別れた彼を手放した方がいいのはわかっている。
でも、まだ好きだから執着しちゃう。
行動したらいいのはわかっている。
でも、なかなか一歩が踏み出せない。
そんなことってありませんか?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
全然成長できない私ってダメですか?(自己攻撃)
例えばのお話。
もう彼に別れを告げられて、LINEもブロックされて、連絡の手段が途絶えた、、。
もう、諦めなきゃいけないのは100も承知。
でも、気持ちがまだ追いつかない。
好きって気持ちが、まだ心の中にあるし。
彼を忘れろって、次に進めって言われたって。
そんなに簡単なことじゃない。
![](https://numatamieko.com/wp-content/uploads/2021/04/【素材】物思いにふける女性.jpg)
でも友達にこの彼の話をすると、
「まだ彼に執着しているの?もういい加減に次に進みなよ!」
と言われる。
この声を聞くと、なんだか私がダメな人みたいに言われているようで、ダメ出しされているようで、責められているように感じる。
私だって、幸せになりたいんだよ。
でも、彼が好きなんだよ。
彼じゃなきゃって思っちゃうんだよ。
こんなふうに執着しちゃう私が悪いから、私は幸せになれないってことなの?
こうやって、あなたは自分を責めてはいませんか?
未来が信頼できなくて、怖いんだよね
例えばの話。
今の職場では人間関係が、なかなかうまくいっていない。
上司はモラハラ気味だし。
同僚とは嫉妬合戦で足の引っ張り合い。
もうやめたい気持ち満載。
雇われている身は、どうしたって同僚は選べない。
だったら自分で起業しようか?と思う。
![](https://numatamieko.com/wp-content/uploads/2021/07/【素材】落ち込み.jpg)
でも、起業塾は結構なお金がかかる。
色々な難しい課題を出されるかもしれないし。
結局起業してもうまくいかないかもしれない。
そう思いながら、結局今の職場で胃の痛い思いをしながら続けている私。
友達に職場の愚痴を言うと、「またその話?もう聞き飽きた。」とバッサリ切られた。
私が前に進めず、ぐちぐちいいながら行動に移せないのがいけないのはわかる。
私だって前に進みたいんだよ。
でも自分の選択が合っているのか、間違っているのか、わからないから怖い。
うまくいくのか、やっぱりダメになっちゃうのか、わからないから怖い。
仕事を失ったら、私、どうやって食べていけばいいの?
生活できなくなったらどうしよう。
怖くて怖くて仕方がない。
昔の自分に寄り添ってあげる
前に進めない理由の大きな要因は、「未来への怖れ」なのです。
この怖れは、過去の傷ついた体験から作られます。
![](https://numatamieko.com/wp-content/uploads/2021/04/【素材】スピハート.jpg)
最初の「彼への執着を手放す」ケース。
なぜ執着を手放せないかと言えば、またひとりぼっちの世界に戻りたくない、からじゃないでしょうか?
一人の寂しさ。
彼を失う辛さ、自分への無価値感。
その心の傷に触れたくないから、彼をなかなか手放せない。
起業のお話も、過去に何かに挑戦したけれど失敗した経験があると、もうあんな失敗はしたくない。
自分の無能さを実感して惨めな気持ちを味わった自分。
受験に失敗して、自分のやりたいことができなかった自分。
苦労した時代があったのかもしれません。
そんな過去の傷ついた自分に寄り添って、あの時に感じた感情をイメージの中で、もう一度再体験をし、感情を感じ切ることが大切になっていきます。
もしも可能ならば、捉え直しをしてみましょう
感情を感じ切るだけでも、心は随分と軽くなり、癒しは進みます。
さらに癒すには、「そこでの学びは何か?」を考えていくことが大切。
過去の失恋で、友達の優しさを知った、とか、彼への感謝を伝える大切さを学んだ、とか。
出来事には必ず、「良い捉え方」と「悪い捉え方」があります。
過去に体験した中で、心に傷ができた出来事にも必ずや「学び」があります。
その学びが腑に落ちると、怖れを軽減させることができ、前に進むことができるようになりますよ。
カウンセリングではこの「怖れ」を軽減し、「私はきっと大丈夫」と未来の自分を信頼できる心を作っていくお手伝いをしているのです。
焦らなくて大丈夫。あなたが弱いわけではありません。だから、なかなか前に進めないご自身を責めないでくださいね。
だってね、未来を怖いって思うの、あったりまえじゃん!と思います。
怖いよ、怖いんだよ。私も怖いって思う!!そうなんですよ。どうなるのか、見えないから。
だから未来への自分への信頼、手に入れたいじゃないですか!!
そうする術を、考えて欲しい。
あなたの未来のために。
だから言いたい。
あなたは大丈夫です、自信を持ってくださいね。ここから一緒に前に進みませんか。