アフリカ大陸の古代エジプトも、そこから遠く離れた南米のインカ帝国でも、
太陽を神とあがめた文化がありました。
西洋の女神様も、東洋の菩薩様も「女性性、母性」が元になっています。
インターネットも電話もない時代なのに、同じものが人種を超えて造られるのはなぜなのでしょうか?
そこにユングは注目し、意識下では人は繋がっている、と考えられました。
私もちょいちょい不思議だな~と感じるのは、
同じ日に面談カウンセリングのご予約が入ることが、何度かありました。
例えば5日の15時3分にAさんの週末の面談予約の連絡が来て、同じ5日の16時25分にBさんから次の週の水曜日の面談の予約が入り、同じ5日の16時30分に翌週の週末のCさんの面談予約の連絡が入る、というような現象です。
でも翌日には1本も面談予約の連絡が入らない、、なんてことが。
まるで集合無意識に私の精霊が「沼田さんのカウンセリング、誰かうけなーい?」と声をかけ、
その声を拾った人が予約センターにその日に電話をかけたような感じ。
また1日を通してのカウンセリングは、クライアント様はバラバラなのに、
「あれ?また失恋の話だ。さっきのカウンセリングもそうだった、今日は失恋の話ばかりが続くな~」なんてことも1度や2度だけではありません。
この集合的無意識の考えをカウンセリングでも使うことがあります。
例えばいつもあなたのパートナーシップが、あともう少し!というところで、なぜか相手からの
音信が途絶える、、。
「なぜいつもこんなことになるのだろうか?」と思ってしまいますよね?
こんな時は「あなたから関係性を絶ってしまうことを、誰かにしていなかったか?」
とみていくことがあります。
あなたがいつも「夫は全然私のことわかってはくれない!」と不満を持っていたとしたら、
あなたの周りで、あなたに私のことをわかって欲しい!と思っている人がいる可能性がありますよ?
わかってあげられていない人がいるとしたら、それは誰でしょうか?
まずはその人を理解しようとしてみてください。
なんていうお話をカウンセリングでしたりします。
すると不思議なことに、「夫が最近わかってくれようと変わってきました!」というご報告を
頂いたりします。
本当に人の心の不思議さに触れるお仕事をさせていただき、カウンセリングや心理セラピーは奥が深いなぁ~と思いますよ。