「今度ご飯でもどうですか?」と言われて、この方、友達以上の気持ちを持ってくれているのかも!!
と、いい感じになるのですが、デートを何回か重ねていくうちに、連絡が来なくなったり、実は彼女がいた、ということが判明したりでうまく行かない恋愛ばかりを繰り返してしまう。
これって私が悪いのかなー。私に何か取り憑いてる?
そんな風に思ってしまう人、いませんか?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
自分は幸せになっちゃいけない、という罪悪感
本当にこの罪悪感というものは、「持っていて百害あって一利なし」というシロモノなのですが、恋愛をはじめ、仕事や人間関係などがうまく行かないケースも、この罪悪感を抱えている場合が多いもの。
この罪悪感を持つ経緯は様々ですが、圧倒的に多いのが、
両親が不仲で、両親(または片方の親)が幸せそうに全く見えなかった
というもの。
私たちって例え親を憎んでいたとしても、心のどこかでは
「本当は好きでいたかった」
「好きになれていなくてごめんなさい」
のような、心の底のベースには「好き」という感情が存在している場合が多いものなのです。
だから不幸の沼にハマっている両親を見捨てて(本当は見捨ててなんかいないのですが、見捨てるように感じちゃうことが多いのですね)自分だけのうのうと幸せ世界で生きるなんて、そんな酷いことできない!という気持ちが心の底に渦巻いちゃうんです。
あなたはそのように感じたこと、ありませんか?
ここには親子の癒着パターンがあることが多く、親の人生と自分の人生をごっちゃまぜにしてしまう思考回路になっている場合が多いです。
親が不幸なら、私も不幸になってあげないと、みたいな感覚。
同じ痛みを感じてあげることで、親を慰めてあげるやり方を選択してしまうのですね。
本当に心が優しい方に多いのです、このやり方を選択しちゃう方って。
だからうまくいきそうになると、無意識に相手が嫌がるような行為、例えば
ながーいLINEをなん度も送ってしまう
「どうせもう好きじゃないんでしょ」と、拗ねた態度をとってしまう
連絡が少しでも遅くなると、「もうダメんだ」と勝手に決めつけて、LINEをブロックしてしまう
なんてことをしちゃうのですね。
このケースはカウンセリングでも非常に多いパターンで、
① 親との癒着を切る(親は親の人生、私は私の人生と境界線を引く)
② なぜ両親はそんなに不幸な人生を送ってしまうのか理解し、最終的には許しができるとなお最高。でも、許しはなかなか簡単にはできないので、まずは理解しようとチャレンジする。
③ 私は幸せになっていいんだよ、と自分の幸せを許す。
というようなことを面談カウンセリングのセラピーで取り組んでいただくことが多いです。
私なんかどうせ幸せになれないと最初から諦めてしまう
お次は「私は幸せになる価値なんかない」と無価値感を感じてしまうパターンです。
このような無価値感パターンの方は、基本自分から行動することはありません。
最初から「私は好かれるはずがない」と思っているので、自分から連絡を積極的に取らず、結果相手は「好かれていない」と大勘違いをしてしまい、フェードアウトするケースが多いのです。
あぁ、本当にもったいない!!
「私なんか愛されない」という思い込みは、親から「大切にされた」「尊重された」経験が少なく、親でさえ私を愛してくれないのだから、他人が愛するわけがない、と思っちゃうわけです。
あなたはどうでしょうか?「私なんかが、、、」と思う癖はありませんか?
このケースは、カウンセリングで親から愛された記憶を掘り起こしたり(結構気づいていない親の愛が隠れていることが多い)、面談カウンセリングでの潜在意識に働きかける心理セラピーで「自分で自分を大切にしてあげる」ことに取り組んでいただくことで、無価値感を癒していきます。
男は敵!と思い込んでいる
お父さんがDV男だったり、家族に無関心だったりすると、当然お母さんのお父さんへの文句や愚痴は多くなりがちでしょう。
そのお母さんの愚痴聞きは、結構子供に向けられることが多いもの。
お父さんが敵、となれば、お父さんは世の中の男性の代表選手ですから、世の中の男性、みんな
敵!!
に感じて、ついつい不信感を感じながらデートをしたり、攻撃的な口調や態度をとりがちになるのですね。
敵には弱さを見せることはできませんから、「頼る」なんてもってのほか!!と強がる態度をとりがちになります。
男性パートナーを褒めることにも抵抗感が出てくるので、男性の承認欲求を満たす、「褒める」をしなくなります。
これだとなかなかパートナーシップはうまく行かなくなっちゃいます。
この場合は、あなたの中の男性性と女性性を統合したり。
お父さんの中のわかりにくい愛を探してみたり。愛されなかったあなたの心の傷を癒したり。色々なやり方はあるのですが、その人その人に合ったやり方を選択していくことが大切。
じゃないと見当違いなことばかりやって、無駄に時間ばかりを使ってしまいますから。
今回は王道の3つの原因で解説しましたが、あなたに当てはまるものはありましたか?
きっと今まで何をどう取り組んだらうまくのさっ!とぐるぐる考えてしまったこと、あったのではないでしょうか。
色々男性心理を解説したブログや本を読んだり。
占いに行ったり。
多くの場合、問題にぶつかるのは「無意識にしている行動」が原因である場合がほとんどなのです。
無意識にしている行動は、あなたが思い込んでいる「観念」がきっかけになっているもの。
この観念、つまり思い込みを見つけて書き換えていくことが大切なのですが、潜在意識の中にある場合が多く、自分でどんな思い込みを持っているのか、自覚できないことがほとんどです。
なので心を掘り下げていく面談カウンセリングで行われる「多方面からの質問」と「潜在意識に働きかける心理セラピー」は、こんなケースにこそ本領発揮されるのです。
幸せになることに、躊躇しているほど人生ってそう長くはありませんよ!(50年以上生きているとよーーくわかる!)
今回のブログは、「あと一歩のところでなぜか羽なく行かなくなるパターンさん」に向けた内容でした。
読んでいただき、ありがとうございました!