私たちは、「何もできない自分は存在しちゃいけない」とか、「何もできない自分は生きている意味がない」なんて思いがちではないでしょうか。
でも私たちは、きっとみーんな「あなたがいてくれるだけでいいんだよ」と、言われたいし、「いるだけで私って素晴らしいんだ」と心から思えたら、心の重荷を下ろして、もっともっと安心しながら生きていけるような気がします。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
原点は「いてくれるだけで」
去年の9月の話なのですが、その9月から義父の介護生活が始まりました。義父のことはいつも「じいちゃん」と呼んでいるので、じいちゃんと書かせていただきますね。
10月から要介護２に認定されたじいちゃんは、8月までは自転車で近所のスーパーに行ったり、銭湯に行ったりしていました。92歳なのに、元気なじいちゃんだったわけです。
ところが突然脱水症状になり、一時期立てなくなりました。
もう一生寝たきりか？と思うような状況になって私も慌てたのですが。
9月のある日。じいちゃんの自転車が家の前から無くなっていました。一時でも寝たきりかも？と思ったじいちゃんが自転車と共に姿を消したんです。
慌てましたよー！あんな体で自転車乗ってよろよろ運転していたら車に跳ねられるんじゃないか。
認知が進んで帰宅する経路を忘れてしまっているのではないか。
夫に自転車ごとじいちゃんがいなくなっている経緯を話すと。
「もしかしたら銭湯に行っているかも」
近所の銭湯に行くと、案の定、お風呂場にいるじいちゃんを発見。
翌日に義理の弟家族がじいちゃんの様子を伺いに来る予定になっていたのですが、彼らに身綺麗にした自分をどうやら見せたかったようです。
自転車が倒れるんじゃないか？というくらいによろよろしながら自転車に乗っていたじいちゃん。
あまりに危ない行為だったので、夫にこっぴどく怒られていたじいちゃんですが、
「無事でいてくれてよかった」
と安堵した感覚は今でもとっても覚えています。
じいちゃんは私たちに何をしてくれるわけでもないのですが、（というかこっちがお世話している毎日です）いてくれるだけで、生きていてくれるだけで、本当に安心なんです。
あなたのこと、「いてくれるだけでありがたいよ」と思ってくれた人は今まで誰だったのでしょうか。
あなたのお母さん？あなたのお父さん？おばあちゃん？おじいちゃん？
クラスのお友達？昔飼っていたワンちゃん？
心の絶対法則とは
もしも「そんなふうに思ってくれた人なんか誰もいないよ！」と、悲しい気持ちにあなたがなってしまったとしたら。
是非「心の絶対法則」を知ってください。
物理的な世界では、与えたら与えた分だけ私たちの手の中からモノが減っていきます。
お財布に一万円入っていて、一千円あげたら残りは一千円減って九千円になりますよね。
でも、心の世界は違います。
与えたら何倍にもなって増えていきます。
優しく周りの人に接していくと、「あなたは優しい良い人だよね」とあなたのことを思い、周りの人はあなたに優しく接することでしょう。
よくクライアント様に言われるのですが、辛いことがあっても、「今度沼田さんにこの辛い状況を聞いてもらおう！」と思うだけで、辛いことを乗り越えることができるんだそうです。
「絶対に励ましてくれるし、応援してくれるし、受け止めてくれるし、必要なアドバイスもくれるから。」って。
その言葉を聞いた時、本当に嬉しかったですよー。
それこそ、「今度沼田さんに話を聞いてもらおう！」と思うだけで、実際にカウンセリングを受けなくても、乗り越えられる時もある、と聞いた時には、
まさに「（私は）いてくれるだけで」だなぁ、、
って思いましたから。（ぶっちゃけ私に一銭も身入りはありませんけどw）
でも、その言葉から、お金以上に私の中に豊かさが入ってきました。
自分を支えてくれる、大きなパワーと言いますか。大きなエネルギーと言いますか。
心の絶対法則はすごいよね。
大事なことなので、でっかい赤字で書かせてもらうけれど、
このブログを読んでいただいているあなたも、間違いなく「いてくれるだけでありがたい」存在なんですよ。
あなた自身は、もしかしたら今現在、そう思えていないかもしれないけれど。
もしもそう思えない現実があるとしたら。
心の絶対法則に従って、まずはあなたが誰かのことを「いてくれるだけでありがたいよ」と思って接してあげると、あなたの現実は変わっていきますよ。
もっと早く現実を変えたいならば、是非カウンセリングの力をつかってみてください。
「心が先、現実が後」、という事実を実感すると、本当に生きることが楽になりますよ。
今日もあなたにとって幸せに感じる出来事が起こる日でありますように。
カウンセリングであなた自身がどんなふうに変わるのか？具体例を昔、記事にしてみました。下記記事をよかったらご覧くださいね。
