いつも私の恋愛は上手くいかない。
なんで?
どうして?
私の周りの友達はフツーに幸せに結婚してるし!!
そんなあなたに今日はお伝えしたいブログ記事です。
こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
うまくいかない現実
私の恋愛、なぜかいつも上手くいかない。
付き合う人、付き合う人、最初はまめに連絡をくれるのに。
お付き合いが進むうちに、だんだんとLINEの連絡の頻度が少なくなっていく。
そんな時に私が不安になって、
「どうして私を不安にさせるの?
どうして安心させてくれないの?
もう私のこと好きじゃないってことなの?
私の事、もうどーでもいい存在って事?」
そんな不満をLINEで長文で送ってしまったり、電話で泣いてわめいて、結局終わりになるパターンがいつものこと。
私はただ安心させて欲しいだけなのに。
私はただ大事にされたて、愛されたいだけなのに。
どうしていつも、私って恋愛が上手くいかないんだろう?
お父さんとの関係がパートナーシップに影響を及ぼす
私達は子供の頃、両親のことを大好きだった時代がありました。
女の子はパパが、男の子はママが異性として意識する最初の対象だと心理学では言われています。
私達が小さかった時代は、心が純粋で素直な感覚で生きていた時代です。
なので、子供の頃に感じた気持ちはそのまま無意識の中に取り込まれて、私達の心理パターンを心の潜在意識の領域に作っていきます。
つまりお父さんを小さな子供時代にどうとらえていたか、が、私達女性のパートナーシップに大きな影響を与えるということなのです。
男性の場合は、お母さんを小さな子供時代にどうとらえていたか、が後のパートナーシップを作る際に影響を与えてきます。
例えばあなたの育った家族が、姉妹がいてお母さんがいて女系家族だったとしましょう。
お父さんは仕事熱心で、単身赴任が長かったとします。
こうなると、あなたの子供時代の世界には男性がいません。なぜならお父さんが不在がちのお家でしたから。
男性は遠い存在なんだ。
あなたとは関係のない世界で生息する生物なんだ。
そんな意識が心の中で作り上げられることがあるのです。
そんなあなたが、お年頃になって素敵な彼ができたとしましょう。
ところが、だんだんと彼がなんだかそっけない態度をとるようになってきたと感じるようになるとしたら。
どうして?私はこんなに大好きなのに!?
恋愛が苦しく感じて、もうたまらない!
最初は上手くいくのに、いつも相手から距離をとられると感じるケースを何度も繰り返すとしたら。
彼女の心に一体何が起こっているのでしょうか?
彼女の無意識の心の世界では、男性は遠い存在でした。
だから、近い存在になるとなんだか違和感を感じてしまうことがあるのです。
違和感を感じると心は安定を求めますので、元の正当な距離、つまり「お父さんに感じていたような、男性と遠い距離感に正す」ということを無意識に求めるようになります。
この例え話のケースだと、
彼にそっけない態度をとられるような行動を、あなたがわざわざとるようになったり。
彼の行動を「私に対するそっけない態度だ」と捉えることで、あなたと彼との間にわざと距離感を感じる様に捉え直しをしてしまうようになります。
でもこれは、無意識にしていることなので、あなた自身は「なんでいつも彼に距離をとられるの?」という認識になっちゃうのが、怖いところなのです。
自覚が持てないのが、このパターンの厄介なところなのです。
だから本人は無自覚で辛い恋愛を繰り返してしまうのですね。
もうひとつ、別の例を挙げてみましょう。
いつも付き合う人は最初はちゃんとした人だと思って付き合い始めるのに、どういうわけか関係が深まってくると浮気が発覚するパターンばかり。
どうして?
私に女性としての魅力が足りないからなの?
それとも私が、彼に浮気させているのかしら?
1度だけではなく何度も浮気オトコが続くと、もしかして私に原因があるの?と思われてカウンセリングに来られる方、実は少なくありません。
こういった方達をカウンセリングをしていくと、もちろんさまざまなケースがあるのですが、例えばの例でこのようなものがあります。
男=浮気する生き物、という思い込み
私がカウンセリングしてきた中で付き合う歴代彼氏さん、なぜだかみんな浮気していて、それで関係性が壊れた、というクライアント様達に多く見られた傾向があります。
それは、
自分のパパが浮気していた!
