試練の上にさらに試練がやってきた時には

1週間前に肋骨4本6ヶ所、鎖骨1ヶ所を骨折してしまい、救急搬送されただ今入院中です。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

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陰が濃ければそれだけ陽も明るい

昨日、入院1週間経過ということで、CTを撮って問題が無ければ今週、待ちに待った鎖骨骨折の手術日が決まる〜!!っととってもウキウキしながらCTを取りに行きました。

ところが、、、。

30分ほどして2人の見慣れない先生がベッドサイドにやってきました。

その先生が開口一番、こう言いました。

「沼田さん、先週よりも肺がかなり縮んでいます。すぐ処置しなければなりません。」

私はてっきりもう肺は問題なく、次に(手術に)駒を進められるものだと思い込んでいたので、一瞬「ポカーン」としてしまいました。

CT画像を見ると、右肺が6割ほどの大きさまで小さくなっていました。

聞けばメスで胸を切り、管を肺と胸膜の間に通して中に溜まっている肺から漏れ出した空気と出血を体外に出さないと、肺がぺちゃんこになって呼吸不全を起こすか心不全を起こす可能性が高い、とのこと。

え?骨折手術足止めっすか?

ってか呼吸不全やら心不全って、もしかして死ぬってか?

この説明を聞いて、ものの15分後には、いきなり処置が始まりました。
「メッツェン」という言葉が聞こえてきた時は、「うおー、医療ドラマさながらー」なんて思う余裕は最初あったのですが、途中から状況は一変。

もうねぇ、麻酔をかけるのもとんでもなく痛いのですが、管を胸膜に通すのって、もう絶叫ものでしたよ!!
胸膜には、麻酔がかかっていないから、なのですが。

入院6日たってだいぶ骨折の痛みに慣れてきた頃
胸にメスで穴を開け、管に繋がれ状態でボロボロやなぁ

左側はきっともうすぐ手術に駒を進められる〜!!と思っていた頃の写真。その翌日は二枚目の写真の通り、胸から管が出てて、ワンちゃんの散歩のようにキャスターでガラガラどこに行くのも一緒に器具を連れて歩くわけです。

鎖骨バンドして肋骨バンドして、腕吊って胸から管ぶら下げて、、。

もうねぇ、何なの!?ってな気分です、正直。

神様は骨折だけじゃなく、気胸ドレーンもやらせる!?

上等じゃん、受けて立ってやろうじゃないの!!

時々胸がイテテ、、となって気がめげそうになりますが、イヤイヤ私は負けませんぜー!
来週、この管を通したまま全身麻酔で鎖骨手術の予定です。全身麻酔も初めての経験だなぁ〜。

今沢山の試練があるということは、それだけ未来に起こることはワクワク100倍ってことだから。だから負けないよー!

大きな試練は人生を大きく変える転換期

75歳でもなお、現役で大活躍しているビートたけしさんこと、北野武さん。

この方は1994年にバイク事故で大怪我を負いました。しかも退院直後の記者会見では顔半分麻痺状態。

でも、ここから彼は監督色が濃くなっていき、活動にさらに幅が出てきた気がします。

そして元フジテレビアナの菊間千乃さん。この方は入社4年目に取材中、ビル5階から転落して大怪我を負いました。

彼女も入院中、自分の生き方を見直し、弁護士資格にチャレンジしてアナウンサーから弁護士に転身しました。

人って死を意識するような大きな試練に襲われると、「生かされている」というような感覚を感じるようになることがあります。

もちろん、「なんでこんな目に?」というような気持ちにもなるかもしれません。私も何度も思いました。

フィールサイクルの友達からは「今日はインストラクターの●●さんのプログラム漕いでくるよー!早く元気になって一緒にまた汗かこうねー!」とメッセージが来れば、

「私、こんなベッドの上でなにやってんるんだか」と思っちゃうし。

やっと対面でクライアントさんのお声を聞いたり、お顔を拝見できると思っていたので、病室にいて、ただぼーっと寝ていたりテレビを見たりして過ごしていると、やりきれない思いに駆られちゃいますよ。

私の今の世界全ては、この小さなベッドの上だけだなぁって。

でもね、いつも思うのですよ。

私は、絶対に負けない!試練上等!!受けてたったろうじゃないの!!

そしてこうも思うのですよ。

この先に、どんな面白い未来が待っているんだろう?って。

今、辛いなぁっという思いでいるあなた。

一緒に頑張りましょうよ!

大丈夫、今起こっている出来事は

未来の私たちが幸せになるために必要だから、起こったんだよ!!

私は、今そう思いながらベッドの上で生きています。

右上半身、骨はバキバキ折れまくっているし、胸は穴あきっぱで管通して情けなーい姿ではありますが、、。

でも、看護師さんたちの優しさに毎日救われていますー。

焦ってもしゃーない時はしゃーない!
今できることだけ、やってみましょうか。

退院が決まりましたら、またブログでお知らせしますね。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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