【セックスに関するご質問にお答えします⑤】〜愛する女性達へ!奪うエネルギーのセックスは絶対にしちゃダメな理由〜

先日(と言ってももう2週間ほど前になるのですねー。時間が経つのは本当に早い!)「セックスのお話」の恋愛心理学講座を開催しましたが、勇気を持ってご参加くださった方々、本当にありがとうございました。

前半はレクチャー、後半にご質問タイムを40分ご用意しましたが、予想以上のご質問の数で時間が足りず、全部にお答えすることができませんでした。

でもどれもとてもいいご質問ばかりでしたので、時間内にお答えできなかった分をこのブログでお答えしていこうと思います。

遅れ遅れで、やっともう少しで全部にお答えできそう!本当に遅くてすみません。でも、セックスのテーマは人のあり方の根元ですから。つい熱が入っちゃうんです。
当日の講座では音声でリアルに伝えられましたが、ブログでの文章だとなかなか文字化するのが難しくて、、。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

セックスがマイナスになる時

最近、奥さんと不仲で悩んでいる男性と不倫しました。(もう別れましたが、、、)
その男性のセックスが女性の体を大事に扱わないセックスだったので、私はあまり嬉しくないセックスでした。

今まで付き合った男性は皆、女性の体を大事に扱うセックスだったので、彼の行為が不思議でたまりません。
「女に恨みでもあるの?」「なぜ凌辱的なセックスをするの?」と聞きましたが彼は答えてくれませんでした。

夫婦仲が悪い状態だと、不倫相手の女性に対しても八つ当たりする行為になるのでしょうか。

今までのブログでDさんまで来ました。今日はFさんで行きますね。
Fさん、勇気を持ってのご質問、本当にありがとうございます。

Fさん、辛いセックスでしたね。
でもこの辛いセックスを受け入れたくなるほど、当時は彼のことが好きだったのでしょうね。

まず質問が前後しますが、最後のご質問からお答えします。

夫婦仲が悪い状態だと、不倫相手の女性に対しても八つ当たりする行為になるのでしょうか。

おそらくこの男性は、女性全般に対して「怒り」があるから妻とも仲が悪いし、不倫相手の女性にも悪い態度をとるのでしょうね。

おそらく、この男性はお母さんにめっちゃ怒っています。
子供の頃からずーーーっと。

お母さんに受け入れてもらえなかったかもしれませんし、気持ちをわかってもらえなかった、、そんな悲しみを背負っていらっしゃるんだと思います。

そしておそらく、かなり干渉されてコントロールされた気持ちがあるか、または言葉の暴力、身体的な暴力があった可能性もあります。

男性にも女性にも、それぞれ男性性、女性性があります。この割合は人によって様々ですが、この男性はお母さんとの関係性に問題があったとみると、女性性エネルギーは少ないのではないかと思います。

なぜならばお母さんから女性性は子供へと流れていきますから。
十分に受け取れなかったのでしょう。

だから支配的な、または暴力的なセックスで、パートナーの女性からこの女性性を奪うセックスになっちゃうのです。

奪うエネルギーのセックスは、パートナーの女性の女性性を傷つけることに繋がります。

なので、支配的、暴力的なセックスを続けると、女性は自分は女性として価値のない人間だと感じてしまったり。
実際に女性としての楽しさや幸せ感を感じられなくなっていきます。

だから、女性を大事に扱わない男性とはセックスを私は絶対にオススメしません。

セックスはあなたの心理状況を映し出す

今まで付き合った男性は皆、女性の体を大事に扱うセックスだったので、彼の行為が不思議でたまりません。

Fさんは今まで大事に扱ってくれる男性とお付き合いをしてきたのに、ある日出会った男性はFさんを大事に扱わなかった、としたら、Fさんは当時、自分を大切に扱えない心境に陥っていたのかもしれませんね。

自虐的になる、何か問題を抱えていたとか。

自分に対して「自己嫌悪」を感じていたとか。

どちらから別れを切り出したのかは分かりませんが、今はこの男性と別れたようで、それは私は結果的によかったのではないかと思います。

Fさん、どうかどうかこれからもご自身を大切にしてあげてくださいね。
素晴らしいご質問、本当にどうもありがとうございました。

次回でご質問シリーズは最終回になります。
本当にご質問、皆さまありがとうございました。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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