こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
「お母さんの言う通りにしていれば間違いはないのよ」
「言うことをききなさい」
「あなたのためを思っていってるのよ」
「お母さんに従えば、間違いはないから」
「あなたにできるわけないじゃない」
「あなたには無理なの」
「世の中そんなに甘くない」
こんな声が、あなたの心の中で聞こえてくることありませんか?
この声は大人になった今でさえ、あなたの行動を制限してくることがあります。
私達が子供の頃、お母さん(またはお父さん、おばあちゃんやおじいちゃんの場合もあります)のいうことに従うことが当たり前の時期があります。
「アイロンにさわったら、あっちっちよ!わかった?さわっちゃダメなのよ!」
と、アイロンにさわるとやけどする、ということを教えてもらったり。
赤信号の時は、道路を渡ってはいけないよ、と交通事故の危険性を教えてくれたりしました。
だからお母さんの言うことは、絶対に正しい、、。
そう感じることは不思議なことではありません。
小さいころから一番身近な養育者であるので、お母さんの考えが世の中の基準だと感じることは、自然なことなのだろうと思います。
だからこそ、お母さんの考えに外れたことをすることは、とても悪いことをしてしまうような感覚に陥ることも多々あるかもしれません。
お母さんがバリキャリの女性だと、専業主婦はいけないような感覚になったり。
夫婦仲がどんなに冷えこんでいても、「離婚は恥ずかしいことだから我慢しなさい」とお母さんが言えば、それに従ってしまったり。
「親の面倒を見ない子供は悪い子だ!」と言われてきたので、遠方に住む大好きだった彼との結婚を諦めたり。
でも、お母さんに考えがすべて正しいわけじゃないのですよ。
お母さんの正しさは、あくまでお母さん基準。
たった一人の女性の考えでしかないのですよね。
●あなたの声に従う方が、あなたの生き方では正しい道かも、、
私自身、その母親の考えがすべて正しいわけではない!と感じた出来事があったおかげで、「自分の意思を大切にする」ようになれました。
以前新卒の就活の時、ある大手電機メーカーの内定を頂けたことがありました。
ところがその内定者説明会とJALのCAの3次だったか4次の入社試験と日にちがバッティングしてしまいました。
内定者説明会に出席しなければ、それはすなわち、そのメーカーの内定を辞退することになります。
母は言いました。
「せっかくあんなに大手に決まったのだから、そっちにしなさいよ!あなたがCAになれるはずないじゃない!お母さんの言う通りにしたほうが良いわよ。」
母の言うことは絶対に正しい。
当時はそう思ったのですが、さんざん悩んだ挙句「私はCAになりたい!」とその大手メーカーに断りの電話を入れました。
「本当にお断りになるのですか?」と先方の人事担当者は驚かれていましたが、きっぱりお断りしました。
その後、めっちゃ母に怒られました。
「なんでお母さんの言う通りにしなかったの?絶対に後悔するわよ!もう知らないから!」っと。
私も「ヤバいことをしてしまったかも、、」と焦る気持ちも正直、当時は出ましたが、結果は吉とでました。JALから内定の連絡を頂けたときは、本当に安どしました。
今でもあの時、母の言う通りにしなくてよかった、自分の意思を貫き通してよかったと思っています。
そしてその時から、母の声は心の中で小さくなっていきました。
あなたがどう生きたいのか
あなたが楽しさ、嬉しさ、幸せを感じる道が、あなたの人生の「正しさ」であることが多い気がします。
私達は無意識に「こんなことして、お母さんに怒られるかも?」と言う子供時代の想いに従って行動しがちです。
子供時代にはそれでよかったかもしれないけれど、大人のあなたにはもういらない考えかもしれません。
あなたの意思をどうか大切に。
その意思に従う方が、きっとより幸せに生きることができると私は思います。
カウンセリングでは、あなたの声とお母さんの声とを分ける作業や、潜在意識下にあるお母さんの考えを外していくことに取り組むことも多いです。
迷っている時こそ、どうかブレないでね。
6/26(水) 10時 13時 16時 19時
7/6(土) 10時 13時 16時 19時
7/7(日) 10時 13時 16時 19時
土日は早くに面談ルームが満室になりますので、週末のご予約はお早めに。