いつもご機嫌でいるためにできること

「ったく、邪魔んだよ!」
私、いきなりおじさんに怒鳴られました。

随分前の話なのですが、
スーパーの駐輪場に自転車をとめて、チェーンのカギをかけている時、
一番端っこに自転車を止めたので、通路のところに背負っていたリュックが
はみ出ていたようでした。

知らない人に怒鳴られる経験をここ数年、全くしていなかったので、
すっごく嫌ーな感情に包まれました。
数日、モヤモヤ感情に取りつかれていた、といいますか。

その話を仲良しの同僚カウンセラーとランチをした時に
打ち明けました。

すると、彼女が言ってくれたんです。

「それ、みえぽんの潜在意識の声だったんじゃない?
つまり、自分を責めていますよ~っとそのおじさんが
教えてくれたんだよ、きっと。」

なるほど~、そういえば前の講演で、
「あー、もっと練習しなかったからうまく行かなかったんだ!
もっと原稿作り込めばよかった!
あー、ばかばか、ほんと、私って時間の使い方が下手!」

っとずっと自分を責めていた時期があったのですね。

自己攻撃が半端なかった気がします。
「ったく邪魔なんだよ!」
と怒鳴るくらいの勢いでの自分いじめ。

2016-04-14_120046そう思ったら、
「おじさん、わざわざ私にこんだけ君は自己攻撃していますよって
教えてくれたんだ。
神様がおじさんにその役割をさせたんだねぇ。
おじさん、神様、サンキュー!」

と感謝の言葉を口にしたら、あら不思議!
あのモヤモヤした感情が一掃され、
あたたかい気持ちが沸き上がってきました。

ほんのちょっと前までは

「がーん、あんなひどいこと言われちゃったよ~」
「くっそ~、一言怒鳴り返してやればよかった」
「あのおじさんに何かプチ悪いことが起こればいいのにぃ!」ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!

ぐらいなことも正直思っておりました。
(心が狭く、ブラックでお恥ずかしいですが・・)(≡ω≡.)

感情って自分で選択できるんですね~。
出来たら、「機嫌よくいられる感情」でいる方が、
人は楽な気持ちで生きられるんだなぁっと実感した出来事でした。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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