「努力」と言っても、辛くても我慢しても疲れていてもしんどくても、取り組まねば〜〜っというような修行のような努力じゃないから安心してくださいね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
結婚生活31年の道のりは山あり谷ありだったけど
先週末、長男の結婚式がありました。入籍はすでに2年前にしていたのですが、「お金がある程度貯まったし、やっぱりお式したいね」ということで、神社様での結婚式をすることになったのです。
お着物なんて普段全く着ないから、めちゃくちゃ緊張しました。
そんな中、長男がこっそり控え室で談笑している私たちを隠し撮りしていたんですよ。
長男が、「今日のベストショット！」というメッセージと共に家族ラインに送ってくれたのですが、長年連れ添ったならではの空気感が漂う一枚だなーと我ながら感じました。
２人の息子たちも独立し、また２人暮らしに戻りました。
結婚して31年目。出会って33年。随分長く彼と共に生きてきました。
結婚して子供が産まれるまでは、当時は香港に住んでいたので、２人でケニアやバリ島に旅行に行ったり、豪華で美味しいものを食べにあちこちのレストランに行ったりしていました。ラブラブ期でしたねー。
ですが子供が生まれて尚且つドイツに転勤となり、新しい職場での仕事に慣れない夫と、私は誰も知り合いのいないところからの生活のスタートでドイツ語に苦戦し、ドイツでの現地幼稚園探しと2人めの妊娠とものすごくストレスの多い生活で、だんだんと心に余裕を失っていきました。
その頃から些細なことで喧嘩が増え、私は「もう子供が成人したら離婚したい」とまで思うようになっていきました。
「なんで私の大変さ、わからないの？」
「なんでもっと労ってくれないの？」
「なんでもっと手伝ってくれないの？」
「なんでもっと優しくしてくれないの？」
そんな思いで押しつぶされそうになり、子供たちにわからないように1人で泣いたこともよくありました。
そして長男が小６の時、ひょんなことから夫が日本に帰国するたびに会っている女性がいることが判明。
その時は2ヶ月で体重が10KG近く落ち、周りの人からは何かの病気なんじゃないか？と心配されるくらい、痩せてしまう程、心にダメージを受けました。
今もその体型、保っていたかったーw 今じゃ、、マイナスをプラス150で上回ってるかも、、ま、夫と旅行で美味しいもの食べまくりだからからいっか、、← 自分に甘すぎ！
その出来事から心理学を知り、私達は夫婦再構築に取り組んで今に至ります。
パートナーシップは作り上げるもの
お式が終わって、シャトルバスでホテルに戻る車中で、こんな会話がありました。
私「今日のお式、本当に良かったよー。お仕事しながらの打ち合わせや準備って大変だったんじゃない？」
新婦「いや、長男（本当は名前が入ります）さんがものすごく頑張ってくれたんですよ。色々調べ物とか引き出物のカタログとか見て一生懸命選んでくれましたし。」
長男「いやいや、新婦（本当は名前が入ります）が計画を立ててくれたり打ち合わせも漏れがないように、事前にこれとこれを話そう、とリーダーシップとってくれてたんだよね。本当に頑張ってくれていたよ。」
とお互い、相手が頑張ってくれた！と承認し合いっこしていたんです。
今まで喧嘩した事ある？と聞くと一度もないそうな。
とにかく冷静に話し合うことを徹底しているんだそう。
まだ若い２人なのに、パートナーシップでの大切な「努力」をちゃんとしているんだなぁ〜と感心しました。
お互いを褒め合う努力
感謝を伝える努力
これは嫌だ、これは嬉しい、と自分の取り扱いをわかりやすく伝える努力
話し合いで「相手の意見を聞く」努力
相手を理解しようとする努力
相手に寄り添う努力
私は結婚の中盤、ちょうど息子２人を子育てしている10年間はこの努力を怠っていました。
褒めるどころか、不満しか言ってなかったですし。
「これっぽっち家事をやったからって、感謝なんかしてやらない！」なんて思っていましたし。
自分が何を手伝って欲しいのか、何を望んでいるのか、わかりやすくは伝えられず、「見て察しなさいよ！」と本気で思っていました。
話し合い、という名の「自分の意見の押し付け」をして、挙句喧嘩になっていましたし。
相手を理解じゃなく、「私の気持ちをわかれ！」と望んでいましたし。
私を労われ！！ねぎらえ！と要求ばかりしていました。
でも、当時は心理学なんて何もわかっていなかったし。
なんなら自分なりには頑張っていたのですよ、毎日毎日！
でもなんでこんなに夫にわかってもらえないのか。
なんで夫は自分勝手なことばっかするのか。
なんで夫は私に優しくしてくれないのか。
なんで私は幸せじゃないのか。
当時はどうすればここを解決できるのか、本当にわからなかった。
だから夫が悪いんだ！
夫が変わらないと、私は幸せになれない！
全部夫が悪い！！
って本気で思っていたんですよ。
でもパートナーシップは努力して作り上げていかないと、うまくいきっこない。
だって、赤の他人同士なんだから！
でも努力は楽しくって仕方ない
努力するって、なんだか辛いイメージがあるんですけれど？
そんな声もあるかもしれません。
甲子園球児たちは、寒い中でも夏の炎天下でも毎日毎日練習を続けていますよね。
照りつける太陽の元、何時間も外で練習するなんて私には苦行でしかありません。
でも彼らにとっては甲子園に行くことは、本当に心からの大きな夢。
だから毎日の練習も目標に近づくための手段だからこそ、苦ではないんじゃないかな。
私も夫との日常がどんどんよくなっていったので、パートナーシップを育てる努力って、もう楽しくって楽しくって仕方ないのです。
私が幸せに感じるのは、色々な場所に旅行に行けて美味しいものを食べること。
そしていつでも味方でいてくれる夫がいてくれること。
このあなたにとっての幸せは何か？の解析度をあげることが本当に大事だよ！
そこがぶれていないから、私は手に入れることができている。
そしてその幸せを感じる姿を見ることが、実は夫の自信を生んでいるという事実。本当に「そうなんだ！」と心底納得！！
だからこそ、心がけ＝努力の一部、も毎日できるのですよ。本当にやっていることは、難しいことなんて１つもありません。
そしてこれからも夫と2人で生きていけることが、本当にありがたくて仕方ない。
長男はこうしてお式をあげることができ、彼らも「夫婦になった」とまた一段と実感したんじゃないかな。
そして次男は来月からいよいよシンガポールで社会人となって、経済的にも私たちから離れて独り立ちします。
夫と２人、大仕事をやり遂げたなぁ、、、と本当に心から思います。だからこんな写真がとれたのかなー。
あんなに夫婦の暗黒時代があったのに、今じゃ定年退職した夫と毎日過ごすことが楽しくて仕方ないです。
あんなにもマイナス状況から這い上がることができるのだから、だから大丈夫、あなたにもできるから！
そんな幸せ、あなたにも手に入れて欲しいな〜〜という思いで今度ワークショップをします。
講座の詳しい内容は、以下のブログ記事で見て欲しいのですが。
ワークショップの最大限の恩恵は、場のエネルギーを使うことができることなんです。
1人黙々ブログを読んで納得するのも良いんだけれどね。
みんなで参加して一体感の中レクチャーをきいて学んでシートワークして。
そして実はこれが一番大事なんだけれど、
お互いに応援しあって、お互いに承認し合う、というパワフルさ！！！
アウトプットするという定着させる極意！
これはワークショップならでは、なのですよ。
今回も内容盛りだくさんの2時間ですから楽しみにしてください！是非ご参加お待ちしていますね！
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個人対面のカウンセリングも行っています。
