【セックスに関するご質問にお答えします⑥】〜セックスはゴール?始まり?〜

先日(と言ってももう2週間ほど前になるのですねー。時間が経つのは本当に早い!)「セックスのお話」の恋愛心理学講座を開催しましたが、勇気を持ってご参加くださった方々、本当にありがとうございました。

前半はレクチャー、後半にご質問タイムを40分ご用意しましたが、予想以上のご質問の数で時間が足りず、全部にお答えすることができませんでした。

でもどれもとてもいいご質問ばかりでしたので、時間内にお答えできなかった分をこのブログでお答えしていこうと思います。

今日はいよいよ最終回、なんとか最後のご質問までたどり着けました。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

女性と男性のセックス観の違い

1度セックスしたら、それまで好きでなくても、相手のことを好きになってしまう女性は多いのかなと思います。
でもそうならない女性もいるかと思います。この差は心理学的に理由はありますか?

前回がFさんでしたので、今日はGさんで行きますよー。
Gさん、ご質問どうもありがとうございます。

巷では「セックスは男性にとってはゴール、女性にとってはスタート」とよく言われます。

男性は女性とセックスできるまでは一生懸命頑張るのですが、その後急にペースダウンすることがあります。私たち女性はセックスすることで、「あぁ、これで特別な関係性になれた!これから私たちの特別なパートナーシップが始まる〜♡」と思いますよね。

これはやはり、妊娠する役割を担う女性と、沢山の子孫を残すことができる男性との性差から来ていることも理由の一つなんじゃないかな、と思います。

今でこそ、妊娠していてもスーパーで買い物をすれば食糧にありつけることは可能ですが、昔々は男性が狩で持ってきてくれた獲物を食べていかないと生命を維持することができませんでしたから。

男性に助けてもらわないと、子供を出産して育てることは昔は不可能だったのですよね。

でもそうならない女性もいるかと思います。この差は心理学的に理由はありますか?

確かに女性の中でも上記のような方もいらっしゃるかと思います。何が違うのでしょうか?

男性性と女性性のバランス

男性は女性に比べて、「ゲーム」が好きなかな、、、と思うのです。

「うちの子はゲームばっかりで、本当にこの先大丈夫かしら?」と悩むお母さんは男の子のお母さんに多い気がします。(うちも例外なく、息子にそう感じていた時期もありましたー!)

一般的に男性は勝ち負けにこだわり、「勝つこと」「1番を目指すこと」にこだわる方が女性に比べて多い気がするのですが、あなたの周りの男性はどうですか?

「あの子を落とせるかどうか?」というゲーム感覚でセックスを目的としたアプローチは男性に見られる傾向ですが、女性にも少なからず、このゲーム感覚でセックスまでのプロセスを楽しむ方はいらっしゃいます。

これは男性性が強い女性の可能性もありますし、元々親密感の恐れを持っていて、人と本当に向き合う方が怖い、深くは付き合いたくない、という思いを持っている方にも見られる傾向です。

何が良いか悪いかではなく、本人が幸せかどうかが大切なので、「本当に私がしたいことは?」「我慢はしていないかな?」と自分の感情に向き合うことが大切です。

Gさん、素敵なご質問を本当にありがとうございました。

本当はセックスしたいけれど、いい子を演じてカマトトぶってしまいます。もったいないな、と思うことがあります。

最後のご質問と言いますか、感想かな?
Hさん、どうもありがとうございます。

そうそう、私たちはセックスに対してタブー視をしてしまいがちですよね。

恥ずかしいこと、いけないこと、みたいな感覚。

でもあの見つめ合う時間は、「つながっているなぁ〜」と大きな安心感を感じますし。

何より相手の体温を感じると、赤ちゃんの頃の感覚が呼び戻されるのか、心地よい安らぎを感じることがあります。

自分は宇宙の一部なんだなぁ、、なんて感覚になることもありますし、セックス以外の時間でも日常的に満たされ感を感じられるなぁ、、と個人的には実感しています。

私は来月53歳になりますが、(ひょえ〜!時間が経つのは早いのぉ、、)いくつになってもこの感覚を味わえるよう、健康に気をつけて生きていこうと思っています♡

Hさんを始め、講座内で沢山のご質問を書いて頂きまして本当にありがとうございました。
一人でも多くの方たちがセックスをタブー視せず、大切にして頂けたらいいな〜と思っています。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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