彼との間がうまく行っていないとき。
悲しい。
苦しい。
受け入れてくれない怒り。
わかってくれない怒り。
寂しい。
いろいろな感情を感じますよね。
もしもこの感情、時間差で彼や夫、彼女や妻が感じていたものだとしたら?
隔週木曜に執筆しております、アメーバーブログ「もっとラブラブに」 。
本日の記事はこちらです。
彼との関係に行き詰まり感を感じている時。
夫に「もう心は離れている。夫婦関係、とっくに終わっている」
と感じている時。
あなたの心は寂しさでいっぱい。
そしてきっと、絶望感でいっぱい。
人によっては怒りでいっぱいの方もいらっしゃるでしょう。
その今感じていらっしゃる、いや~な感情。
以前あなたの彼や夫が感じていたものかもしれませんよ。
私がカウンセリングをしている内容で、ダントツ多いものが、
恋愛、夫婦関係のもの。
夫が浮気している。
でも子供のことを考えると、離婚も出来ない。
でも自分が辛い。
何とかして、浮気相手と手を切らせたい。
そんな方や、
夫から離婚を切り出されて「晴天の霹靂!」と感じて、
どうしたら良いのかわからず、パニック状態でご連絡下さる方も多いです。
結婚の話しも出ている仲だったのに、
突然「やっぱり君には他にふさわしい人がいるよ」
なんて言われて、
「もうあんないい人は現れない!」
と、失恋を引きずっている方もいます。
そのような方に一通りお話を伺った後、先ほどの
「その今あなたが感じている寂しさ、悲しみ、そして怒りは、
以前に彼(夫)が感じていたものかもしれませんよ?」
と問うことがあります。
(私言われた~~っと頷いて読んでくださっている、私のクライアント様、
いらっしゃるかも・・ですね(笑))
子供とタッグを組んで、夫の居場所を家の中から奪ってはいなかったか?
あなたは夫は給料さえ持って来てくれたらいい、のような気持ちはどこかに
なかったか?
なんで○○してくれないの!
どうして○○できないの!
と、責めてはいなかったか?
だから
浮気に走ってしまった。
離婚して欲しい、と突然迫ってきた。
もう君とは続けられない、と別れを切り出された。
多くの方は
「確かに、そんな行動をとっていました。
そうか、この感情を彼は感じていたのか・・」
と呆然(ぼうぜん)とされます。(((( ;゚д゚)))
夫婦、パートナーシップは鏡ですから、
あなたの行動の結果が、今のパートナーシップの状況に表れていると
心理学では考えます。
ということは。
あなたが今、彼にして欲しいこと。
「優しく接して欲しい」
「私の今の悲しみをわかって欲しい」
「君を傷つけて悪かったって、心から謝って欲しい」
いろいろな「して欲しいこと」があるかと思いますが、
そのして欲しいことは、以前、彼があなたにして欲しかったこと、
だと言えます。
その事が遅まきながら、今、やっと心からわかったとき。
パートナーシップをもう一度より良いものにしていく、
第一歩を踏み出すときです。
でも、ここでこんな気持ちになりませんか?
「なんで私が頑張らなきゃならないのよ!
浮気したあいつが悪いのであって、私は悪くない!
悪くない私が、なんで頑張らなきゃならないの!?」ヽ(#`Д´)ノ
そして、怒りがムラムラとこみ上げてはきませんか?
(焚きつけているわけではありませんよ(汗)(^^;))
この気持ちは出てきて当然の感情です。
私も夫婦関係再構築の時、
「何で私が歩み寄り??
悪いのはあっちだろう?
ふざけんなぁ~~!」
と、心の中で椅子を振り回して、
建物の窓ガラスをめちゃめちゃにしていました。(ヤンキーの番長みたいに)
家中のお皿を壁に投げつけたこともあります。
(あくまでも、心の中で、ですよ!)
怒りの感情も含めてですが、
悲しみも寂しさも憎しみも、
負の感情と言われている、感じたくはない感情を思いっきり感じてあげると、
その感情には必ず終わりがきます。
このように、怒りを感じきったら。
何で彼と、夫とやり直したいんだろう?
何で彼と、夫とパートナーシップを作りたいのだろう?
と自分に訊いてほしいのです。
彼が必要だから。
彼が大好きだから。
そんな本当の気持ちの声を胸に、取り組んで欲しいです。
私が今感じている、この感情をちょっと前の彼が感じていた感情だとしたら。
彼は何をして欲しかったのだろう。
この考え方は、彼の感情を知る大きなヒントになります。
それを今、出来るならば彼にしてあげて下さい。
「もう、遅いよ!今頃何だよ!」
と彼は怒っているかもしれません。ヽ(#`Д´)ノ
「今更遅いよ!」
と浮気相手となかなか手を切ろうとはしないかもしれません。
彼の態度が冷たく感じる時であったりします。
ここが精神的に凹みそうになるとき。
なかなか前に進んでいない気持ちに襲われるとき。
カウンセリングでも、この期間を一番私は大事に考えています。
ここを乗り切ったパートナーシップは、揺るぎないものになりますよ。
一緒に乗り越えて行きましょう。