながら、この「頼ること」「助けを求めること」と言う行動を堰き止めているあなたの感情はなんでしょうか?

そこに気付けるといいですね⭐︎

あなたがもっともっと楽な気持ちになれますように。
あなたは一人じゃありませんよ!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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