あー、男ってみんな浮気するものなんだ~。
そんな思い込みが、小さなあなたの心に刻み込まれてしまうケースです。
すると、
オトコ=浮気する生物
という公式が出来上がり、浮気しそうな人しかあなたのレーダーに「オトコ発見、オトコ発見!」と引っかからなくなり、
浮気しない誠実な人は「オトコ」という烙印が押せず、そのままあなたのレーダーには引っ掛かりさえしないケース。
もう一つは「パパのように浮気する人とは絶対に付き合わない!」と、パパ、という存在そのものに意識が向いている時。
パパを否定しているのですが、実は心は常に「パパ」という存在に標準が当たっているのです。
よくカウンセリングで伺うお話で、
「母のように子供を(つまり私を)叱るような母親には絶対にならない!」
とおっしゃる方に限って、同じようにガミガミママになっている事実をご自身で実感し、がっかりされる方は少なくありません。
あぁはなりたくない!
が、
あぁになっちゃってた!
はよくあるお話なのです。
それは意識が「あぁ、という存在」に向いているからこそ、心がそちらに引っ張られちゃうのですね。
だから無意識にパパのような人を選んでしまう。
(本人は絶対パパのような人は避ける!と思っているのにも関わらず、です。辛いですよね、本当に)
パパは取り替えられないから、もう絶望!?
そうですよね、この世で血のつながっているパパはこの世に一人しかいません。
でもね、血の繋がるお父さんは変えられませんが、あなたの意識は変えられるのですよ!
だから大丈夫です!
一番目のお話のパパが単身赴任で家にいなかったケースだと、一つの例ですが、
(これは人によって個々のアプローチの仕方が様々だから、一つの例としてあげますね)
お父さんは距離は離れてはいましたが、あなたに愛情を与えてくれていたのでは?と見ていくことでアプローチしていきます。
お父さんが単身赴任してまで頑張ってハードワークしていたのはなぜでしょうか?
それはもしかしたらあなたをしっかりとした大人に育てるためだったかもしれませんし。
もしかしたらあなたに幸せになってもらうため、だったのかもしれません。
そんなお父さんの愛情があなたに向けられていたのでは、もしかしたらあったのではないか?
とお父さんの愛情と繋がるセッションセラピーを行うことがあります。
そうすることで、遠くにいたお父さんがまるであなたの近くで優しく微笑んでる、そんなお父さん像を心に作る事が出来、あなたの心理パターンを変えていくことができるのです。
2番目の浮気のパターンのケースで見ていきましょう。
これも色々なアプローチができますが、一つの例としてお父さんはなぜ浮気をしてしまったのか、お父さんのその時の感情の理解をカウンセリングでは促すことがあります。
人は行動を起こす時には、必ず動機があるのです。
この動機は、感情によって起こるものです。
お父さんの悲しみ、寂しさ、絶望。
もしかしたらそこを埋めるために浮気をしたのかもしれません。
(浮気案件は非常に繊細なものなので、出来事そのものをいい悪いとジャッジをすると、解決に向かうことがカウンセリングでは難しくなる場合があります。なので「理解」ということは大切になってくるのです)
そうすると、本来の男性の心情、そして本当に守りたいものへの愛情を感じ取ることができる場合も少なくないのです。
すると、父親(つまり男性)=浮気と言う公式がすべてではないと感情で腑に落ち、浮気をしない、誠実な男性があなたのセンサーにひっかかるようになります。
私達の無意識の中に存在する子供時代に作られた概念は、あなたの行動パターンに大きな影響を与えます。
全てが親との関係が原因と言うわけではありませんが、もしも何か引っかかるな~と感じられた方は、一度見つめてみるきっかけにされると嬉しく思います。
あなたが幸せになるきっかけは、あなたの心にありますよ。