彼の態度を変えたいならば、まずはあなたが変わること

「彼がもっと会ってくれたら、私は寂しくないのに」

「彼がもっと愛情表現してくれたら、もっと幸せなのに」

そんな彼がこうなってくれたら、私はもっと幸せなのに、、そんな気持ちを感じている人はいっぱいいるんじゃないかな。

実はパートナーシップは鏡。あなたが関わり方を変えると、相手の関わり方も変わってきますよ。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

「彼さえ変わってくれたら」は解決に向かわない

私ばかりが彼に合わせている。

私ばかりが尽くしている。

喧嘩すると、「もう別れた方がいいんじゃない?」と別れ話で脅してくる。

もっと愛情表現して欲しいのに、「好き」や「愛しているよ」と言ってくれない。

などなど、温度差を感じてしまうと、ストレスを感じてしまいますよね。

そしてついつい、コントロールしたくなっちゃいます。

もっと私に合わせてよ!

もっと尽くしてよ!

もっと好きっていてよ!

すぐに別れ話を持ち出さないでよ!

そう言いたくなっちゃうかもしれません。

でも、例えば喧嘩をするとすぐに「そんなこと言うなら、もう別れた方がいいんじゃない?」と半ば脅しのような言葉は、「そんなこと言わないでよ!私別れたくないよ。ごめんね。」とあなたの言動をコントロールされているように感じるから、あなたは嫌なんですよね?

そう、誰かにコントロールされるのって人は嫌なんです。

ではどうしたらいいのでしょうか?

自分軸の大切さ

例えば、先の「喧嘩をすると、すぐに別れをちらつかせて彼女に折れさせる」ケースの場合。

私たちは「そんなこと言わないでよ」と伝えたくなります。確かに自分の気持ちを伝えることも大事なこと。

でもそれよりももっと大事なのは、「なぜ彼はすぐに別れ話をチラつかせるのか?」という根本的なことを理解しないと、解決には向かわないのですよね。

別れ話を口にしないこと事態が、根本の解決ではなのです。

別れ話をちらつかせる男性は彼女の惚れた弱みに漬け込むことで、彼女をコントロールしようとしてしまう男性の自信のなさが根本原因ではあるのですが、ここを直視できる男性は残念ながら少ないでしょう。

その自分の弱さを当然見せたくないので、「なぜそんなひどいことを言うの?」と聞いても、「君の態度がそうさせる」と責任転嫁して本当の理由を言えない(というか自覚がないかも)ことは想像できます。

喧嘩をしても、ちゃんと私と向き合って欲しい。すぐに別れ話を持ち出して私をコントロールすることをやめてほしい。

そう思うのならば、「別れ話を持ち出されたら、私はどうするか」をしっかりと伝える必要があります。自分軸で伝えることが大切。

「そう思うんだね。私はまだ別れたくはないし、あなたとちゃんと話し合いたいと思っている。話せる状態になったら私に連絡してほしい。」

そう伝えて、一旦その場を離れます。

「別れてもいいのかよ?」とあくまでも自分のコントロールを続けようとしてくるかもしれませんが、「私は今は別れる気はない。落ち着いたら連絡を頂戴」と姿勢をぶらせないこと。

「じゃあいいよ、もう別れよう」と言われても、「じゃそうしよう!」とまるで売り言葉に買い言葉のように、この場では決して頷かないこと。彼の真意を見極めるチャンスを失うことになりますから。

パートナーシップは鏡

自分が傷つきたくないからと、自分の本心を閉ざしてしまうと、相手も心を閉ざしてしまいます。

逆にこちらがしっかりと気持ちをまっすぐに伝え続ければ、相手もそれに応える姿勢を持つようになります。

多くの男性は「自分を否定される」ことに恐怖心を持っています。
しかしながら、「大切なひとを傷つけたくはない」「幸せにしたい」と思っている男性も大勢います。

あなたが「私はまだ別れたくはない」「ちゃんと話し合いたい」と愛情をまっすぐに伝えることで、男性もそれに応えようと、パートナーのあり方に変化をも至らすことにつながるのです。

人は自分の意思でしか、変わることができません。
私たちがパートナーをコントロールで変えることはできないのです。

そこに絶望感を感じちゃうかもしれませんね。でもがっかりしなくて大丈夫。
あなたには、必ずここに向き合える力がありますから。

あなたには、自分に向き合う力はありますよ。あなたが変わる力も絶対にありますから。

あなたの力を信じましょうよ。大丈夫、できますよ。

だからこそ「彼さえこうなってくれたら」と思うときには、もしかしたら自分自身の振る舞いを見直すチャンスなのかもしれませんね。

あなたのパートナーシップ、応援していますね。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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