さて先日「セックスのお話」というタイトルで恋愛心理学講座をさせて頂きました。本当に多くの方に申し込みをして頂き、そのうちの4割程の方達がライブでご参加くださいました。本当に勇気を持ってのご参加に大感謝です。
そこでご質問を募集したところ、講座内でお答えした分も含めて、なんと26件のご相談を頂きました!!
今回はあまりに多かったので、講座内でお答えできなかった分を随時ブログ記事でお答えしていきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
感情を切ってしまう
好きな人やパートナー以外の人とのセックスに抵抗がありません。罪悪感もありません。無理矢理セックスされてもあまり悲しくないし、パートナーがいて風俗で働いても罪悪感はありません。
そんな自分はおかしいのかな、と感じてしまいます。
今日のご質問者さんは、ハーブさんに決定!今日のランチはハーブチキンソテーだったのですよ〜。
ハーブさんのご質問を読ませて頂いて、とても大きな悲しみを感じました。
この感情、きっとハーブさんのものなんじゃないかな。
それは愛の層の上にある、心の痛みがあまりに強く、愛の層とハーブさんが切れてしまっている状態なのかな、、と私が感じたから。
愛の層は心の一番深い部分に存在します。
赤ちゃんは、心に愛しか存在していません。
ロシアで開発されたメタトロンという医療機器では、身体の不調だけではなく心の奥底の感情を計測できるのですが、赤ちゃんを計測すると、「愛」の波動がダントツに多いそうです。
この図で心の層を解説していくと、
2歳頃から躾が始まり、心に痛みが生まれてきます。
お母さんから怒られたりすると、悲しい気持ちを感じちゃいますよね。
そしてその上に、「私は正しい!」と主張する「自我」が芽生えてきます。
小学生になり、中学生になり、高校生になり、、と心が成長するに従って、周りの人と自分を比べたり、怒られたり、コンプレックスを感じたり、失敗したり。
色々な経験を通して、本当の自分を隠すようになり、いい子を演じようとします。いわゆる社会で生きていくための仮面をかぶるようになるのですね。(上の図ではペルソナ、と書かれている心の層です。)
ここで、ハーブさんの話に戻りますが、何か子供時代に辛い出来事があったのではないでしょうか?
例えば、親からの虐待。
身体的な暴力だけでなく、気持ちを受け入れてくれるどころか、「あなたが悪い!!」といつもハーブさんを悪者扱いされてきた、とか。
またはご両親が働いていて、放置されていた、とか。
お父さんやお母さんはどんな方でしたか?とカウンセリングだったら伺ってみたいです。
パートナーがいらっしゃっても、他の人とセックスすることに罪悪感がないとしたら、ハーブさんは本当にパートナーを愛していないのではないか?と仮説を私だったら立てるかな、と思いました。
愛と罪悪感は表裏一体。
罪悪感は「愛してあげたいのに、愛してあげられない」時に感じる感情。
「助けてあげたいのに、助けてあげられなかった!ごめんなさい!」
と、愛がなければ罪悪感は感じないのです。
ハーブさんに愛がないわけではありません。
愛の層と切れてしまうくらい、トラウマや痛みの層が強いから、愛を感じられなくなっちゃっているのではないかと思うのです。
ここまで読み進めて、ハーブさんに何か心に感じることはありませんか?
自分をもの扱いしてしまう時
無理矢理セックスされてもあまり悲しくないし、
このセリフからも、ハーブさんの感情をハーブさん自身から切ってしまっている気がするのです。
感情を切ってしまう原因は、感情を感じるのが辛いくらいの体験をした時があったから、というケースがとても多いです。
自分を感情の入っていない、まるで人形のように感じていませんか?
とっても自分の人生に絶望してしまっていることはありませんか?
ハーブさんの諦めや悲しみが、文章からエネルギーとして伝わってくる気がします。
私の思い違いなら良いのですが、、。
自分の幸せに諦めがあるくらいの、何か体験をされていたとしたら。
そこで出来てしまった心の傷に寄り添うことが、とっても大事になってきます。
そしてもう一度痛みの層を超えて、心の深い部分にある愛とハーブさんが繋がることにチャレンジできると良いかな、と思いますよ。
きっと大きな癒しが起こると思います。
それは心の痛みに向き合うことになるので、お一人では辛すぎてなかなか向き合いたくない気持ちになるかもしれません。
誰か信頼できるカウンセラーと一緒にできると良いのではないかな、と思います。
もしもよかったら、お手伝いさせてくださいね。
ご質問を本当にありがとうございました。