【Q&A】自己肯定ができない私。どうしたら自分を認めることができる?

先日は心理学講座、「自分をもっと知って幸せマインドを育てる」に沢山のご相談、ご質問をいただきありがとうございました。

今回の講座では頑張って結構な数お答えできたかなーと思うのですが、時間の都合上お答えできなかった分をブログでお答えしていきますね。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

通常が劣等エリアで問題が起こると挫折エリアという結果で、自己肯定0自己否定10という極端な結果の私は、問題が起こるとなかなか立ち直れません。どうしていけば良いのでしょうか?

今日はお米のゆめぴりかが特売で破格のお値段だったので、思わず買ってしましました^^

というわけで、今日のご相談者さんは「ぴりかさん」のしましょう。

ぴりかさん、ご相談を書いて頂きありがとうございます。

まず先日の講座に出られていない読者さんは、「劣等エリア?挫折エリア?なんじゃそれ?」でしょうから、まずはそこからご説明しますね。

目次

自分の心の癖を知る

今回の講座では、20の質問に答えて頂き、自己肯定度、自己否定度、他社公程度、他者否定度を測定して頂きました。

それを踏まえて、これは一例ですがこのようなグラフを作成して頂きました。

そしてこの座標軸を元に、自分の日常の居場所、そして問題にぶつかるといる居場所の検証をしました。

この図で言うと、①が普段の自分の心のあり方、②が問題が起こった時に落ちいる心のあり様を示しています。

そして「劣等エリア、挫折エリア」などの名称に関してはこちらの図がわかりやすいかな。①〜④の領域の場所がそのまま下の図に当てはまります。

色のついた座標軸の例では、①は協調エリア、②が劣等エリア、③が優越エリア、④が挫折エリアです。①は一番大きい面積に①を振っていき、2番目に面積が大きい場所に②と番号をふっています。

なのでぴりかさんは、劣等エリアが1番面積が大きく、挫折エリアが2番目に面積が大きかったようです。

自分に厳しい人の心の声

自己肯定0自己否定10という極端な結果の私は、問題が起こるとなかなか立ち直れません。

ぴりかさんの質問結果が、自己肯定0で、自己否定10(満点)と言うことは、

どれだけとてもとても自分に対して手厳しいか

の現れだと思いますよ。

上記の劣等エリア(みんなは私よりすごいけど、私はダメ人間と思うエリア)の心の声は、図にある通りです。

みんな私よりすごいなぁ
私なんかにできっこない
私はみんなのお荷物だなぁ
うまくいかなかったら、どうしよう
私が担当でごめんなさい

いつもこの声をぴりかさんは、心の中で聴いているのですね。

きっと辛いよね、そして生きているのが苦しくなるんじゃないかな。

そしていざ問題にぶち当たると

周りと関係を持つのがめんどくさい
人生、何をやっても無駄
生きている意味がわからない
どうせうまくいきっこない
人間って本当につまらない生き物だ

っと感じてしまっていたのかもしれないですね。

ここから脱出するには、自分を信頼する力、自分はこのままでいいんだ、と思える自己肯定の力が大事になってきます。

ずっと物心ついた時から、ぴりかさんはご自分に厳しく生きてこられたのではないでしょうか。

どうしてそこまで自分の評価が厳しいかといえば、それはおそらくぴりかさんが両親、または父母のどちらかから、

できないところを責められる

褒めてもらったことがない

のようなことが子供時代にあったからではないかと思うのですが、どうでしょうか?

自己肯定を上げるには

自己肯定を上げる方法はネットでも検索すると色々と出てくるとは思いますが、まずは傷ついた小さな頃のぴりかさんに寄り添って上げることから始められるといいと私は思います。

子供の頃、できないところを責められた時、とっても悲しかったんじゃないかと思うのです。

一生懸命頑張ったのに、それを認めてもらえなかったとしたら。

ぴりかさん、とっても傷ついたのではないでしょうか。

小さかった頃のぴりかさんが、今目の前にいるとしたら。

大人のぴりかさんは、どんな声をかけてあげたいでしょうか。

まずはその小さな女の子に寄り添い、励まして上げること。

それに取り組まれた上で、ぴりかさんの今まで頑張ってきたことを思い返してみてください。

自分への評価が厳しい方は、とても頑張り屋さんが多いのです。

ぴりかさんもそのお一人ではありませんか。

頑張り屋さんは、多くの方は「まだまだ頑張りが足りない」と思いやすいので、もしもよろしかったら一緒に取り組んでみませんか?

もっとぴりかさんが、正当な目でぴりかさんをみられるように。

ぴりかさんはご自身が思うよりも、ずっとあなたはできる人だと私は思います。

ぴりかさんができていることを見ることができる目を育てること。そこに取り組まれる時期がやってきたんじゃないかなと思います。

ぴりかさんがこれまで生きてきた中で、何を頑張ってきましたか?

ぜひそこを洗い出してみてくださいね。

そして、「私、よくやっているね」とご自身に声がけしてみてください。

一人でやってみて、不安だったりうまくできないようでしたら是非カウンセラーの力を利用してみてくださいね。

ぴりかさん、応援していますよ。

ご相談をありがとうございました。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

目次