関わる相手が変わっても繰り返される現実
例えば恋愛。
いつも付き合い始めると、あんなに好きだったと思っていたのに、急に「なんだか思っている人と違っていた」と気持ちが急速に冷めて、お別れしちゃう。
なんで私の恋愛うまく行かないのだろう?
例えば転職。
いつも会社の上司がパワハラ的な人に当たる。
次の職場、ここなら大丈夫だろう、、。
そう思うのに、なぜかここの職場にもいた、、パワハラ上司。
どうして私の転職するところに、いつもそんな上司がついて回るの?
例えば友達。
いつも私は、なんだかいいように利用されている感じがする。
旅行に誘ってもらえたけれど、私が車を出す羽目になったり。
今まで全然連絡もなかったママ友が、私の子供の受験がうまくいった話を誰からか聞きつけ、根掘り葉掘り聞いてきたり。
なんだかエネルギーを奪われているようで、とっても疲れる。
相手が変わっても、奪われる感覚のエネルギーは同じ。
なぜ時が経っても、ずっと同じような問題に私は悩み続けているのだろう?
XXX
相手や状況が変わっても、なぜか同じようなことで悩むことが続くと、「もしかして私の何かが問題?」と思うこともあるかもしれません。
でも、自分の何が問題を作り出しているのか?
それがわからず、どうしたらいいのか、八方塞がり感のような、ニッチもサッチも行かない感覚になって絶望感を感じることがあるかもしれません。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
行動には必ず感情が絡む
私達が日常での行動、例えば
また脱ぎっぱなしの夫の靴下に、イラッとして「あなたって本当ーにダメ男ね!」と言っちゃったり。
なかなかデートの約束をしてくれない彼に、「私のこと、メーワクなら別れてもいいから!」と心にもないことをLINEでつい、送っちゃって、結局振られることになったり。
目上の女性がなんとなく苦手で、転属先の部署の上司が女性だと、つい顔が強ばっちゃったり緊張して微妙な空気がお互いに流れているような気がして、関係性がうまくいかなかったり。
日々の行動は、あなたの心の中に「ある感情」がわいてきて、無意識に行動していることが本当に多いです。
そして、どんな感情が湧いてくるのかは、あなたの潜在意識の中にある「思い込み」にとても左右されます。
私は誰からも愛される。
そんな思い込みを持っている人は、「自分が拒絶される」という発想が生まれません。
なので、人の懐に飛び込むことがとっても上手。
誘いを断られても、「あー、忙しいんだな〜」と、自分以外の理由に言及します。
「私が嫌い?」という発想にはならないのですね。
でも逆に「私は愛されない」という思い込みがあると、全ては「私のせい」だと思ってしまいます。
「私がダメだから?」
「私と話したくないから?」
「私が好きじゃないから?」
こんな感情が湧いてくると、積極的に人と関われなくなります。
心をとじて、目立たないように生きていこうとします。
思い込みを修正すると、行動パターンも変わる
思い込みは子供時代に作られることが、本当に多いです。
特に親子関係で作られることがほとんどです。
お母さんにダメ出しされることが多かった、、そのようなことから「自分には価値がない」という思い込みができてしまったり。
お母さんが不機嫌だった記憶が多いと、「私が悪い子だからだ」という罪悪感を抱いたり。
両親がいつも怒鳴り合っていると、「結婚しても意味がない」というパートナーシップの思い込みができてしまったり。
私たちは、本当に多くの「思い込み」を抱き、その思い込みから無意識に行動をしていき、その行動を何回も何回も長い人生の中で繰り返していきます。
なので、「なんでいつも同じような問題が起こるのだろう?」と感じたら、是非、あなたの思い込みを見つけることにチャレンジしてみてください。
問題を起こす行動がどこにあるのか、どんな感情からその行動を起こしているのか、見つめていくと、必ずあなたの行動パターンは変えることができます。
そうすると、問題はなくなり、その問題はあなたの行動パターンを変えた、素晴らしいギフト、というものに変化するのですね。
その思い込みを探していくのが、カウンセリングなのです。
八方塞がり感満載のあなた。大丈夫、道は必ずありますから。
一人でグルグル思いを巡らしていると辛いですよね。
是非、一緒にあなたの思い込みを見つけていきましょう!