あなたの夫が支配的だったり、暴言が酷かったり。
あなたのことを監視したり、夫の思うとおりにコントロールしてくる。
本当に彼の言うことは理不尽で、私は嫌な感情に襲われる。
このような方があなたの旦那さんだったら?どうしましょうか?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
夫婦は合わせ鏡
私が悪いって言うの?
私ばっかりがなんでこんな目にあうのよ?
こんな人と結婚なんかするんじゃなかった!
そんな気持ちになっちゃうかな。
あなたがそう思うのは、当たり前の感情です。
いつも理不尽な言葉に傷ついたり、振り回されたり、、そんな生活、本当に疲れちゃいますよね。
でも夫婦は合わせ鏡だという言葉は、聞いたことがあるかもしれません。
ちょっと辛口な言葉になっちゃうかもしれませんが、あなたが夫をモラハラ夫に育てている可能性はゼロではない、という事実があります。
でもね、ここで
どうせ私が悪いんですよね。
夫にも「オマエが悪い!」と言われるし。
沼田さんもそーやって私を悪者扱いするのですね、、。
もういいですっ!
って怒らないで欲しいのです。
私は全くあなたを否定するつもりは、本当にないですから。
あなたが毎日辛い思いをしてきたことは事実なのだから。
ただ、知っていて欲しいのは、
あなたが出したエネルギーは、あなたに同じように返ってくるよ、という事実はこの世界にあるのです。
あなたが周りに与えたものは、あなたにも周りから与えられる。
あなたが奪おうとすると、相手もあなたから取られまいと、あなたから奪おうとする原理原則があるのです。
ちょっとややこしいかな?
モラハラや理不尽なことを言ってくる男性像が出来上がるパターンは、本当に色々とあるのですが、夫婦は合わせ鏡、という考え方から見ると、
あなたの行動、言動が、夫をモラハラ化させたり、理不尽な言葉をはかせることに繋がっている可能性がある、と見ることができます。
夫の地雷が何なのかがわからないと、当然怒らせないように、顔色を伺う行動に出がちになることでしょう。
言葉を変えると、夫を怒らせないようにこちら側がコントロールしているということ。
コントロールを受けている側は、無意識にではありますが、エネルギーを奪われている気持ちになります。
あなたも「あれやれ」「こうしろ」とコントロールされると、自由がなく、エネルギーも吸い取られる気持ちになりませんか?
エネルギーを奪われると、奪い返したくなるので、それが攻撃性に繋がる。
何だかわからないけれどイライラするので、理不尽な言動に繋がることになります。
あなたが「否定」していることがあなたを苦しめる、という法則
もう一つの側面からみると、いつも突然怒り口調になる夫に接すると、どうしても「怒り」に否定的になり、あなた自身が「怒ること」を抑圧してしまうことがあります。
それは、子供の頃お父さんがいつも怒りを母親や家族にぶつけ、「怒りの感情」はいけないものだ、と言った思い込みから来ることも多いです。
だからお父さんがモラハラ気味だと、なぜか自分のパートナーも似たような人になるといった現象がおこります。
または昔々、怒りを爆発させて友達を傷つけたり、人間関係で失敗した経験があるのかもしれませんね。
あなたが怒りを抑圧すればするほど、その感情はあなたの周りの人が代わりに感じることとなります。
いっつも自分と関わる人が、怒りをぶつけてくる、、。
そんな状況はホントに辛いですよね。
怒りは感じて良いのです。
当り前の感情ですから。
どう伝えるかは、とても大事なことですけれど。
この場合は「怒りはダメだ!」というこころの中の設定を変えていく必要が出てきます。
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なので、あなたがどんな感情(エネルギー)を出しているのか?
あなたは怒りを禁止してはいないか?
を見ていくことが夫婦間を改善していく上で、かなり意味のあることなのですよ~。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
あなたにも幸せで安心できるパートナーシップを手に入れることはきっとできますから。
一緒にあなたの心をちょっとづつ探っていきましょう。