パートナーシップの問題は、あなたとパートナーのパターンがかみ合った時にやってくる

いっつも彼は私の気持ちをわかってくれない。
いつも私のことを否定してくるし。
だから本当にイライラすることが多い。

だからかな、言い合いになることも本当に最近多いと感じる。

こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

パートナーシップで問題が起こる時、どちらか一方のみに原因があるというよりは、多くの場合、双方の心理パターンの問題点が合致して起こる場合も多いです。

あるクライアント様の例で解説していきましょう。(掲載許可を得てお伝えします)

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● お互い地雷が同じだった例

カップルカウンセリングに来てくださったご夫婦は、お二人とも学校の先生。
ご主人の両親も共に学校の先生。奥様の方はお父さんが会社員、お母さんが専業主婦のおうちに育ちました。

お子さんが2人いるのですが、いつも子供の前でも言い合いの喧嘩をしてしまい、子供への影響が心配で、子供のために何とかしたい、と面談カウンセリングを受けてみることにしたそうです。

結婚前のご主人は優しい印象だったのに、結婚して子供ができてから、怒ることが増えてきて、1週間に2度3度喧嘩をしてしまうと奥様がおっしゃいます。休みとなれば趣味の釣りにすぐ出かけてしまい、
子供と私たちは置いてけぼり。
そうかといって、釣りに奥様はは興味がないので、一緒に行きたいとも思わないそう。

まず奥様A子さんから子供時代の話を聞いていきました。
すると、専業主婦のお母さんはとても過干渉で、A子さんが「こうしたい!」を伝えると、
「あなたはお母さんの言う通りにすればいいの!いちいち口ごたえしないで!」と言われることが多かったそう。

次第に「言ってもどうせ聞いてもらえない。またどうせ怒られるし」と思い、お母さんに対して心を閉ざしていきました。

そのくせお母さんの要望はどんどん押し付けられることが多く、「ウザい存在でしかない」とお母さんのことが嫌いなようでした。

次にご主人B夫さんに話を聞いていきます。

とにかく妻は文句や不満しか言わない。
家に帰ってきても
「何くつろいでるの?私だって大変なんだから!」と怒ってくる。釣りに行くときも嫌味を色々言われるのがものすごく嫌だ、ともおっしゃいます。

B夫さんの子供時代のことを聞くと、先生の子供は模範となる子供じゃないとだめだと言われ、ゲームは禁止、成績は優秀じゃないと困ると、とにかく勉強ばかりを強要された記憶しかないと言います。

高校時代は友達とファミレスに行くことにも反対され、親に隠れていっていたそうです。

私 「じゃあ、自由な子供時代がもし手に入ったら、何をしたかったですか?」

B夫さん 「友達を家に呼んで、一緒にゲームをしてみたかったですね。ゲームを買ってもらえなかったから、いつも友達の家でやらせてもらっていましたから。」

私 「あぁ、うちにも息子がいるからよくわかります。男の子の遊びってゲームが共通の話題になったりしますものね。じゃあご両親だけでなく、友達にもちょっと気を使っちゃったのでは?」

B夫 「そうなんですよ、やっぱり好きなだけって訳にはいかなくて、、。」

このお二人は、「親からコントロールされてきた」
「自分のやりたいことの意思を汲んでもらえない」と同じ境遇の子供時代を過ごしてきたのです。

パートナーとの間には、親子関係のパターンが出てくることがとても多いです。
心の距離感がほぼ同じだからです。

だからお互いに「どうせ自分の気持ちを伝えても、わかってもらえない」という気持ちがあり、だからこそ「わかって欲しのに!」という怒りを抱えてのコミュニケーションになっていたのです。

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● 心の傷を癒していくと、心理パターンを変える事が出来る

人は心が傷つくと、「もうあんな思いはしたくない」と行動を回避したり、制限をかけてしまうことがあります。

このお二人は子供時代、「わかって欲しいのに、その気持ちを受け止めてもらえなかった」という傷がありました。

なので、お二人に面談ルームでこんなことをしてもらいました。

お互い、部屋の端っこに向かい合わせで立ってもらい、お互いの目を見て1歩近づくたびに子供時代にわかって欲しかった気持ちを伝えてもらいました。

「私はもっとカワイイ洋服が欲しかった!」1歩前へ進む。
「僕にゲームを買って欲しかった!」1歩前に進む。

「私は友達とディズニーランドに行きたかった!」1歩前に進む。
「僕は軽音楽部に入りたかった!」1歩前に進む。

こうして次々にお互いに気持ちを伝えあってもらいました。途中から2人とも涙声に変わってきます。
2人が距離を縮めたところで、最後にこの言葉を言ってもらいました。

「お願い、助けてください!」

そうしてお互い、ハグしてもらいました。
二人は泣きながら、長いことハグしあっていました。

2人の傷ついた子供の心を持つ、インナーチャイルドを受け入れてもらえた感覚を持てた瞬間です。

そうして、これからはお互いの声を聞き合ってみましょうか?とご提案すると、お二人とも大きくうなずいていらっしゃってくれました。

面談後、ご主人の涙を奥様は初めて見たとすがすがしい顔でおっしゃっていたのが印象的でした。
B夫さんも、こんなに涙を流したのは、子供時代にもなかったかも、、とこちらもすがすがしい表情をされていました。

あなたとあなたのパートナーの心理パターンを見つけていくと、2人の関係性はかなり変化していきますよ。
面談カウンセリングは、パートナーと受けることもできます。

あなたのパートナーシップが幸せなものになりますように。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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