ビジョンを持っている人は幸せを感じやすい、と思う話

大学生の長男との毎朝の会話は「今日、夕飯は家?」と私が問いかけから始まります。
「今日は外だな」
と、家で食べることがほとんどない長男。

「そんなに外食ばっかりしていたら、お金が底ついちゃうんじゃない?」というと、
「お金をケチるよりも、今は人脈を広げることを優先したいんだ。」とのたまう彼。

そんなわけでお昼も家のキッチンにあるロールパン6個入りをそっくりそのままカバンに入れ、大学でかじって済ませて、何とかバイト代でやりくりをしているようです。

将来、自分はこうなりたい。
こんな仕事をしてみたい。

そのビジョンがはっきりしているから、ジャムもバターもつけていない、ただのロールパンで済ませるランチも全然問題ないようですし、ほとんど洋服も少ない服で着まわしているようです。
「あれ?これ一昨日も洗濯したぞ?」
と思うことしょっちゅうですから。

でも、毎日本当に楽しそうです。

XXX

私の知り合いで、大手企業をスパッとやめて、30歳で根付師になるために修行を始めた人がいました。

ある日、根付の展示会に行ったとき、「これだ!私がやりたかったことは、まさにこれ!!」
とひらめき、そこから美大に入ったらいいのか?と本気で大学受験の勉強を始め(30歳でです!)
しかしながら、たまたま参加した根付師の方の講演会で「この人についていきたい!」とひらめき、ひたすらお願いして、その方の下で根付を学ぶことになりました。
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売れなければ収入はないわけで、ずっと近所のケーキ屋さんでバイトをしてカツカツの生活をしていました。

でも、大好きな根付の彫り物をしている時間は、本当に最高の時間だったようで、彼女はある有名な方に作品を見初めてもらい、そこからその世界で食べて行けるようになりました。

私には全く知らない世界で価値がわからなかったのですが、小さな根付1点が、数十万円で買い取られたそう。

全く目が出るかどうかもわからずに、「ただ根付師になりたい!」というビジョンだけで走り出し、途中は金銭的に苦しかったけれど、全然その時も後悔はしなかったそう。

彼女は私と同い年で今50歳ですが、独身です。
でも、とにかく大好きな仕事ができれば、本当に幸せなんだそう。

やりたいことは人それぞれで、幸せを感じる内容も人それぞれ。

でも自分はこうなりたい!
という目標(ビジョン)を持っている人は、その目標に向かっているその過程から、楽しくて幸せ感を感じているので、幸せを感じやすいのだな~と思います。

あなたは半年後、1年後、3年後、どんな自分でありたいですか?

パートナーシップでも、仕事でも、思い描けた分だけそんな自分に近づけるのだと彼らを見ていると、心から感じます。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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