現在、10/13(金)に行う心理学講座の準備に追われている最中なのですが、レクチャーの内容を考えれば考えるほど、
「幸せかどうかは条件じゃないんだなぁ」
と実感しているところです。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
状況の捉え方次第であなたの人生はかわる
こんなお話を昔聞いたことがあります。
台風の強い雨風に負けない稲を作るために、農家さんによってはわざと水田の水を少なくする時期があるそうです。
水が少なくなると、稲さんたちは焦ります。「水が足りない!どうしよう!!」
すると、今度は水を求めて地中深くに根を張り巡らすそうです。そうやって根っこを張り巡らせることで、台風の強い風にも負けずに立ち続けられる稲にする訳です。
稲からしたら、水が少ない状況は一大事な出来事。ですが長い目で見ると、水が少ないという状況がより強い稲を作るきっかけになっているのです。
捉え方次第で、状況は幸せなことへのきっかけにもなりますし、最悪な状況にもなりうるわけです。
条件や状況が幸せか否かを左右するわけではないのです。
お金持ちでも幸せな人もいれば、お金持ちでも幸せじゃない人もいます。
結婚して幸せな人もいれば、幸せじゃない人もいる。
お金はもちろんないよりはあるに越したことはないけれど、幸せかどうかを決定づける必要不可欠な要因ではないということです。
私の子供時代は経済的に貧しい方でした。お風呂も外にあるような木造アパートに家族5人で生活していましたし、服も300円のTシャツを着ていました。
でも、幸せを感じられていました。お誕生会で呼ばれる同じクラスの友達の家はみんな一軒家で羨ましかったけれど、お誕生会に呼んでくれる友達がいてくれたのは、本当にありがたかったですし、だからこそ楽しい小学校生活を送れていました。
たまに早く仕事から帰ってきた父と、「今日の夕飯を探しに行こう!」とイナゴを取ったり、つくしを取ったり、銀杏を拾いに行った時間は楽しかったですし、身近な自然に食べられるものがある、という知識はいつか私を救ってくれる事になるかもしれません。
そんな捉え方のお話や、幸せに繋がる直感の磨き方についてなど、心と幸せの仕組みについて学ぶ2時間の講座です。