結婚30年の妻が夫に心掛けていること

今月は私のお誕生月です。今月で56歳になるのですが、昨年結婚した長男夫婦にプレゼントしてもらったバースデーディナーを楽しんできました。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

夫に感謝の気持ちを忘れない

実はつい先週、美容院に行ってきたのですが、そこのスタイリストさんとは8年ほどお世話になっていて、施術中は半分カウンセリングのような話をすることも多いのです。

彼は今42歳なのですが、美容師としてフリーで活躍し見た目も結構なイケメン。30代はずっと仕事に明け暮れ、彼女を作る心の余裕がなかったそう。

なので今になってやっと婚活に取り組めるようになったのですが、彼は、

「彼女の喜ぶ顔を見るのが嬉しい」
「自分の欲求よりも、相手の願いを叶えてあげたい」

という、女性なら嬉しくなるような心持ちでいる男性なのです。

ところが先日婚活デートをした女性は、

「私は奢られて当たり前の人間。私と一緒の時間過ごせて楽しいでしょ?」

という思いが言動や所作に現れていて、彼は一気に早く帰りたい衝動に駆られたそうです。

彼は奢ることに対しては全く抵抗はないのですが、

「そこに感謝がなく、男は奢って当たり前!」

という気持ちにがっかりしたのだそう。

このお話を聞いて、昔の私を思い出しました。

「夫なら、週末くらい掃除をしてくれて当たり前」
「ご飯は私が作ったのだから、お皿洗ってくれるのはトーゼンでしょっ!」

「2人の子供なんだから、あなたもオムツ替えするのはトーゼンのことよね?」

そんな気持ちを私は持っていて、

そんな当たり前のことをやったくらいで、私に感謝されると思うなよっ!

と、今なら私自身がドンびく様な思考の持ち主だったのです。(文字に書いてて、心臓がバクバクします、、)

もちろん、心理学を知っている今なら、「ありがとう〜」を1日30回くらいは口にするくらい、感謝を伝えています。

それは、口先だけではなく、本当に心からそう思っているから。

心理学を知ったきっかけは、夫婦仲が壊れかかったことにあります。
夫婦関係が存続することって、当たり前じゃないのですよね。

子供達が成人するまでパパとママの両方がいることって、当たり前なんかじゃないのです。

そのことを痛感したあの日以降から、夫の存在が、息子たちの存在が、いてくれるだけで本当にありがたい、と心の底から思えるようになりました。

だからなのか、感謝の気持ちをいつも感じられるのです。

夫が出かける時は、必ず玄関まで見送る

私が心理学を学んでいる時に、こんな詩をネットで見つけました。
割と有名なのであなたも見たこと、あるかもしれません。

この詩を目にしてから、家を出て「ただいま〜」と家族が帰宅してくれることには、確証がないのだと思うようになりました。

「あの時が彼を見る最後だったなんて、、」と後悔しないように、ちゃんと見送ることを心掛けています。(子供達がまだ私たちと一緒に暮らしていた時は、もちろん子供達も玄関まで私はお見送りしていました)

見送ってもらうと、「なんだか大切にしてもらえている」様な気がすると、私は感じますし。

素敵な詩ですので、是非ご覧になってみてください。

「最後だとわかっていたなら」

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

確かに いつも 明日はやってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがえたこともやり直す機会が
いつも与えられている

「あなたを愛している」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる

でも もし それがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや抱擁やキスをするための
ほんのちょっとの時間を 
どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や
「気にしないで」を 伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

最近は義父の介護もあるし、夜に夫婦でご飯に出ることってあんまりなかったなぁ
こんなご飯をプレゼントしてくれた長男夫婦に感謝です

たくさん褒める!!

これは子育てにも通ずるものがあるのですが、人は言われたように成長していくのだそうです。

「バカな子だね〜」と言われて育った人は、「自分はバカだ」と思い込む大人になります。

「あんたは何やってもできないね」と言われて育った人は、実際何もできない大人になるのだそう。

パートナーも同じだな、と実感しています。

「あなたってかっこいいね」と伝え続ければ、幾つになってもかっこいい夫で居続けてくれますし。(あくまで私の主観でのかっこいい、です)

「あなたってさすがだね!」と伝え続ければ、「さすがだーと思うような結果」を何度も出してくれるようになります。

「あなたのおかげで、めっちゃ楽しい旅行だったよー」と伝えれば、「今度はどこに連れて行こうかな〜」と、また楽し旅行を計画してくれます。

あなたのパートナーには、どんな人になって欲しいですか?

是非、その様な人に成長できるような言葉がけを心掛けるといいのではないかな、と思いますよ!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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