彼と会っている時には、とても楽しくて幸せで、彼も優しくしてくれているのですが。
彼に会えていない時間、なんだか寂しくなっちゃって声を無性に聞きたくなっちゃったり。
LINEして反応を確かめたくなっちゃったり。
でも忙しいのか、未読スルーは当たり前。
返事が2、3日後なんてこともある。
そんな時、自分がちゃんと愛されているのか、なぜか急に不安になっちゃうことってありませんか?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
会えない時間をどう過ごすか、がカギ
私たち女性は、本当に彼ができると24時間彼のことを考えてしまうことは多いものです。
私も考えちゃう種族でした、結婚前。
ですから、遠距離恋愛、よく乗り切ったな〜っと自分でも不思議に思います。
会えない時間の方が圧倒的に多かったですし。
でもなぜ乗り越えられたか、といえば、今の夫である当時の遠距離恋愛の彼は、私を不安にさせないよう、まめに連絡をくれていたのがその理由だと思います。
同棲や結婚していない限り、「彼と毎日会う」ことは難しいですよね。
だからこそ、会えない時間をいかに「不安定な気持ちにならないか」が重要なのです。
「他の女性と会っているのでは?」とか、「会っている時に優しくて、会っていない時には未読スルーってことは体目当てか?」と不安になると、もう辛いですよね。
こうなると、会えていない時間は地獄でしかない。
すると自分でもやってはいけないとわかりながらも、LINEをガンガン送ってしまったり。
夜中なのに電話をしちゃったり。
自分の行動をコントロール出来なくなってしまい、結果関係性を壊してしまうことになる例は少なくないのです。
精神安定剤を彼に求めてる?
私の2人の息子達を見ていて、めっちゃ気づきが多いです。
どちらにも彼女がいて、とてもパートナーを大好きなのは母親としてヒシヒシと感じます。
例えば23歳の長男。
旅行の計画は必ず長男が時間をかけて調べて、予約しているようです。
最近は彼女さんが望んだのか、左手の薬指にリングをしていました。
工房で手作りで2人で作ったそうです。
でも、そんな彼女と頻繁に会っている様子はありません。
長男はある資格の試験勉強に頑張っているようですし。
男友達と会っていることも多いみたいです。
またゲームを夜中にしていて、起きるのはお昼、なんてこともあります。
私は朝フィールサイクルというジムに行くために5時半に起きるのですが、ちょうどその時間に「おやすみー」と長男と言葉を交わすこともあるくらい。
男子の生活リズムは謎が多いです。(笑)
私だったら、ゲームする時間あるんだったら、私と会ってよ!!って言いたくなるかも!
でもこの彼女さんは、会ってる時間の長男との充実さを評価してくれ、長男も自分の愛情を受け取ってくれることにありがたさを感じているように思います。
会えない時に感じる不安を、彼に埋めてもらわない方が、パートナーシップは100倍上手く事例です。
寂しい原因は、今彼氏が原因ではない
ということを知って下さいね。
穴の空いたバケツのお話、知っていますか?
穴の空いたバケツにいくら水を入れても、バケツの水は減る一方です。満たされることはありません。
あなたの心も実は同じ。
彼がどんなに愛情を注いでも、その愛情があなたの心からダダ漏れしている状況だとしたら。
いつまで経っても心は満たされることはありませんよね。
まず、知りましょう。
罪悪感、そして自己攻撃。これがあなたの心のバケツに空いた穴の正体であることを。
この罪悪感や自己攻撃は、多くの場合、子供時代に心の中に作られることは多いです。
罪悪感や自己攻撃の大きさは、「あなたの親がどのようにあなたに接してきたか」によって、左右されます。
良い子を求められてきたけれど、親が期待する水準までいけなければ、「良い子になれなくてごめんなさい」と罪悪感を感じてしまうことでしょう。
「あなたはダメな子だ」といつも親からダメ出しされてきたとしたら、「自分はダメな人なんだ」と自己攻撃を無意識にする心を持ってしまうことは当たり前なことかもしれません。
でも、本当は「あなたはダメな人」なんかじゃないのです。
もちろん完璧な人はいませんから、欠点も何かしらあることでしょう。
その欠点は味方を変えれば、長所でもあるものです。
何かに取り掛かるのに腰が重い人は、慎重だとも言えますし。
すぐに「自分さえ我慢すればいい」と犠牲してしまう人は、それだけ優しい人なのかもしれませんしね。
そうやって1つずつ、心のバケツに空いた穴を塞いでいくと、愛情を上手に受け止め、心に溜めていくことができるようになります。
そして何より、その愛情を自分で自分の心のバケツに入れていくこともできるようになります。
すると、「彼の愛情を確かめよう」とする行為が段々と減っていきますよ。
まずはあなたの心と向き合ってみるところから始めてみましょう。