1週間前の神戸メンタルサービスの恋愛心理学講座「男性性、女性性を味方につけて恋愛を成功させる」にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
そこでパートナーシップに関するQ&Aを行いましたが、時間が足りずお答えできなかった分をブログで順次お答えしていこうと思います。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
あなたの女神性の力
質問です。
好きな男性に甘えられると嬉しいですが、好きでもない男性に甘えられると殺意が湧きます。投影の考え方からすると私の中の男性 (性)は同じなのに、人によって別の反応を示すのはどうしてなのでしょうか?ややこしくてすみません。
今日の質問者さんはDさんとさせていただきます。
Dさん、ご質問ありがとうございます。
全然ややこしくはないですよ♡
むしろ嬉しいご質問です。
殺意を感じちゃいますか!!(笑)
だとしたら、男性に対して大きな怒りを抱えていらっしゃるのかもしれませんが、Dさんは心当たりはありますか?
投影の考え方からすると私の中の男性 (性)は同じなのに、人によって別の反応を示すのはどうしてなのでしょうか?
まずはご質問からお答えしますね。
実は反応しているのはDさんの心の中の男性性ではなく、女性性が反応しているのです。
男性の甘えを受け止めるのは、女性性の中の女神性(母性)なのです。
1982年に歌手の岩崎宏美さんが「聖母(マドンナ)たちのララバイ」という歌をリリースしたのですが、(もう39年も前なので、知らない読者さんも多いかな?)その中の歌詞がこの女神性を上手に表現しているなぁ、、と感じます。
男性の甘えは、まるでお母さんに甘える小さな男の子のようなマインド、つまり男性の依存を引き受けるわけですが、好きでもない男性を依存を引き受けることを、Dさんの心の中の姫が
『N O!!』
と激しく拒絶するのですね。
この声は無視してはいけません。
Dさんの素直な「内なる姫」の声ですから。
ただ、なぜそこまで「NO!!」と言いたくなるのでしょうか?
男性に対する怒り
先ほど「Dさんは男性に対する怒りがありませんか?」と伺いましたが、Dさんに当てはまるかどうかはわからないのですが、一般的に男性に怒っている女性は、
お父さんに怒っている
ケースが多いです。
お父さんが家族の中で鬼軍曹だった
お父さんが私を否定した
お父さんが私の気持ちを受け入れてくれなかった
などのような経験があると、怒りを感じやすくなりますし、信頼ではなく怒りが大きいと、男性のストライクゾーンが小さくなりがち。
なので、男性を好きになる目が非常にシビアになり、多くの男性が除外されやすくなります。
結果、「世の中いい男がいない」と感じやすくなり、なかなか恋愛に進めない状況になる場合があります。
このような時は、「お父さん」との関係性を見直していき、怒りが理解や感謝に変えていくことに取り組んでいくことが効果的です。
まぁサラッと書いていますが、怒りを理解や感謝に変えるって、「取り組もう!」という決意がないと、なかなかできることではないと思うのです。
いっぱい嫌な経験をしてきているでしょうから。
お父さん、または男、許せん!!と思うのが当たり前なんじゃないでしょうか。
Dさんが男性に怒りがあるかどうかはわからずに書いていますが、ご質問ではなかったのですが、「殺意」という言葉を選ばれていたので、もしかして、、と思って深堀りしてしまいました。
的外れでしたら、ごめんなさい!
Dさん、素敵なご質問をどうもありがとうござました。
これからも応援していますね!!