向かい風に立ち向かうには

次男が大学留学のためにシンガポールに旅立ち、はや半月が過ぎました。

シンガポールは入国者全員に2週間強制的に政府指定のホテルに隔離が義務付けられています。

(しかもホテル費用自腹!最低でも20万越えです!我が夫、頑張った!)

次男も長い長い隔離期間を終え、やっと大学の寮に入れる予定でした。

が、、、、人生の向かい風が吹いちゃいました。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

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追い風の後に吹く向かい風

思い返せば3月30日。

次男がずっと入学を希望していたシンガポールの大学の、合格通知が届いた日。

ハグし合って、やった〜!!と歓喜の声をあげたのは4ヶ月半前。

次男には追い風が吹いている。あぁ、これからの未来が希望に満ちている!
当時はそう思いました。

その次男が、昨日は泣きながら「もう日本に戻りたい」とLINE電話をしてきました。

2週間、部屋から一歩も出られず、誰とも会えない生活は、かなり酷だったようです。

途中、何度か「もう生きている意味がわからない」と漏らすこともありましたが、「後○日で寮に移れるよ!寮でも隔離1週間だけれど、ドア越しに人の声が聞こえたり、きっと気配を感じられるから。後もう少し!頑張ろう!」

そう励ましてきたけれど。

日本出国前、シンガポール入国直後、隔離期間中の三回のPCR検査、全て陰性だったのに。
2週間隔離最終のPCRで、まさかの陽性反応。

え?誰とも接触していないのに、なぜ陽性?
何かの間違いじゃないの?

再検査をお願いするも、即却下。

そして、、

ホテルを変えて、陽性者専用のホテルに連れて行かれ、3週間の隔離延長。

辛い2週間を乗り越えた先の、3週間延長に次男の心が折れてしまったようです。

いやー、私も流石に参りました。

三日前のPCRでは陰性だったのですよ。

その前後も誰にも接触していないのに、なんでこのタイミングで陽性になる???
2週間、誰にも接触していないのに?

当然ですが、咳ひとつなく、至って元気な次男。

これじゃあコロナじゃなく、心の病気になっちゃうよ。

次男にとって夢が叶った先にあったものは、辛い体験でした。

これからの3週間、狭いホテルの部屋から一歩も出られず、誰とも会えない生活は、私が想像するよりも次男の心が疲弊するでしょう。
3週間後のPCRが仮に陰性だとしても、大学の寮では1週間隔離がありますので、今後4週間は人と接触することが次男にはできません。

トータル6週間、彼は誰にも会うことができません。辛いだろうな、、。

でも、母親である私は、次男をハグしてあげることができません。
それが母親の私には、身を切られる思いがします。

向かい風に立ち向かうには

今日の午前中、やはり次男が心配でLINE電話をしてみました。

すると、昨日よりは心が落ち着いてきて、隔離3週間に立ち向かう気持ちに少しづつ変化が出てきたと言っていました。

以前に参加したビジネスコンテスト世界大会で友達になったシンガポールの人から、今日のお昼ラーメンのデリバリーの差し入れがあるということ。

落ち込む次男の気持ちに寄り添ってくれる、優しいシンガポールのお友達がいる、という事実を知りました。

そして、我が家族の対応が男女のカラーがもろに出ていて、可笑しいくらい!

昨夜夫と長男はZOOMで次男と繋がり、こんなことを言っていました。

「まぁ人生はこんなもんよ」
「この事態をポジティブに捉えて、動画で発信するとかしてみたら?」

「この機会を逆手に取るしかない。この3週間で普段できない何かをする。今日はビール飲んで寝る」
「発症していないだけラッキー」

おいおい、彼の辛い気持ちに誰も共感していないんじゃない??

で、おかーさんの私は、共感の嵐。

「辛いよねー」

「このコロナ禍の社会、くそだよねー」

「なんなんだよ!意味わかんないよね!」

「3週間隔離って、君を危ないものから守ろう、という何かの力が働いたのかもよ?」

「3週間、いつでもママに辛くなったらLINEして。時間見つけてZOOMしよ!ママはいつだって応援している。絶対にあなたは大丈夫!アメリカでの心臓の手術でも、編入での中学受験でも、いつだって守られていたから、あなたは大丈夫だよ!」

もう、自分がカウンセラーでよかったって、今回ほど思ったことはありません。

多くのクライアント様が、私を育ててくださいました。
多くの方に、応援者としての機会をくださいました。

過去のクライアント様がどれだけこのブログを読んでくださっているかは、私にはわかりませんが。

本当に「ありがとうございました」と心からお伝えしたいです。
私に関わってくださったクライアント様のおかげで、今の次男を丸っと受け止める心を持てるようになりましたから。

3週間後のPCR検査が、またしても陽性だったら、、という悪夢もよぎりますが。
まずは沼田家、この3週間を乗り越えていこうと思います。

もしも、今、人生の向かい風にあっている方がいるとしたら。

一人で戦わないでくださいね。

ラーメンを差し入れしてくれる人がいることで、人って頑張れるみたいです。

私もカウンセラーというお仕事をしていますが。

お恥ずかしい話、私生活、人間ですから色々あります、本当に。

だからこそ、一緒に自分の幸せを、諦めないで行きたいと思っています。
私は絶対に諦めない。次男も諦めない、次男はそう言っています。

19歳で海外に出て、真っ先に試練ぶつかったけれど。
一緒に頑張ろう!

あなたもどうか諦めないで。そう願っています。
一緒に歩んでいきましょうよ!!


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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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