こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
昨夜、山形県、新潟県で大きな地震が起きました。今回被害に遭われた方々の1日も早い回復を願うと共に、これ以上被害が広がらないことを祈ります。
さて、私には22歳になる息子と17歳の息子がいます。
家族4人がそろってご飯を食べている時。
私を除く夫や息子たちは、
長男の外資系企業インターンの話
次男の国際航空貨物会社主催のビジネスアイデアコンテストの話
それぞれが留学する分野の話(長男は9月からアメリカに1年、次男は7月にロンドンに2週間行きます)
の話でここ最近盛り上がっています。
私が就職するころは、今のように企業でインターンを経験することが一般的ではなく、正直今のインターンの内情がよくわかりません。
今回のそれぞれのアメリカやイギリスへの留学に関しても、私には複雑でよくわからず、夫がすべてやってくれていて、私は関与していませんでした。
だから、おかーさん、話に入れず。
それ以前に、子供たちは私にはそういった類の話を振ってきません。
「ママに言っても、よくわからないでしょ?」と言うスタンスのようです。
まぁ、実際、その通りなんですけれど、ね。
● あなたが今感じている感情は、昔、あなたのパートナーや親が感じていたものかも?
夫は現役で企業で働いているので、現在の就活の現状も私よりも100倍よくわかっている。
海外駐在も20年近くしてきたので、外資系のことに関しても私よりもずっとずっと明るい。
私だけなんだか蚊帳の外。
私、今の子供たちに役に立っていないなー。
ただお弁当作って、お洗濯して。
通販でコンタクトを買う時だけ、「ママ、買っといて!」とお願いされるけれど。
難しい話ができない私。はぁ~( ・Д・)
無力感や無価値感や、寂しさ、感じるなー。
もうちっちゃい時のように、「ママ!ママ!」って必要としてくれない。
息子たちは「パパ、これについてどう思う?」と、皆夫と話したがる。
あぁ、、これって、昔の夫と立場が逆転したってことか!
息子たちがちっちゃかった時、2人ともパパには目もくれず、ママの両隣に息子たちが座っていた。
「ママの隣がいい!」って。
あの時は、早く子供が大きくなってくれたらいいな!と思っていた。
息子の幼稚園のお迎え時間を気にしないで、自由に外出したい。
お風呂もゆっくり一人で入りたい。
たまには友達と夜のみに出かけたい!
そんな風に思っていた。
でも、今その願いが叶ったけれど。
自分の存在価値がなくなってしまった気がする。
ママを、私をそこまで必要としなくなったから。
でも、これは子供たちが小さかった時、夫が感じていた気持ち。
孤独感や無価値感。
ママと息子が仲良しで、パパは蚊帳の外。
家の中に何となく居場所がなくて、「オレは仕事だけしてろってことか?」のような気持ちを感じてちょっと孤独感を感じたり。
その気持ちに気が付いたので、昨夜伝えてみました。
「私、なんだかここ最近疎外感を感じていたんだよね。話についていけなくて。」
「そりゃー、みえぽんは企業で今働いているわけじゃないから、わからなくて当然だよ。」
「留学の事だって、、」
「あー、あれはぼくに留学費用を出してほしいから来るんじゃないかな、(笑)きっとお金目当てで近づいてくるんだよ(笑)いまだけ、いまだけ。」
「いや、あのさ、私が今感じてる孤独感って、むかしあなたが感じていたんじゃないかなって思ったの。子供たちがまだ小さかった時。」
「そーだよー!僕は寂しかったんだぞー!やっとわかったかー!(どや顔)」
「やっとわかったよ。これがわかるまで、22年もかかってもうたなぁ、(笑)」
子供たちが小さかった時。
仕事だけしてればいいあなたは、いいわよねー。
私なんか、夜は3時間おきに授乳しなくちゃいけなかったし、
夜はあなたのように飲みになんていけないし。
私ばっかり大変!
と思っていました。
まさかこんな、夫が無価値感や孤独感を感じていたなんて、、。
「あなたはこんな気持ちを感じていたんだね」
「やっと気持ちをわかってくれたね、、」
そう思えた瞬間に、理解し合えた、初めて「あー、本当に夫婦になったな~」と実感した感覚を覚えました。
本当に夫婦は立場も違うし、性別の違うし、役割も違うから、本当に理解できない部分もありますし、理解するのに多くの時間を要するものなんだなーと腑に落ちましたが、理解できると、一番の味方ができた気がしました。
もしかしたら、あなたのパートナーも、「孤独感や無価値感、無力感、罪悪感」を感じているのかも。
または過去に感じていたのかもしれませんよ。
そこをもしもわかってあげる事が出来たら。
あなたのパートナーシップは、きっと「大きな愛」を感じられるものになりますよ。
とってもあったかい気持ちを感じられる、とっても安心感を感じられる。
一体感を感じられる。
そう実感した昨夜でした。