あと一歩でいつも幸せを逃しちゃうとしたら、、

昨日は一日面談カウンセリングルームにいました。
この連休はほとんど仕事で終わった私ですが、皆様の連休はいかがでしたか？

「沼田さんのイメージで、買っちゃいました☆」と初めて面談に来てくださった方から頂きました。
桜のパッケージや、中にはイースターエッグを意識した卵チョコやクッキーがあり、春を早くも感じた日でした。

いつもありがとうございます。カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

●　あなたの中に「ごめんなさい」の気持ちがいつもありませんか？

あなたの胸にちょっと手を当ててみましょう。
そして、こうきいてください。

「私がごめんなさい、というとしたら、今、誰に言いたいかな？」って。

先日お別れしちゃた彼かしら？
それともなんだか会いたくない実家のお母さん？
昨日きつく当たっちゃった後輩ちゃん？
仕事のミスで、迷惑をかけた取引先？

日々の生活で、「ごめんなさい」と感じてしまうエピソードは結構あるものです。

ごめんなさい、の気持ちは心理学では罪悪感といいます。
罪を犯した、自分は悪だ！！と感じる感情と書きますね。

この気持ちを感じていると、こんな悪い私は幸せになれるはずがない、幸せになっちゃいけない、と感じることが多くなります。

でも、あなたの人生に影響を与える罪悪感は、今現在の日々感じることよりも、実はもっともっと昔の、あなたの心の奥底に存在するものにあります。

●　あなたの心の中にある痛み

あなたが子供の頃、お母さんはフルタイムで働いていた。
だから中学の時のお弁当は、いつもお惣菜のコロッケとキャベツだけ、とか、餃子だけがおかず、、
なんてこともザラだった。

すっごく恥ずかしかった。みんなはもっと色とりどりのお弁当なのに、、。

あの時は反抗心から、お弁当を食べないでそのまま突き返したことがあった。
「お母さん、忙しくてちゃんとお弁当作ってあげられなくてごめんね。」って寂しそうに、申し訳なさそうにしていたお母さん。

あの表情を見た時、やりすぎた！？って思ったけれど、でも「お母さんが悪いんだから！！」って当時は怒りでその気持ちを取り消そうとしてた。

でも、大人になった今でもずっとあの時の悲しそうなお母さんの表情が、心の中で残っている。
魚の骨のように、心の中に突き刺さっている感覚、、。

こんな感じで、ずっと何年も何年も心の中に存在している「ごめんなさい」はありませんか？

ずっと優しくしてくれていたパートナーを振って、傷つけてしまった。
事情があって赤ちゃんを産む事が出来ず、堕胎してしまった。
不倫をして、彼の奥様を傷つけてしまった。

世の中には、色々なごめんなさいがあります。
これら長期間にわたって感じる、心の深い部分のごめんなさい、あなたにはありませんか？

カウンセリングでは、この罪悪感をいかにして愛に変えていくか？ということに取り組むこともあります。

●　罪悪感と愛はコインの表裏一体

罪悪感の裏返しは愛です。

ゴメンナサイの裏返しはアリガトウです。

あなたの中の罪悪感を愛に変える努力が、こんな時には必要です。

自分を責め続けている時は、「こんな状況でありがとうなんか言えない！！」という状況もあるかもしれません。

この人生に影響を与える罪悪感は、こんな気持ちにあなたをさせていきます。

自分を責め続けないと、いてもたってもいられない気持ちになる、、。
自分だけ幸せになるなんて、ものすごく申し訳ない気持ちになる、、。

だから自分に幸せを許可できない、、。

でも、罪悪感を持っていても、誰も幸せになれないのですよ。
あなたも、そして、あなたに関わった人も。

だから、どうか罪悪感を愛に変える努力をしてみませんか？
あなたの幸せのために。そして、それはおのずとあなたとかかわる人たちにも波及していきます。

先のお母さんのお弁当に関しては「お母さん、お弁当作ってくれて本当にありがとう」を伝えられると、お母さんはどんな表情になるでしょうか？

その瞬間、きっとお母さんにあなたの愛が届くと思いますよ。
その時、お母さんとあなたの心には愛でいっぱいになるのですよね。

そしてその瞬間から、人は幸せを感じ始めます。

あなたにも沢山の幸せが届きますように。（↓　実際のカウンセリングで罪悪感を愛に変えた実例です）