「夫諦め」「旦那諦め」でググったあなたへ【アメブロ「大人の恋愛術」より】

「夫 諦める」
「旦那 諦め」
私のブログに検索エンジン経由で訪問してくれる方の検索ワード、この2つが
毎月上位を占めています。

今回もそのワードをググってきてくれたのでしょうか?

隔週金曜日にアメブロで執筆中の「大人の恋愛術」
本日UPの記事です。
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私のライブドアのブログにたどり着く読者の方の
検索ワードで、毎月上位に上がるのが
「夫 諦め」
「旦那 諦め」
というワード。
どうせこの人に何言っても無駄。
どうせ私のことなんか、わかろうともしてくれないし。
もうただの同居人。
お金さえ持ってきてくれれば、もうそれで構わないのよ。
あー、もう諦めた。
期待するだけ損だわ。
そこで本当にきれいさっぱり「諦めた」としたら、
きっとその言葉をググったりしないはずなんですよね。
本当は諦めたくなんかない。
本当はもう一度、
「幸せだな~」
「満たされているな~」
そんな感情を感じられるパートナーシップを手に入れたい。
諦める方法を知りたいのではないのですよね。
   
「諦める」ということは、
その前に「期待」があったということ。
「私が母親としてこんなに頑張っているんだから、
あなたは父親として、もっと親業、半分やってよね。」
「私だって夜外出、子供おいていけないんだから
あなたも飲み会、断ってよね。」
「共働きなんだから、家事はきっちり半々、
平等にやってよね。」
そんな期待があったのに、
ことごとく彼はきいてはくれない。
「なんで父親なのにやってくれないの!?」
「なんでこんなことができないの!?」
「なんで私ばっかり大変な思いしなきゃいけないの!?」
「なんで?なんで?なんでぇ~~!?」
で、どっかーーんっと大爆発して、
夫婦の溝がマリアナ海溝より深ーいものになっちゃって、
もうお手上げに。
どうしたらいいのでしょう?
   
「期待」は、「べき信者」からきていると思うのですよ。
「夫だったら妻に尽くすべき」
「父親だったらおむつ変えるべき」
「休日は家族をどこかに連れていくべき」
のような考え方。
でも、これはこちら側の見方、考え方で、
相手がどう思っているのかは相違があってもおかしくないのですよね。
夫の実家では
父親が絶対的で、
台所を手伝うなんてありえん!
こんな家で育ったら、家事を手伝うなんて発想は生まれないかも?なんですよね。
なので、「自分の考え方が正しくて絶対」
その考え方は手放した方が良いように思います。
じゃあ「期待する私がおかしいの!?」なんて
思ってしまったら、それも違うよなぁ・・と思うのですよね。
人間ですから「期待」ってしちゃうこと、
やっぱりあると思うのです。
でも「期待」は大きければ大きいほど、
相手は「制限される」「コントロールされる」
と、負担に思う意識が生まれてしまうのは事実。
   
私自身が、やはり以前は夫に期待し、
そしてそれがことごとく叶わなくて、
失望して、諦め感満載だったことがありました。
ちょうど海外生活を余儀なくされ、
慣れない土地で育児をしなければならない状況で、
自分の好きな事(仕事だったのですが)ができなくて、
自分が全く満たされていない状況でした。
なのに夫は自分のやりたいように生きている(様に見えた)
仕事でキャリアを積んで、
好きなゴルフをして
出張であちこちに行っておいしいものを食べている。
私ばっかり犠牲?
じゃああなたは、この犠牲の埋め合わせをするべきなんじゃないの?
私の為に育児を手伝い
私の為に家事を手伝い
私のことをもっと想い、
もっとあれもしてよ!これもしてよ!
そんな気持ちでした。
で、その気持ちをぶつけては衝突して
言い合いになって、私が大泣きして、
ブチ切れて・・。
そして諦めムード満載・・・。
その繰り返しでした。
    
じゃあなぜ、今こんなに幸せなんだろう?
夫はスタンスは変わっていないんです。
ゴルフの回数は減りましたが、ゴルフにも行っていますし。
仕事のキャリアは積んでいるし。
出張もちょいちょいあります。
変わったのは私自身の心。
自分の好きなことをしようと決めたから。
私は今、本当にやりたいことを見つけて、
睡眠とるのももったいない!っと思うほど、
のめり込んでいることがあります。
その一つがこのカウンセリングの仕事。
カウンセリング、ブログ執筆、講演、ワークショップ開催。
本当に仕事が楽しくて仕方ありません。
週末のお仕事の時は、朝5時起きで家族の朝ごはん作って
洗濯して、干して、
夜ごはんの下ごしらえなどしていくのですが、
その間、夫がベッドでゆっくり眠っていても
イラッと来ないんです。
それよりも週末位、ゆっくり寝てね~なんて
言えちゃう余裕ができました。
以前の私だったら
「私は仕事なんだから、
今日仕事のない、あなたが家事すべきなんじゃない!?」
と怒り心頭だったことでしょう。

 

でもそうならないのは、自分が機嫌よくいられる時間を
持つことができているから、なんだと思うのです。
で、そのまま夫は鬼亭主(に私が勝手に思っていた)
続行かといえば、
そうでもなくなったのです。
私があれしろ、これしろ、なんでできないんだ!
と言わなくなったからか、
「夕飯、今から八宝菜作るけれど、
みえぽんの分も作っておく?」
とラインが来たり、
「今度このイアリアンに食べに行こうよ」
と誘ってくれるこの頃。
   
子供が小さいときは、ママは自由な時間が取れないですよね。
なので機嫌よくする時間なんか取れない!と思う気持ちも
あることでしょう。
私がそうでしたので、とてもわかります。
その他、経済的な理由
時間的理由、
介護など環境的な理由
など色々な要因があって、
自分が機嫌よくなんかできない!
でも、味方になってほしい夫はわかってくれない!
本当はこんなこともあんなことも、ヤツはやるべきなのに!
そんなお気持ちだとしたら、
是非お話を聴かせてほしいのです。
もしかしたら、カウンセリングの時間きっかけで
機嫌よく過ごせる時間が何かを気づけるかもしれないですから。
人生を諦めたいのではなく、
諦めたくないから、きっとこのブログを見てくださっていると思うのです。
自分の人生も
パートナーシップも
どうかどうか、諦めないで。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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