昨日6月6日(日)のみずがきひろみトレーナーの心理学サロン「ピンチはチャンス!〜幸運を受け止めるためにできること〜」でご一緒させていただいた方々、「本当に心揺さぶられるピンチ体験」を伺わせていただき、どうもありがとうございました。
私も実習を通して、そして講座全般を通して、気がついたことがありますので、今日はそんなお話をお伝えします。
今ピンチの真っ最中の方に特に知って欲しいことです。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
ピンチをチャンスに変える時、何かの力が働く
私たちはピンチ真っ只中の時、こんな気持ちになりませんか?
「あいつのせい!あいつのせいで私はこんな状況に追い込まれてしまった!」
と、誰かを責めてしまったり。
「私がもっとこうしていれば、こんなことにはならなかったんじゃないか?私がバカだからだ!もうこんな自分、本当にサイテー!」
と自己嫌悪してしまったり。
誰かを悪ものにして、はたまた自分を悪者にして。
ぐるぐる、そんなことを繰り返しては、心が疲れる日々。
私がその昔、「夫のお古のP C」の中に保存されていたメールで(それも下書き保存フォルダに入っていたから、うっかり削除忘れだったのかも)ある女性と長きにわたって会っていた事実を知ってしまった時。
夫を失うのでは?という恐怖と、私は夫のことまだ好きだったんだ!という自分の気持ちに驚くやら、もう心がぐちゃぐちゃだった時代。(←すっかり私は夫への気持ちが冷めていたと思っていましたので)
その時は、まさに夫を責め、そして自分の今までの行動を責め、、。
もがく日々でした。体重が2ヶ月で10K G減ってしまうほど、精神的にしんどい時期でした。
この辛い状況から距離と取りたいと思うようになり、私は夫と離婚しようと決心しました。
どうせもう離婚するから、最後くらい私の本音を伝えようと思いました。
あなたを見ていると、メールの文面がフラッシュバックすること。
一緒にいると、どうしてもあなたを責めてしまうこと。
そんな自分に嫌気を感じること。
でも、こんなにあなたを責めてしまうのは、あなたのことが大好きだからだと思う。
大好きだから、許せない気持ちになるし、私は苦しい。
だから離婚してほしい。
てっきりこれで離婚になると思っていたのですが、夫からの返事は全く真逆のものでした。
今まで結婚生活16年してきたけれど、みえぽんは初めて心の内側をみせてくれた気がする。
とても感動した。
もう君を傷つけることはしない。
これからの僕を見ていて欲しい。もう一度一緒にやり直したい。
夫はこのようなことを私に言ってくれ、夫婦再構築に向かって行きました。
今から11年も前のお話。
私はそれまで、強がって自分の気持ちを隠してきていたのですね。
弱い自分やダメな自分を隠そう、としてきました。
私が「大好き」に思っているなんて、1ミリも夫に知られたくなかったのです、今までは。
でも、もうどーせ最後だし。言うだけ言ってスッキリして別れよう、そんな気持ちが、まさかまさかの展開に。
私のこんな行動に仕向けた、何かの力があったように、私は感じるのですね。
ピンチをチャンスに変えるにはあなたの●が必要
昨日のサロンでのグループワーク実習で、「神様になったつもりで、その当時ピンチ真っ只中の自分にアドバイスをしてあげるとしたら、どんな言葉をかけてあげますか?」というものがありました。
私自身にも、そして他の参加者の方達に共通していたことがあります。
それは、自分への愛を向けている言葉ばかり、だということ。
「あなたなら大丈夫!必ず乗り越える力があるよ。自分の力を信じて!」
「もう、そんな辛いこと、辞めちゃっていいんだよ!」
「あなたは間違っていない!もう十分頑張ったよ!」
この時の実習は「過去のピンチを乗り越えて、今がある」状況なので、そのピンチは乗り越えられた、という前提があるので、当然、その当時はこんな言葉なんか思い浮かばないのが普通です。
でもだからこそ、あなたに知って欲しいのです。
もしも今ピンチ、またはこれから何かのピンチに見舞われたら。
その時にこれらの言葉を自分にかけてあげられると、ピンチはチャンスに変えられることができる、ということ。
ピンチの時こそ、自分に愛を向けてあげてください。
それが何よりも大事ですよ。
あなたが今日も守られていますように。