先日、「自分が主役で生きる人生〜アカウンタビリティマインドを育てる〜」というテーマで心理学講座を行いました。
その講座内でご質問を頂き、講座内でお答えできなかった分をブログでお答えしていこうと思います。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
心の成長は連動している
初めまして、秋風と申します。
最近執着の手放しを練習するようになってから急に開放的な気分になり、その頃から自然とアカウンタビリティの考え方が入ってくるようになりました。
心理学のテーマとしては独立したものですが、「手放すこと」が他の「自己肯定感」や「アカウンタビリティ」といった他のテーマを練習しやすくなる気がしました。これらのテーマを実践するのに順番などがあったりするのでしょうか?
最近はすっかり朝晩、涼しくなってきましたね。というわけで、今日のご相談者さんは秋風さんです。
秋風さん、ご相談をありがとうございます。
最近執着の手放しを練習するようになってから急に開放的な気分になり
そうですか!よかったですねー!
執着を手放すと自由が手に入るので、だから開放的な気分になれたのではないでしょうか?
一体、何に対しての執着を手放せたのか、興味あるわぁ〜(笑)
兎にも角にも、手放し、おめでとうございます。
さてさて。
秋風さんは、「手放し」をすることにより、「自己肯定感」を上げること、そして「アカウンタビリティ」の考え方ができるようになってきたというお話のようで、本当にそれはすごいです。
自己肯定感というのは、自分は今のままの自分でいい、というように自分の存在を自分で承認する力のこと。自己肯定する力、自分を信じることができる力です。
アカウンタビリティというのは、自分の人生は自分で選択した結果が目の前に繰り広げられている、という自分の人生は自分次第だのような、誰かのせいにしない生き方のこと。
これらのテーマを実践するのに順番などがあったりするのでしょうか?
順番は特にあるわけではなく、何かの問題にぶつかったときに、それぞれの考え方をすすめたり取り入れながら解決に向かっていく、という感じでしょうか?
ただ、ブログを書き進めてきて気づきましたが、もしかしたら「自己肯定感を上げる」ことがまず最初にくるテーマかもしれません。(← ブログ後半になって気づきましたので、追記しました)
問題解決の進め方
例えばの例で解説していきましょう。
例えばあなたが失恋したとしましょうか。
振られたという事実は、本当に「あなたはパートナーとしてふさわしくないんだ」と突きつけられたような気持ちになり、とても落ち込みますよね。
この時、自己肯定感がダダ下がりになりがちです。
でも、本来、あなたの素晴らしさは付き合う前からも振られてしまった後も全く下がってなんかいないはずですよね。
また、こんな気持ちにもなるかもしれません。
「私をこんなに傷つけて、あいつは悪い奴だ!!幸せになんかなるな!く○ばれ!!」と別れを告げてきた元パートナーを攻めたくなったり。
私が魅力的じゃないからだ、、と自分を攻めたくなったり。
こういった「●●のせいで、私はこんなに悲しい気持ちになっている」と誰かのせいにしていると、その誰かが何かをしてくれない限り、あなたは幸せになれないということになってしまいます。
あなたの人生なのに、誰かにあなたの人生をあけ渡してしまい、あなたに幸せになる力がないことにしてしまっている。
でも、この別れという事実を通して、あなたは何を学べたのでしょうか?
そして、あなたがこんなに悲しいということは、それだけ相手のことを愛していたからではないでしょうか?
その愛する才能というあなたの力を、もっとはっきするにはどうしたら良いのでしょうか?
それは男性心理や、男性の方ならば女性心理をもっと学ことかもしれませんし。
もっと自分の気持ちを上手に相手に伝えるコミュニケーション力を磨くチャンスがやってきたのかもしれません。
そう捉えていくのがアカウンタビリティマインドです。
振られちゃうと、どうしても「前の彼氏(彼女)が忘れられない」と、元パートナーに執着してしまいがち。
それを、時間がかかっても、「出会ってくれてありがとう。私、幸せになるために前を向いていくね!」と手放しを進めていくことで、次に進むことができるようになりますよね。
このように自己肯定感を上げながら、アカウンタビリティマインドを取り入れつつ、手放しをしていくと、同時に進めてはいくのですが、やはり手放しはなかなか難しいですから、割と最後まで取り組むことは多いと思います。
私たちは「それがないと幸せになれない」という思い込みが強くあり、ここに執着してしまうのですよね。
執着の対象はお金だったり、仕事だったり、元のパートナーだったり、親だったり、子供だったり。
そういう意味では、「それがなくても私は大丈夫!」という自己肯定感がないと、手放しはなかなか出来にくいでしょうし。
私の人生は、自分で作っていくことができる、という自信を持つ、アカウンタビリティの考え方をするには、やはり自己肯定感は重要になってきます。
そういう意味では、まずは自己肯定感が出発になるかもしれませんね。(書いていて、私が気づいた感じ)
っということは秋風さん、執着を手放す、というなかなか出来ないことに挑戦され、それが出来つつある(またはすっかり手放せた?)ということは、ラスボスを倒したということ。
だからこそ、なのですが、どうかどうか秋風さん、自信を持ってくださいね。
すごいですよー秋風さん!!
今回のご相談、本当にどうもありがとうございました!