【Q&A】自分が欲しい愛の形が手に入らない

先日、「自分が主役で生きる人生〜アカウンタビリティマインドを育てる〜」というテーマで心理学講座を行いました。

その講座内でご質問を頂き、講座内でお答えできなかった分をブログでお答えしていこうと思います。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

親密になることへの怖れ

わかりやすい講座をありがとうございます。

付き合って半年くらいすると冷めてしまいます。愛を感じたいのに感じられず、相手なりの愛を感じようとしていますが自分が欲しい愛の形ではありません。私はスキンシップや言葉が欲しいのです。

相手に伝えていますがなかなか出来ないみたいです。どうしたらうまくいくようになるでしょうか。

今日のランチはたくさんのキャベツの上に豚バラ肉を敷き詰めてお酒大さじ2を入れ、フライパンで8分蒸し焼きにしただけの、めっちゃ簡単な料理なのですが、とっても美味しい料理でした。(味付けはポン酢大さじ2、ラー油小さじ1と小ネギの小口切り)

キャベツが大量のため、炭水化物のごはんがいらないのでダイエットにも最適な料理です。
というわけで、今日のご相談者さんはキャベツさんに決定。

キャベツさん、ご相談をありがとうございます。

ちょっと今回は深層心理的なお話が出てきます。なので、最初はピンとこないかもしれません。でも、読み進めていただけたら幸いです。

カウンセリングで、この

愛を感じたいのに感じられず、

のように、

出来ない、
感じない、
見えない、

のように、「その行動が出来ない」場合、このように考えていきます。

「彼の愛を感じたくないとしたら、それはどうして?」

って。

「はあ?私は感じたい、でも感じられなくて困っているんですけれどっ!」

何言っちゃってるんですか?

と怒られそうですけれど、、。

✅付き合って半年くらいすると冷めてしまいます。

✅愛を感じたいのに感じられず、

✅私はスキンシップや言葉が欲しいのです。

この3行の文章を読むだけで、プンプン臭います。
何が臭うかって?

親密感への怖れ、の臭いですよ!!

スキンシップである、セックスやハグ、キスがだーいすきな男子、いっぱいいますよ!!まぁ私が20代の頃はほとんどの男性が、「ガツガツ系肉食男子」でしたが、今はあの時よりは少なくなって来てはいるのかな。

でも、ヤリモクという言葉はいまだにありますし、sexも含めたスキンシップが好きな男子は少なくないはずです。

でも、なぜかスキンシップや言葉(おそらく愛している、とか、好きだよ、という言葉かな)が苦手、いや出来ない男性を選んじゃうんですよね?

いやいや、好きで選んでいるわけじゃありませんよ!!という声が聞こえて来そう。でも、今までお付き合いした人は、キャベツさんの求めている愛情をくれる人ではない人ばかりだったのでは?

深層心理である潜在意識は、私たちは認識できません。なので、潜在意識を知るためには、現実を見ていくのが一番の方法。
潜在意識は感情を司っているのですが、私たちの行動は「感情」によるものが多分にあります。

勉強しなきゃって頭ではわかっているのに、なぜかネットサーフィンしちゃこと、ありませんか?「勉強したくない」という感情が「勉強しなければ」という思考に勝っているから、なんです。

潜在意識の中で、なぜキャベツさんはわざわざそのような人を選ぼうとしてしまうのでしょうか?

もう一度伺いますが、「彼の愛を感じたくないとしたら、それはどうして?」

この答えは、もしかしたら

「彼と仲良くなるのが怖いから」
「彼に愛されるのが怖いから」

かもしれませんが、どうでしょうか?

なぜ怖いのでしょうか?
これは過去に「仲良くなった人がいなくなって悲しい思いをして傷ついたから」という理由であるケースが少なくありません。

過去の傷

例えば、こんなケースがあります。

大好きなお父さんが、離婚することで別々に暮らすことになったとか。
単身赴任している大好きなお父さんが、週明けにまた赴任先に戻っていくのを悲しい気持ちでお見送りしていたとか。

小さい頃飼っていた大好きだったペットのポチが、死んでしまった、とか。
すっごく大好きだった初恋の人に振られちゃった、とか。

またキャベツさんが誰かととっても仲良くなって、だーいすきになっってしまったら、、、。
また、あの時のように失うことになるかもしれない。

もうあんな悲しい思いをするのは嫌だ、

だったらもう仲良くなるのはやめよう。

そんな心の作用が働いているのかもしれません。

この心の傷を癒すとですね、

キャベツさんはビンビン彼の愛を感じられるようになるでしょうし。
キャベツさんの欲しい愛情表現をガンガンしてくれる男性と出会うようになります。

きゃー、うれぴー!!

愛をもう一度受け取り直す

ブログは一方通行でキャベツさんの反応がわからないので、このケースがキャベツさんに当てはまるのかどうかわからず書き進めていますが、一つ癒しにつながるセルフイメージワークをご紹介しますね。

軽く目を閉じ深呼吸を2、3度して、心を落ち着けます。

目の前にいなくなってしまった大好きだった人(わんちゃんや猫ちゃんもあり)が立っています。
その人とどんな楽しい時間を過ごしましたか?

その楽しかった日々、大好きな人はどんな表情をあなたに向けてくれていますか?
あの瞬間、大好きな人は確かに、あなたに愛を送ってくれていましたよね。

あの時、大好きな人はあなたに沢山の愛情を与えてくれていました。
その愛情をもう一度、受け取っていきましょう。

「私を愛してくれて、どうもありがとう」と言って受け取っていきましょう。両手いっぱいに愛情がこぼれ落ちるくらい、のっています。


その手の平の上の愛情を見て、大好きな人にもう一度感謝の言葉を伝えましょう。

「私を愛してくれて、本当にどうもありがとう」

その言葉を伝えると、大好きな人はどんな表情を返してくれますか?
その表情を胸に刻んで、ゆっくりと今いるお部屋に意識を戻してみてくださいね。

うまくできなくても大丈夫。何度か繰り返すと、ちょっとづつできるようになりますよ。もしもうまくできないようでしたら、ぜひお手伝いさせてくださいね。

癒しが進むと、現実世界が変わってきますから。
キャベツさん、今回はご相談を頂きまして本当にどうもありがとうございました。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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