先生、その『出来事』とは、
『一見、自分にとってはマイナスに見える事』、
だけ、ですか?
先日の記事に寄せられたコメントです。
簡潔なコメント、本当にありがとうございます。
このお答は、あなたに起こる「出来事」全てにおいてです。
私が気になったのは、この文章で、
「自分にとってはマイナスに見える事」
と書かれていらっしゃいますが、これは、
「自分がマイナスに見えるようにしている」
「自分がマイナスに見える選択をしている」
ということです、とお伝えしたい。
でたぁ、沼田の訳わからん、物の見方。
でたぁ、沼田のお気楽なものの見方。
世の中、そんなにいいことばっかりじゃないんだい!
沼田さんは恵まれているから、そんなに幸せそうなんじゃないですか!
って怒られそう・・・。
そう、幸せですよ。
訳のわからん、お気楽な見方をしているおかげで。
世の中の出来事ってマイナスでもなければ、プラスな事でもなくて。
どっちでもない、ただの「出来事」なんです。
それをどのようにとらえているのかは、私たちの心が決めていること。
私の例でお話ししますね。
私は結婚する前までCAとして、飛行機に乗務するお仕事をしておりました。
ところが、スキーで転倒して、左足のひざの内側の靭帯を切ってしまいました。
手術、リハビリで、2カ月入院し、仕事復帰まで3カ月を要しました。
「昔、スチュワーデスはスキー禁止だったんだぞ!
仕事に穴をあけることを恥ずかしいことだと思いなさい!」
と上司に怒られました。
もちろんお給料もそれなりにカットされました。
そして、挙句、退院した途端、お付き合いしていた男性から
「他に好きな人ができた」
っと振られてしまいました。
もう踏んだり蹴ったり・・。![]()
この出来事、散々なストーリーになりそうですが、
チャンス満載の幸せストーリーに書き換えられるのですよ。
CAの仕事は非常に不規則。
スタンバイと言うスケジュールが組まれてて、欠員が出ると電話一本で、
「これからモスクワ10日間のフライトに行ってくれ」
「明日から、ブラジルまで12日間のフライトに行ってくれ」
なんて言われてしまうんです。
ですので、車の教習所に通えていませんでした。
(予定が立てられませんでしたから)
退院後の1カ月はリハビリ期間でしたので、ギブスも取れ、歩くことが可能でした。
「こんな時間がとれるチャンスはめったにない!免許とっちゃおう!」
と車の免許を取得し、それが今となっては、車社会のドイツやアメリカの駐在で、
大変助かる現実となりました。
っといいますか、アメリカで車を運転できないと、子供を学校にも連れて行けません。
必要不可欠なんです・・。
結婚して退職した翌日には、香港での駐在生活が始まっていましたので、
あの怪我での休職期間は、本当に貴重なチャンスでした。
この彼の後、2人の男性に振られてから、やっとこさ今の夫に出逢うのですが、
この彼と結婚していたら、私はアメリカで夫とゴルフをする経験もなく、
きっとカウンセラーになることもなく、今の息子たちにも出逢えてなかったでしょう。
そう思うと、あの彼に振られて本当に良かったって思えるんです。
当時はもちろん、ウイスキーのボトル開けて、おいおい泣いて、友達に慰めて
もらっていた日々でしたけれど。
あんなに最高な彼はいない!って思って泣いて泣いて・・・の日々でしたが。
「どうしても私の人生、悪いことばかりにしか思えん!」
「私って運がないんだわ!」
もしもそんな思いから抜けられないとしたら。
一緒に「違う見方はどうしたらいい?」を考えてみませんか?
どうせ見るなら、「幸せな見方」を選択したほうが、何だかお得だと思いま
せんかねー?( ̄ー ̄)ニヤリッ
世界がガラリと変わって見えますよ、きっと。![]()
