褒めると「わざとらしい」「下心があるんじゃないか?」と思われたくないから褒めるの、ちょっと躊躇しちゃう!
もしもそう感じて褒めないのは、何ともモッタイナイ!
心に響く褒め方、お伝えします。
ほめ上手が「男性ウケ」するらしいことは、ブログで散々読んだから知っている。
でも、なかなかできないのですよね。
それはなぜかというと、
「何か下心があるんじゃないか?」と疑われる気がするし、
「わざとらしい」と思われるのも心外だし。
そもそも私なんかに褒められてもうれしくないんじゃないかな。
すっごいきれいな人から褒められたら、そりゃーオトコは嬉しいかもしれないけれど、
この私にだよ?きっと嬉しくなんかないだろうな~。
それにさ、私だって本当は褒めてもらいたいけれど、全然彼は褒めてなんかくれないし。
それどころか、文句しか言ってこないんだよね。
気が利かないな~とか、
もっとスカートはいたら?とか。
そもそも、どうやって褒めたらいいのか、自分が褒められた経験が少ないからわからないんだよね。
だからブログに「もっとじゃんじゃん褒めましょう」って書いてあっても、「むーりーっ!」ってやっぱり思っちゃうんだよ。
私が恋愛とかパートナーシップがうまくいかないの、やっぱり褒めることができていないからなのかな。
そんな自分にがっかりしちゃうよ。
私、今でこそ心理カウンセリングで「男性心理」を語ったり、
上手くいくパートナーシップの話をしたりしています。
でも以前は、上記のようなことを感じていて、なかなか褒めることができませんでした。
だから夫婦関係も上手くいかなくなっちゃいましたし、そもそも結婚前は「フラれることが多い私」でした。
それが今では、実生活では本当に夫に大切にしてもらっています。
もっというと、色々な男性からも優しくしてもらっています。
例えば、去年から仕事で何度もコラボさせてもらっている森川カウンセラー。
彼と一緒に仕事をさせてもらったおかげで、私の仕事の幅は格段に広がりました。
彼の「ワークショップの場のエネルギーを読む才能」は素晴らしく、
私が尊敬して頼っている部分でもあります。
「陽ちゃん(森川カウンセラーのことです)のその才能は、本当に素晴らしいと思う。
私が気が付かないところまで感じ取るから、そこは私、とても助かったな~っといつも思っているんだよね。」
としょっちゅう伝えています。
彼も自信をもって存分に力を発揮してくれるし、私が気が付いていない私の才能を見つけてくれるので、より気持ちよく私自身、仕事もできますし、本当に良いワークショップを提供することができています。
(だから毎度満席になっているのかな~と思いますよ!)
今月引っ越しした沼田家ですが、
家は完成したのですが、今、門だったり玄関先だったり、
家の外回りの、いわゆる「外構工事」の真っ最中。
職人さんたちも、本当に丁寧に暑い中、沼田の家を創作してくれています。
タイルのはり方ひとつとっても、本当に上手く形に収める腕はさすがです。
そんなパートナーシップとは関係ないところでも、やっぱり褒めちゃいます。
なぜなら、我が家のために一生懸命働いてくれているのですから、この暑い中、、。
本当に本当にありがたいです。
実は私が褒めることに抵抗感がなくなったのは、単に自分が褒められてうれしかったから、なのですよ。
私はずっと長いこと、4畳半と6畳の木造アパートで家族5人で生活していた子供時代でした。
貧乏だったし、服装もあか抜けていなかったし、ほんと、かっこ悪いと自分のこと思っているような人間でした。
そんな私が結婚してイギリスに住んでいた時、4歳児だった次男のクラスのママたちが、本気で自分や他の子供を褒めている。
しゃがんで目線をあわせて。
ハグをしながら。
丁寧に目を見て、心から褒めていました。
そして、私のことも褒めてくれる。
「私は英語しかできないけれど、
みえこは英語と日本語が話せる。すごいよ!」
本当にサバイバル的な英語で、息子からは
「ママ、本当に恥ずかしいから僕の(学校の)友達の前で英語を話さないで!」
と言われるくらい、ジャパニーズイングリッシュ丸だしだったのですが、イギリス人ママは本当にほめ上手でした。
お世辞なのかもな?、とも半分思いましたが、やっぱりうれしかったのですよ。
人はやっぱり褒められたいのだと思います。
〇 なのでここでほめテク!!
先日、外構工事の職人さん、金髪から黒髪のパンチパーマにされたことがありました。
どういうわけか、金髪の時はお年に見えていたのに、
黒髪パンチパーマはとっても若く見えたのです。
いつも朝に「ピーンポーン!外構工事です~」
とインターフォンを鳴らして、お仕事始められるのですが、
ちょうどお昼時に買い物に出るときに、一人の職人さんの髪型が変わっていることに気が付きました。
「あれ?髪型、変わりました?」
「あ、昨日床屋にいきました」
「そうですか~、さらに若くなった気がしますよ!めっちゃ似合っています!最初、誰かと思っちゃいましたよ!ですよね?(他の職人さんに同意を求める)」
「そ、、そうそう、ですよね~」(同僚を褒められて、なぜか照れる職人さん)
「本当にお似合いですよ!ココの階段、降りて大丈夫ですか?(セメント塗りたてでしたので)」
「大丈夫です。すぐにセメントは乾きますから」
「そういった専門的なことが、わからなくて、、。お任せしますね、本当に頼らせていただいています。」
「はい!大丈夫ですから!!任せて下さい!」
「本当に心強いですよ!ありがとうございます」
とっても嬉しそうでした。
その笑顔に、私もう嬉しかったのです。
やっとこさ、本題ですが、毎度前置きが長くてすみません、、。(滝汗)
私が「これは相手に伝わる褒め方かな~」と思っている褒め方があります。
人の素晴らしいところを伝えて、
自分の感情を伝える、というやり方。
先の外構工事ではこんな感じで伝えました。
「髪型変わりましたよね?」(すばらしさ)
「私はめっちゃ似合っていると思います」(自分の感情)
「タイルの専門的なことはわからないくらい、専門的ですごい!」(すばらしさ)
「心強い!」(自分の感情)
森川カウンセラーには
「陽ちゃんの場を読む才能は素晴らしい!」(すばらしさ)
「私はとっても頼ることができて、助かっているよ!」(自分の感情)
冒頭で、褒めようとしたときに湧いてくる抵抗感、例えば、
>「何か下心があるんじゃないか?」と疑われる気がするし、
>「わざとらしい」と思われるのも心外だし。
>そもそも私なんかに褒められてもうれしくないんじゃないかな。
といった気持ちを払しょくすることができるようになります。
なぜなら「すばらしさ」だけでなく、「自分が感じた感情」をプラスすることで、「愛」を聞き手は感じやすくなるからです。
「愛」を受け取ると、人は優しい気持ち、嬉しい気持ちを感じる割合がぐっとあがります。
心理学では、「返報性の法則」といいますが、人は優しい気持ちを感じさせてもらうと、優しくしたくなっちゃうんですよね。
是非、どんどんあなたが褒めて、あなたの世界があなたに優しい人ばかりになりますように。