いつもいつも上手くいかない恋愛パターンを繰り返す私。
私の何が原因なんだろう!?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
今日は潜在意識の中のあなたのストーリーがあなたの恋愛パターンに与える影響のお話。
いつも続かない恋愛
いつも私の恋愛は長続きしないものばかりだった。
一人目は彼の方から告白されてお付き合いが始まった。
最初はとても優しかった彼。
いつも私を楽しませようとしてくれてた。
LINEもマメにくれていて、私を安心させてくれていた。
でもいつも頃からか、連絡の頻度がだんだんと減ってきた。
そして最後にはこう言われた。
「ごめん、他に好きな人ができた」って。
二人目の彼も三人目の彼も、同じようなパターンで終わりがやってきた。
最初はとても大切にされるのにそのうちに連絡の頻度がだんだんと減ってきたり、会う回数が減ってきたりして、私の不安がどんどんと大きくなっていく。
そして私が彼の一挙手一投足が気になって仕方なくなったり。
または不安感を埋めて欲しい気持ちからではあるのだけれど、彼に怒鳴っちゃったりしちゃう。
「なんでもっと会ってくれないの?」「
「なんでこんなに私を悲しませるのよ?」
「どうして?じゃあもう嫌いになったってこと?」
言葉がドンドン矢継ぎ早に出てきてしまう。
そして、彼に別の彼女ができる、、。いつもそんなパターンばっかり繰り返す。
彼が変わっても同じようなパターンを繰り返すということは、もしかしたら私に何かしら問題があるのだろうか?
でも、どこをどう変えたらいいのか、本当にわからない。
もう正直お手上げ。
あなたの潜在意識の中にあるストーリーとは?
同じような恋愛パターンを繰り返すとしたら潜在意識に何かしらの「思い込み」があり、その思い込みに従ってのあなたの言動、行動に何かしらの原因がある可能性は確かに高いです。
潜在意識は心の97%を占めていると言われていますので、本当に私たちの行動に与える影響力は大きいのは事実です。
ここでは実際のカウンセリングの2つの事例でお伝えしますね。
(どちらも掲載の許可を頂いています)
事例その1 女性性を封印した例
A子さんがカウンセリングにやってきてくれたのは、婚活をしているけれど「A子さんが好意を持つ人からは好かれず、正直どうでもいい、と思うような人からはなぜか好かれる」という、
モテてはいるけれど、結局お付き合いに至らない状況
で八方ふさがり感を感じ、面談カウンセリングにいらっしゃいました。
お話を伺っていくと、A子さんの子供の頃のお父さんはお母さんに対して威圧的だとわかりました。
お父さんはお母さんやA子さんには直接暴力はなかったのですが、お母さんを守ろうとお父さんに対して意見すると叩かれることはあったそうです。
もしも私が強い男の子で生まれてきたとしたら。そうしたらお母さんを助けてあげられるのに。
私が弱い女の子だからだ。だからダメだったんだ。
そんな気持ちから、A子さんは「弱い女性らしさ」を抑圧するようになり、男に負けない強い女性になろうと思ったのでした。

実はこの決意も小さな頃に無意識に決めたことだったので、カウンセリングをしていく中で突然「そういえば、、!」と思い出したように話してくれた感じでした。
A子さんは本当は自分を引っ張ってくれるような強い男性像を求めていたのですが、彼女が弱い女性像を否定していた分だけ、おとなしい依存的な男性が寄ってきてしまっていたのでした。
そう、「姐さん、引っ張ってね、守ってね」といったニーズを持っている、甘えんぼタイプの男性ばかりからアプローチされる現実が展開されていたのです。
更にカウンセリングを続けていくと、今度はお父さんへの本心に気付いていきます。
お父さんのことは、本当は大好きだった。
でも、大好きなお父さんはいつも大好きなお母さんに威圧的な態度をとる。
そしてお父さんに言われるがままのお母さんの手前、お父さんが好きとは到底いうことも、表現することもできなかったのでした。
だからこそお父さんに意見することで、実はお父さんの気持ちをA子さんに向けたかった、、という気持ちがあったことに気付いていかれました。
この気持ちは全くこの時まで自覚すらなかったようで、本当にA子さん自身も驚かれていました。
セラピーでは、A子さんの心の中でお父さんに大好きだった気持ちを伝えてお父さんと繋がっていくセッションをしました。
そしてお父さんとお母さんの間に入って、2人の愛のエネルギーを双方に流していく天使になってもらいました。
そのセラピーの後、A子さんは「そう言えば両親と手をつないで、ブランコのようにして遊んでもらったことがあった」ことを思い出し、お父さんからの愛情も実はあったのだと少しづつ実感することが増えていきました。
そこから少しづつA子さんの持つ女性性に「許し」ができ、出会う男性像がガラッと変わってきました。
その頃になると、面談カウンセリングで会うA子さんの雰囲気も随分と柔らかくなっていきました。
女性性を開くことに許可が出せると、本当に雰囲気が変わるのですね。
事例その2 過去の罪悪感を背負った例
B子さんは、いつも付き合う人に二股掛けられていたパターンが繰り返されたり。
またその当時お付き合いしている人は、実は既婚者の年上男性でした。
結婚したいのに、なぜか結婚できない恋愛ばかりを繰り返してしまう。
どうしてなんだろう?
そう思って悩んで面談カウンセリングに来てくれました。
B子さんのおうちは、田舎で農家をしていました。
いつも休みなく働く両親。
家族旅行なんて、子供の頃一度もしたことはありませんでした。
お母さんはお父さんの両親と同居していて嫁姑問題もあり、いつも辛そうなお母さんの姿しか記憶にありませんでした。
B子さんには弟と妹がいますが、どちらもいまだに結婚をしていません。
弟さんは実家に残って農家を手伝っていますが、B子さんと妹さんは都内で仕事をしていました。
年をとった今でも農家で働く両親。
いつもしんどそうだった母。
弟に実家のことを押し付けたような罪悪感。
自分だけ幸せになっちゃいけない、、そんな罪悪感を沢山感じていて、だからこそ「結婚できないような現実」を自ら作っていたことが、カウンセリングを進めていくにつれわかっていきました。
その罪悪感は「家族に対する愛」があるからこそ、感じることではありませんか?
B子さんが不幸な状況でいても、きっとご両親は幸せではありませんよね。
B子さんが幸せな結婚をすることでB子さんのご両親は喜びを感じられるでしょうし、今後、何かの形でご実家の農業を応援できるかもしれませんよ。
そんなお話でカウンセリングを進めていくと、B子さんは
「罪悪感ではなく、どうやって家族に愛を届けていくかを考える方が意味のあること」
「自分は悪い存在なのではなく、大きな愛を持った存在」
という気持ちに変わって行かれました。

セラピーでは「B子さんが女神として家族を愛を持って見守る」というイメージワークをして、沢山の涙を流されていました。
罪悪感ではなく、愛。
その選択をしようと腹を心から決意をして、罪悪感を感じやすい不倫関係も終わらせることになりました。
今は仕事をしながら「週末ボランティア」活動をしていて、そこで知り合った方と今お付き合いしているようです。
これからどうなっていくのか、いく末が楽しみです。
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潜在意識の中の色々なストーリーがあなたの恋愛パターンに影響を与えていきます。
そこを紐解いていくと、あなたの生き方のパターンが確実に変わり、現実が変わっていきますよ。
あなたのストーリーを見つけていきませんか?
私がそのお手伝いを致しますね。

